更新内容:
2022.6.26 自粛要請第11版に対応
2021.10.1 自粛要請第10版に対応
2021.9.2 自粛要請第9版に対応
2021.7.29 自粛要請第8版に対応
2021.5.31 要請延長に対応
2021.5.16 緊急事態宣言延長による要請延長に対応
2021.4.19 自粛要請第7版に対応
2021.3.31 「新入生勧誘活動について」を追記
2021.3.10 このページを公開
コロナ禍において京都大学から出されている課外活動に関する自粛要請などをまとめたページです。
京都大学からの要請の多くは最新版が京都大学のHPに掲載されています。一部掲載していない内容(詳細な手続きの方法など)もありますので、正確な要請内容などは京都大学のHPより確認してください。
更新が遅れている場合があります。ご了承ください。
※全学共通の対応でのボトムラインを示すもの
※活動の自粛あるいは禁止中、やむを得ず一時的に部室等に立ち入らざるを得ない場合には、感染防止対策の措置を講じ、用事が済み次第、速やかに退出すること。
(a) 全学公認団体の活動で、当該団体に所属する本学学生のみが参加するものであること
(b) 「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第11版)」に記載された場所における活動であること
(c) 活動時間が原則として1日当たり3時間以内(準備・片付けを含む)であるの制限は解除する。ただし、健康に支障のない範囲とすること
(d) 団体での活動の参加人数について、原則として1団体当たり20名以内であるの制限は解除する。ただし、密にならない人数の範囲とすること
(e) 各団体は、構成員名簿に記載された者の体調の記録を行い、活動日の前2週間分について、体温、体のだるさ、咳の有無等を記載した「体調経過観察表」(様式自由)を作成すること
(f) 団体としての活動日の前2週間及び団体としての活動期間中において、家族等を除く複数人でのアルコールを伴う飲食(下宿等での飲食を含む)をしていないこと
(g) 団体において本学が定めた「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第11版)」を遵守した内容の「感染拡大予防ガイドライン」を作成し、大学の承認を得ていること。その際、同ガイドラインにおいて感染拡大防止の責任者を定め、同ガイドラインが守られているかチェックする仕組みについて記載すること
(h) 団体において上記(g)のガイドラインに沿った活動計画を作成し、大学の許可を得ていること
(i) 練習、遠征、試合、公演、集会で宿泊を伴う場合は、複数人が同室とならないようにし、食事の際の感染症対策を講じたうえで、大学の許可を得ること
(j) 有観客での試合、公演、集会などは京都府ホームページの「イベントを開催されるに当たって」に留意して行うこと https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/daikiboevenjizensoudan.html
(k) 部室等への立入りは、物品の搬出入など一時的なもの及び課外活動掛が認めた場合は可
(l) マスクの着用については、令和4年6月1日付「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためのマスクの着用について(通知)」を参照のこと
(a) 学内における本学学生以外の者との合同の活動
(b) 宿泊を伴う練習、遠征、試合、公演、集会など(複数人が同室とならない宿泊の場合は許可することがある。)
(c) 有観客での試合、公演、集会など
(b) 飲食を伴う懇親会・歓迎会などの会合
(c) 家族等を除く複数人でのアルコールを伴う飲食(下宿等での飲食を含む。)
(f) 部室等の使用(物品の版出入などの一時的立ち入りを除く。)
(d) 学内外での対面による新入生勧誘活動(令和4年3月18日付「新入生勧誘活動について」に基づき事前に大学の許可を得た見学及び活動体験であり、「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第11版)」に反しないものを除く)
(e) 活動前後における複数人での飛沫感染の恐れのある行動
