【講演題目】HOMFLYPTスケイン代数の次数商と量子ネックレスLie代数
【開催期間】4月10日(金) 16:00〜17:00
【場所】W1-C-514 (トポロジーセミナー)
【講師】軽尾浩晃氏(学習院大学)
【講演要旨】Goldman Lie代数の次数商とネックレスLie代数は代数同型であることが知られており,これは2次元トポロジー由来の代数と表現論由来の代数が交錯する一例である.Goldman Lie代数の量子化としてHOMFLYPTスケイン代数が, ネックレスLie代数の量子化としてSchedlerの量子ネックレスLie代数が考えられており,それぞれ異なる方向性で発展しているが, これらの関係性は今のところ定式化されていない.量子の設定の難しさの大きな原因は, 絡み目の交点や枠(法束の自明化)の情報を扱わなければならないことである.本講演では,HOMFLYPTスケイン代数の次数商とSchedlerの量子ネックレスLie代数が同型であることを示す.これは量子ネックレスLie代数のトポロジカルな解釈およびHOMFLYPTスケイン代数の次数商の基底の記述という双方向の応用を与える.本講演は, 辻俊輔氏(明治大学)との共同研究に基づく.時間が許せば,アニュラスのHOMFLYPTスケイン代数の形式性に関する結果も紹介する.
*備忘録*
C514使用不可日:9/4, 12/11, 1/15, 2/26, 3/12
幾何学セミナー世話人 大津幸男 (otsu_at_math.kyushu-u.ac.jp )
トポロジーセミナー世話人 浜田法行(hamada_at_imi.kyushu-u.ac.jp )