昨今の福祉制度の変化に伴い、事業運営にはこれまで以上に高い効率性と柔軟性が求められるようになりました。しかし、複雑化する制度改定や日々の業務対応に追われるあまり、福祉の本質である「ご利用者様とそのご家族への寄り添い」が二の次になってしまう場面も見受けられます。
私たちはこうした現状を真摯に受け止め、制度の枠組みの中でいかにして「本来あるべき支援の姿」を実現できるか、その原点に立ち返り模索し続けてきました。
Laid-back(レイバック)という言葉には、「のんびりした」「ゆったりした」「おおらかな」という意味があります。
私たちが目指すのは、単に「楽をすること」ではありません。業務の効率化を徹底し、ICTや最新の知見を積極的に取り入れることで、そこで生み出した「心のゆとり」を、ご利用者様と向き合う大切な時間へと還元する。スタッフが心身ともに健やかに、高い志を持って業務に励むことこそが、支援の質を維持する鍵だと信じています。
「私たちの施設名『Laid-back』は、英語の本来の発音では『レイドバック』と読みますが、地域の方々にはより親しみやすく『レイバック』と呼んでいただいております。」
私たちは、「ご家庭との協働があってこその通所施設」という信念を大切にしています。 通所施設は、ご利用者様がご家庭から通われる日中の生活の場です。24時間体制で支え続けるご家族の状況を包括的に捉えなければ、真の自立支援や課題解決には至りません。
こうした環境へのアプローチは、直接的な報酬(加算)には結びつきにくい側面もあり、一見すると効率的ではないかもしれません。しかし私たちは、これがじわじわと生活の土台を整えていく「漢方医学」のように、後になって地域福祉への大きな貢献として実を結ぶ大切なプロセスだと確信しています。
「木(ご利用者様)を見て森(環境)を見ず」とならないように。 人材という「最も重要な環境要素」を磨き、ご家族と手を取り合いながら、誰もが穏やかに過ごせる場所を地域と共に形にしていきます。