(f) 緊急事態宣言地域及びまん延防止等重点措置地域との不要不急の往来
(j) 「まん延防止等重点措置」実施時及び「緊急事態宣言」発令時における他府県等への遠征(対外試合等)・イベント
(g) その他、上記(1)に該当しない活動(オンライン上での活動を除く。)
令和4年6月23日
令和4年6⽉23⽇以降の対⾯を伴う課外活動を⾏うに当たっては、以下の3点への注意が必要となり ます。
⾃分が感染しないこと
他⼈を感染させないこと
感染を拡⼤しないようにすること
1と2は、ソーシャルディスタンスを守る、マスクを着⽤するなど、⼀⼈⼀⼈の⾏動制限が必要ですが、3のためには、⾏動制限だけではなく、誰が、何処で、何をしていたのかを把握する必要が⽣じます。⼤学は感染の拡⼤を防⽌するという社会的責任を負っていますので、課外活動は限定的な解除とならざるを得ないことを理解し、課外活動(オンライン上での活動を除く。)を実施する場合には、本マニュアルを遵守してください。
また、関係者に感染が疑われる場合や感染が判明した場合は、速やかに教育推進・学⽣⽀援部厚⽣課課 外活動掛へ報告をお願いします。
非公認団体が活動する際には、本マニュアルの(2)全学公認団体の活動にあたっての遵守事項、及び(3)全学公認団体の活動における留意事項に準じて活動してください。不明な点があれば課外活動掛にお問い合わせください。
(a) 全学公認団体の活動で、当該団体に所属する本学学⽣のみが参加するものであること
*団体の正式な構成員であっても、他⼤学の学⽣等は参加できません。
(b) 以下の場所における活動であること。
【学内での活動場所】
・北部構内:グラウンド(ライフル射撃場を含む)、⾺場
・吉⽥南構内:グラウンド、テニスコート、学⽣集会所(部室を除く)
・⻄部構内:プール、⾃動⾞部ガレージ、総合体育館(地階トレーニングルームを除く)
・薬学部構内:バレーコート、硬式テニスコート、⼸道場、アーチェリー場、相撲場
・その他:宇治グラウンド、⽯⼭艇庫、瀬⽥艇庫、⼤津ヨット艇庫
*上記以外の場所での活動は認められません。ただし、事前に大学に申請し、特定の場所で一時的に活動する場合は許可することがあります。
*上記施設の使用可能時間は、8時から20時30分まで(ただし、総合体育館及び学生集会所は、平日は9時から20時30分まで、土・日・祝日は9時から18時30分まで)とします。
【学外での活動場所】
・屋外
・屋内:施設管理者が常駐し感染対策を実施している公共施設、体育施設に限定
*上記の場所での活動は、活動計画書に記載し許可を得たものに限ります。
(c) 活動時間が原則として1⽇当たり3時間以内(準備・⽚付けを含む)であることの制限は解除する。ただし、健康に支障のない範囲とすること
(d) 団体での活動の参加⼈数について、原則として1団体当たり20名以内であることの制限は解除する。ただし、密にならない人数の範囲とすること。
(e) 各団体は、構成員名簿に記載された者の体調の記録を⾏い、活動⽇の前2週間分について、体温、体のだるさ、咳の有無等を記載した「体調経過観察表」(様式⾃由)を作成すること
*2週間の経過観察ができていない構成員は、活動に参加できません。
*「体調経過観察表」の提出を求められた場合は速やかに提出してください
(f) 団体としての活動⽇の前2週間及び団体としての活動期間中において、家族等を除く複数⼈でのアルコールを伴う飲⾷(下宿等での飲⾷を含む)をしていないこと。
(g) 団体において本マニュアルを遵守した内容の「感染拡⼤予防ガイドライン」を作成し、⼤学の承認を得ていること。その際、同ガイドラインにおいて感染拡⼤防⽌の責任者を定め、同ガイドラインが守られているかチェックする仕組みについて記載すること
*課外活動は多岐にわたることから、本マニュアルを遵守しつつ、以下のガイドライン等を参考に、各団体で課外活動を段階的に再開するに当たっての感染拡⼤予防対策や活動計画を盛り込んだガイドラインを策定してください。
★⼤学等の感染症拡⼤予防のためのガイドライン(改定版)(京都府) https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/documents/20211222guideline-daigaku.pdf
