京都ロータリークラブが創立100周年を迎えましたこと、心より嬉しく存じます。京都南ロータリークラブチャーターメンバーだった私は、父のあとを受け、京都ロータリークラブに移籍し60年の月日が経ちました。その間、ガバナーや国際ロータリー理事など、国内外問わずあらゆる役職を経験させていただけたのは、我がクラブのメンバーが御支えしてくれたお陰であると、常に感謝しております。この素晴しいクラブが、次の100年に向け益々発展していくことを念じ、日々活動してまいります。
京都ロータリークラブの会員の皆様、創立100周年を迎えられ誠におめでとうございます。京都RCは、京都の自然と風土、歴史と文化を始め、多くの京都考を求心力に発展して参りました。そして、クラブの歴史と伝統を踏まえ、時代の変化も柔軟に取り入れられた歴代会長の才覚にて、京都RCを日本有数のロータリークラブへと高める事が出来ました。創立100周年を迎え、多くの友人にお集まり頂き、当クラブ会員として恐悦至極にございます。
百 寿 大 輪
京都ロータリークラブ101代、創立100周年を迎える実に偉大な年に会長を務めさせて頂きます。
100年を迎える2025-26年度にはテーマ「百寿大輪」のもと、皆様と力を合わせ 100年を祝う大きく華麗な花を咲かせたい。同時に奉仕の楽しさを知り、笑顔で奉仕が出来れば周りの人を惹きつけより大きな輪が広がって行き、力強く大きくなった輪がより大きな力を生む。
皆様と共に輝かしい100周年を迎えたいと願っております。
国際奉仕は、インドネシアにおける日本住血吸虫症根絶事業に取り組む。青少年奉仕は、京都RC奨学金基金を作り、京都市芸術大学の芸術学部と音楽学部の学生が海外へ留学する資金として、各100万円を支援する。社会奉仕は、100周年の記念碑モニュメントを京都駅に作る。クラブ奉仕は、ロータリーソングを会員の千玄室作詞、そして小椋佳作曲の「励めロータリー」を作り、英語版も含め国内外で広く歌われるように取り組む。
京都ロータリークラブ100周年おめでとうございます。
100周年を迎えるにあたり我々現役会員にとって、まずはこの100年の長きにわたり京都RCをお育てくださった諸先輩方のご努力に感謝をしつつ、次には後輩会員にどのような形の京都RCを継承して行くべきかを真剣に考える時期でもあると思います。ややもすると安易な方向に向かっている世界のロータリーの潮流に流されるのか、ロータリーの原点である「奉仕活動と例会出席」を貫き、京都RCの「伝統と格式」を守るのかの岐路に立っているという自覚が必要な重要な時期であると思います。