★スポーツ関係の新型コロナウイルス感染拡⼤予防ガイドラインについて(スポーツ庁) https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop01/list/detail/jsa_00021.html
★スポーツイベントの再開に向けた感染拡⼤予防ガイドライン(⽇本スポーツ協会) https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid1278.html
★合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡⼤防⽌のガイドライン 第3.1版 https://jcanet.or.jp/index.html
(h) 団体において上記(g)のガイドラインに沿った活動計画を作成し、⼤学の許可を得ていること
以下の事項を必ず遵守して活動を実施してください。違反が認められた場合には、 団体の活動を停⽌させることがあります。
・本学の許可を受けずに活動をしないでください。
・別紙「活動記録」に記載の確認事項のいずれかに該当する者は活動に参加できません。また、感染が疑われる等の情報を知り得た場合には必ず速やかに課外活動掛に報告してください。
・個⼈の意思による不参加を認め、参加の強要や不参加による不利益な取扱いをしないでください。
・本⼈が希望しても体調不良者は参加させないでください。
・学内における本学学⽣以外の者との合同の活動は認められません。
・当⽇参加できる学⽣以外の指導者(顧問教員を含む)は2名までとしますの人数制限は解除します。
・宿泊を伴う練習、遠征、試合、公演、集会などは認められません。で宿泊を伴う場合は、複数⼈が同室とならない宿泊の場合は許可することがありますようにし、食事の際の感染症対策を講じたうえで、大学の許可を得てください。
・有観客での試合、公演、集会などは原則として認められません京都府ホームページの「イベントを開催されるにあたって」に留意して行ってください。https://www.pref/kyoto.jp/kikikanri/daikiboeventjizensoudan.html
・飲食を伴う懇親会・歓迎会などの会合は認められません。
・団体としての活動⽇の前 2 週間及び団体としての活動期間中において、家族等を除く複数⼈でのアルコールを伴う飲⾷(下宿等での飲⾷を含む)は認められません。
・部室等への⽴⼊りは物品の搬出⼊など⼀時的なもの以外は認められません及び課外活動掛が認めた場合は可とします。
・学内外での対面による新入生勧誘活動(令和4年3月18日付「新入生勧誘活動について」に基づき事前に大学の許可を得た見学及び活動体験であり、「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第11版)」に反しないものを除く)は認められません。
・活動前後における複数⼈での⾶沫感染の恐れのある⾏動は慎んでください。
・緊急事態宣⾔地域及びまん延防止等重点措置地域との不要不急の往来は避けてください。
・「まん延防止等重点措置」実施時及び「緊急事態宣言」発令時における他府県等への遠征(対外試合等)・イベントは原則として認められません。
・⼈と⼈との間隔を基本的に2m(短時間でも最低1m)以上確保して活動を⾏ってください。
・活動開始までは必ずマスクをの着⽤してください。開始時には外してもよいですが、常時2m 以上のソーシャルディスタンスを保ち、保管は個⼈でしてくださいについては、令和4年6月1日付「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためのマスクの着用について(通知)」をご参照ください。
・待ち時間も含め、密集、密閉、密接の禁⽌を徹底してください。
・屋内での活動は、可能な限り常時換気に努め、常時換気が困難な場合はこまめな換気(30分に1回、5分程度2方向の窓を開ける)など、十分な換気を徹底してください。
・ミーティング等はオンラインを活⽤して⾏い、対⾯では⾏わないでください。
・掛け声をかけることを含め、⼤きな声を出さないでください。
・物品の共⽤は避けてください。また、課外活動掛での物品の貸出しは当⾯⾏いません。
・更⾐室及びシャワーは可能な限り使⽤しないでください。やむを得ずを使⽤する場合は、⼈と接触することのないように注意し、使⽤後の消毒を各⾃で確実に⾏ってください。(消毒薬は北⽩川スポーツ会館(平⽇のみ)及び体育館事務室に⽤意しています。)
・学外の施設を使⽤する場合は、本マニュアル及び当該施設の感染防⽌対策を遵守して使⽤してください。また、学外施設への移動は、各⾃がマスクを着⽤したうえで、複数⼈固まっての移動とならないよう注意してください。
1) 各団体は、(1)の(g)「ガイドライン」を顧問教員の承認を得た上で、別紙「構成員名簿」「体調経過観察表」(活動⽇⼜は提出⽇の前 2 週間分。2 週間未満のものしか提出できない場合は、活動⽇初⽇の翌⽇に活動⽇前 2 週間分の体調経過観察表を再度提出すること。)とともに活動開始⽇の2週間前までに課外活動掛へ提出し、本学の承認を得てください。
*構成員名簿に⽒名を掲載された者の活動のみ認めます(新⼊⽣を含む)。
*団体の学⽣以外の指導者についても、構成員名簿に記載してください。
*団体において連絡体制を構築するとともに、課外活動掛との連絡責任者を定め、構成員名簿に記載してください。
*別紙「活動記録」に記載の確認事項のいずれかに該当する者が活動する場合は、課外活動掛に相談してください。また、感染が疑われる等の情報を知り得た場合には必ず速やかに課外活動掛に報告してください。
2) 各団体は、毎⽉、当該⽉の活動初⽇の1週間前までに、別紙「活動計画書」を課外活動掛へ提出し、本学の許可を得てください。
*既に活動許可を得ている場合であっても、新型コロナウイルスの感染の状況等によっては、当該許可を取り消すことがあります。
3) 各団体は、別紙「活動記録」を活動⽇ごとに作成・保存し、提出を求められた際には課外活動掛へ提出してください。
*「活動記録」には活動⽇当⽇に参加した指導者や顧問教員なども含めてください。
4) 1) 〜3)の書類の提出については、すべてメールで⾏ってください。
*提出した書類の記載事項に変更が⽣じた場合はその都度提出してください。
*活動計画を変更し、活動しなかった場合でもその旨報告してください。
◎ 京都大学構内では引き続きマスクの着用をお願いします。ただし、次の場合は除きます。
・ 屋内(建物内)で研究室などに一人でいる場合。
・ 屋内でスポーツを行う際、身体的距離(2m以上を目安)を確保でき、会話をほとんど行わない場合(熱中症予防の観点から)。
・ 屋外で、通勤・通学など移動の際、身体的距離(2m以上を目安)を確保でき、会話をほとんど行わない場合(熱中症予防の観点から)。
・ 屋外でスポーツを行う際、身体的距離(2m以上を目安)を確保でき、会話をほとんど行わない場合(熱中症予防の観点から)。
◎ 通勤・通学中など構外においては、内閣府の基本的対処方針に基づく対応によって行動してください。
(編集者による内閣府の基本的対処方針からの抜粋)
・屋内において、他者と身体的距離(2m以上を目安)がとれない場合、他者と距離が取れるが会話を行う場合、屋外において他者と距離がとれず会話を行う場合は、マスクの着用を推奨する。
・マスクは不織布マスクを推奨する。
・屋内において他者と身体的距離が取れて会話をほとんど行わない場合は、マスク着用は必要ない。
・屋外において、他者と身体的距離が確保できる場合、他者と距離が取れない場合であっても会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要なく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、マスクを外すことを推奨する。
新型コロナウイルス感染防止対策として、「課外活動の自粛要請について(第10版)」において「学内外での対面による新入生勧誘活動」については自粛を要請しているところですが、令和4年4月1日から、感染拡大防止対策を講じた上で、下記のとおり「学内外での対面による新入生勧誘活動」の一部を例外的に実施できることといたします。
(1)応援団を主催とし、対面での新入生勧誘活動・団体紹介の場として、例年とは形態が異なりますが勧誘ビラを配布する「ビラ紅萠祭」を開催することとなりました。開催日時は、4月4日(月)・5日(火)・6日(水)の各日午前10時から午後2時までの間で、開催場所は吉田南グラウンドです。この主催団体である応援団に事前に手続をした全学公認団体に限り、応援団が定める「ビラ紅萠祭感染防止マニュアル」を遵守の上、上記日時・場所でのビラ等の配布を認めます。
2)(1)以外に対面を伴う新入生勧誘活動の一部を例外的に実施できる条件は、以下のとおりとします。
(a) 事前にオンラインで各団体に申込みを行った本学学生が見学及び活動体験に参加するものであること。
(b) 見学及び活動体験を実施できる団体は、大学の活動許可を得ている全学公認団体に限ることとし、見学及び活動体験の実施について団体としてのルールを策定し、事前に大学の許可を得ること。
(c) 見学及び活動体験当日の施設への入場時に、非接触型体温計で体温が37.5℃未満であること及び体のだるさ、咳が無いことを確認し、氏名・所属・連絡先・入場時間・退場時間等を必ず記録し団体で保管しておくこと。
(d) 見学及び活動体験に際しては、常時マスクの着用、手洗いの励行、こまめな換気、2m以上の対人距離の確保をはじめとする適切な感染予防対策を実施すること。
(e) 見学及び活動体験の受入れ人数は、事前予約をするなどして密にならない人数とすること。
(f) 見学及び活動体験後は速やかに解散させること。
(3)対面を伴う新入生勧誘活動について、感染防止の観点から以下については避けてください。
(a) (1)を除く学内外におけるビラ等の配布(置きビラを含む)
(b) 学内外における対面での勧誘行為
(c) 飲食を伴う勧誘行為や懇親会
(過去2週間における以下の事項の有無)
ア、 平熱を超える発熱
イ、 咳、のどの痛みなど風邪の症状
ウ、 だるさ、息苦しさ(呼吸困難)
エ、 嗅覚や味覚の異常
オ、 体が重く感じる、疲れやすい等
カ、 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触の有無
キ、 同居家族や身近な知人に感染が疑われる者がいる場合
ク、 政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
確認事項ア〜クに該当する者は活動に参加できません。該当する者が活動場所等に来た場合、速やかに課外活動掛に連絡すること。
上にあるものほど新しい
※ 令和3年8月4日に出されたものです。京大HPに掲載されているPDFへのリンク
学生、教職員等のみなさんへ。
新型コロナウイルス感染症が、再び京都市を含む関西全域にも急拡大しています。
今回の感染は、以前に比べ比較的若い世代に拡大しており、皆さんの生活においても一段と高い警戒をお願いいたします。
特に、これから夏季休業期間に入るので、できるだけ早く多くの学生、教職員等の方々にワクチン接種を行っていただくようお願いしたいと思います。
ワクチン接種は、各人の感染防御のみならず、地域・家庭やキャンパスにおける感染拡大リスクを抑えるために非常に重要であり、特に感染急拡大期にある現在は、時間との競争だと考えます。本学では、先月から学生、教職員等を対象としたワクチンの大学拠点接種を附属病院の会場において独自に実施しています。また、接種に伴う副反応への対処についても、必要な情報提供や相談体制を整えています。
ワクチン接種は、強制されるものではありませんし、接種の有無によって大学において何ら異なった対応をとることはありません。しかし、キャンパスを中心とした感染拡大の防止効果を高めるためには、出来るだけ多くの学生、教職員等が接種を受けることが重要となります。もちろんワクチンは決して万能というわけではないので、マスク着用や三密の回避などの感染防止対策も、これまで通り続けていただくようお願いいたします。
秋からの新学期に向けて、キャンパスにおける学生相互や教職員との交流による実りある教育研究活動が維持できるよう努力を続けてまいりますので、引き続きみなさまのご協力をお願いいたします。
※ 令和3年2月28日に出されたものです。京大HPに掲載されているPDFへのリンク
学生のみなさんへ
昨年末から勢いを増した新型コロナウイルス感染症も、ようやく沈静化の兆しが見えてきました。この1月には全国的な感染症の急拡大を受け緊急メッセージを出させていただきましたが、今日まで皆さん一人ひとりに適切な行動をとっていただいたため、幸い本学からは感染クラスターの発生はありませんでした。皆さんのこれまでの協力に、改めて感謝します。
この間、大学の授業は大半がオンラインでの実施となりました。学生の皆さんと教員の努力によって、新しい授業スタイルの可能性が開かれた反面、大学生活において最も重要な、学生と教員が同じ時間と空間を共有することによって交流し刺激し合う機会が失われていることは否めません。
この教育の重要な機会を少しでも早く取り戻すために、来る新学期からは、オンラインでの形も残しつつ、積極的に対面授業を行う予定です。また、昨年中止せざるを得なかった卒業式、学位授与式、入学式についても、感染防止の配慮を充分行った上で、従来の対面形式で執り行う予定です。感染はまだ完全には終息しておらず再拡大のリスクも否定できないので、従来の様式に戻しながら予防対策の強化も引き続き進めていきます。皆さんも、適切なマスクの着用など、日常の基本的な感染防止対策を継続していただくようお願いします。
これまでほぼ1年に亘り制約された学生生活の中で、生活リズムの変化や学修への不安など、皆さんには精神的にも大きな負担が生じているのではないかと思います。心身の不調や学業上の不安などがあれば、身近な仲間や教員あるいは学生総合支援センター、各学部・研究科の相談窓口に躊躇なく相談してください。皆さんの学生生活が有意義なものになるよう、最大限の努力をしていくつもりです。
※ 令和3年1月22日に出されたものです。
先般、一般の方から本学学生の課外活動中にマスクを着用しない状態で複数人が会話をしているといった苦情が複数件寄せられました。
活動を再開している全学公認団体においては「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第5版)」を遵守したガイドラインを作成した上で活動頂いていると思います。
そのガイドラインで、原則マスクを着用して活動することを約束いただいていますが、団体内で再度注意喚起いただくようお願いします。
マスクの不着用は、新型コロナウイルスの感染拡大につながる可能性があり、周囲の人にも不安を与えます。不織布マスクを着用することが望ましいですが、活動に合わせて適切なものを選ぶようにして、マスク着用を遵守いただくようお願いします。
(編集者による補足)
「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル(第5版)」において、活動開始時にはマスクを外してもよいと明記されており、「原則マスクを着用して活動することを約束いただいています」が何を指すのかは不明。
※ 令和3年1月12日に出されたものです。京大HPに掲載されているPDFへのリンク
昨年末から首都圏における新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し、現在では関西圏にも拡大波及しています。コロナウイルスは極めて感染性の高いウイルスであり、主な感染経路は経口飛沫感染です。従って、感染防止の基本は、不織布マスクをはずした状態での第三者との近距離での会話や食事(会食)を避けることに尽きます。これは相手が誰であるか、どのようなシチュエーションであるか、昼か夜か、を問いません。ウイルスに言い訳は通用しません。もし皆さんが感染した場合には、たとえ皆さん自身は 無症状や軽症であったとしても感染拡大の起点になり、高リスクの人々に深刻な病気をもたらす危険性があることを強く肝に銘じて下さい。今上記の基本を忠実に守った生活を送ることが、少しでも早く本来の自由で活発な大学生活を取り戻すための必須条件です。皆さんの、京大生としての良識と自覚を信頼しています。
※ 令和2年6月25日に出されたものです。京大HPに掲載されているPDFへのリンク
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が京都大学のキャンパスライフにきわめて大きな影響を与えていることは、学生諸君自身が身にしみて実感しておられることかと思います。正課の授業がほぼオンラインで行われていることだけでも、それへの対応に苦慮されていることでしょう。アルバイトの減少などで経済的な面での不安を抱えている方や新しい人間関係を作れず孤独に苦しんでいる方もおられます。コロナ禍のなかで、京都大学はその教育活動を継続するとともに、「緊急学生支援プラン」(5 月 20 日)をはじめとした出来る限りの学生支援を実施しているところです。
しかし、課外活動については3月31日に「課外活動の自粛及び施設使用の一時停止について」を発出して以来、ほぼ三ヶ月にわたって、本学は「公認・非公認を問わず学内外でのすべての課外活動」の自粛をお願いしています。多くの学生諸君のキャンパスライフにとって、課外活動は非常に重要な意味を持っています。若い人々の経験・視野を広げ、同輩・先輩・後輩・OBOG との人間的な絆が人生の豊かさをもたらすという、広義での教育的な意義を課外活動が持っていることは明らかであり、本学は出来る限りのサポートをしたいと思っています。しかし、現時点では、残念なことですが、今しばらく課外活動の全面的な自粛を要請せざるをえません。それには 2 つの理由があります。
一つには、言うまでもないことですが、現在も新型コロナウイルス感染症の終息にはとうてい至っていない以上、学生諸君自身の健康を危うくすることは可能な限り避けなければ ならないからです。それだけでなく、若く健康な学生諸君はウイルスに感染していても発症しないことも多く、それと知らぬ間に感染を拡大させてしまうかもしれないのです。課外活動の多くはいわゆる「三密」を伴いやすく、学生諸君みずからが感染する危険とともに、感染拡大のきっかけとなる蓋然性は高いのです。
二つ目の理由は、正課の授業との関係によるものです。上に述べたように、課外活動には教育的な意義がありますが、教育機関としての大学において正課を超えたプライオリティを持つと言うことはやはりできません。本学は現在、ごく一部のどうしても必要な科目を別にすれば、ほとんどの授業を対面ではなくオンラインで実施しています。学生数が多くその出身地も全国にわたる本学では、対面授業は、初等中等教育の場とは異なり、全国各地にいる学生諸君を狭隘なキャンパスに呼び寄せ密集させることとなるため、その実施には慎重にならざるをえないからです。ましてや課外活動については、その緩和には正課の授業以上の慎重さが求められているのです。
学生諸君が課外活動への熱い想いをもって再開に向けたさまざまな準備を進めていることも承知しています。また、社会の活動全般が緩和に向かっているかに見える中で、多くの学生諸君が焦燥感に駆られていることも当然のこととして理解できます。本学は、これらの想いも受けとめつつ、課外活動の緩和について慎重に検討を続けます。しかし、現時点では、上述の理由から、学生諸君に対して、当面の間、すべての課外活動を引き続き自粛するように強く求めます。学生諸君には十分な理解、賢明な判断、そして適切な行動を期待しています。
※ 令和2年3月31日に出されたものです。京大HPに掲載されているPDFへのリンク
本学は令和2年3月25日付の「新型コロナウイルス感染拡大防止の下での授業の実施について」通知において、正課の授業について、終了後は学内に留まらず帰宅し自宅で事前・事後学修するよう学生諸君に要請しています。このことを踏まえ、課外活動についても、新型コロナウイルス感染拡大を招く機会となり得ることから、当面の間、公認・非公認を問わず学内外でのすべての課外活動を自粛するように強く要請します。
(中略)
なお、やむを得ず一時的に部室等に立入らざるを得ない場合はあると思いますが、その場合には可能な限りマスクを着用、入室前の手洗い又は消毒を徹底する、部屋の換気に努める、人と人との距離(互いに手を伸ばし触れない程度)を取るなど、感染拡大防止に努め、用事が済み次第速やかに帰宅してください。
また、感染拡大防止にとって新学期当初が重大な時期であると考えられます。新入生への歓迎・勧誘活動に関わる以下の行為については絶対に控えてください。
・学内外での対面による勧誘活動を行うこと。
・新入生等へビラの配布することやビラを教室等に置くこと。
・新入生の出待ち等をして行列を作ること。
・懇親会(新歓コンパ)など飲食を共に行うこと。
一人一人の「感染を防ぐ」という意識や行動が、ウイルスの感染防止に必要です。京都大学として学生生活にとって正課以外に課外活動も重要な意味を持っていることは理解しています。しかし、現在、すでに感染経路の不明な患者の増加している地域の散発的な発生、感染源が分からない患者数の継続的な増加が見られる中、諸君が優先すべきことは何なのかを改めて考えてください。学生諸君の十分な理解と賢明な判断を期待しています。