NちかParty
Part2氷ノ山(撤退)
Part2氷ノ山(撤退)
Nちかです。昨年のリベンジとして挑戦した氷ノ山。再び撤退という結果になりました。結果論、この山行は続行しなくて正解でした。
日程:11/2-3
メンバー:Nちか(CL) SKK(SL) M谷(食当) S原(装備)
入山まで
S竹が体調不良のため、上記の4人で行くことになった。ニコニコレンタカー大津南郷店でトヨタのパッソという車種を借りる。20時集合としていたが、CLは30分遅れてBOXに到着。買い出し、装備確認を済ませ、21:30出発。広めの下道を走って25:10着。au、SoftBankともに電波あり。先客は2,3台ほど。トイレも登山届入れもあり。星空も見えていい感じ。
5:07 出発
4:30起床。朝食をとったり、準備を行う。装備分配はM谷→CLに水2 Lのみ。入山後1時間は下道歩きのため、CLとSKKは普段靴のまま行く。オーダーはSKK、M谷、S原、CLとした。5時出発を予定していたが、7分遅れた。また、出発した瞬間にS原がテントマットを車に置いてきたことが発覚し、間一髪テントマットを回収した。まだ暗く、吐息が白くなるほど冷えたが、登山にはちょうどいいと感じた。
CLとS原は前年度のHOT partyで氷ノ山に来ており、ルートもほとんど同じであったため、見覚えのある道を進むこととなった。
5:50 道間違え
舗装路を進んでいたら、幅が狭く、背の高い草に挟まれた道に入っていた。方角もずれていて、道間違いを疑い始めた時、SKKが道を間違えたと申告。YAMAPを見ると、確かに別の道に入っていた。引き返したら、もう一本舗装路があったため、これを進む。暫くして草むらのような道と合流した。その時、いま通った道もルートとは異なる道であったことをSKKが指摘した。合流した草むらのような道が正しいルートだったらしい。YAMAPにも地形図にも、この舗装路は記載されていなかった。言い訳にはなるが、この舗装路は荒れておらず、細くもなかったため、地形図やYAMAPが地図情報を更新していなかっただけだと考えられる。しかし、方角やYAMAPをよく確認していれば回避できたはずの道間違えではあった。下道で油断していたところもある。
6:00 事案発覚
道間違えの直後、広めの草むらのような場所に出た。雨がぱらついてきており、出発から1時間経ったこともあり、セパを着つつレストをとることにした。空も少しずつ明るくなり、高丸山と思しき笹原の稜線が姿を現し、期待に胸を躍らせていたその時。「セパがありません」とM谷。ザックをひっくり返しても、他のメンバーのザックにも見当たらない。予備のセパなど持っているはずもない。当然山行の続行は不可能である。車内にセパを置いてきた可能性にかけて車に戻る。
6:54 駐車場着
紅葉で着飾った氷ノ山を横目に撤退濃厚の中来た道を戻る。駐車場に着きセパを探すが、見当たらず。車の下にもない。ワークマンは往復2時間。詰み。
こうして撤退が確定した。
その後
その日は雨予報がなく、紅葉もピークだったため、最寄りのコンビニでビニールのレインコートを購入し、日帰りで氷ノ山に登ったり、昨年に続いて鳥取砂丘に行ったり、香川でうどんを食べるなど、大学生らしく車旅行を楽しんだ。M谷のセパはBOXにあった。出発直前、コッヘルを入れるときにザックに戻し忘れたらしい。
11/3 氷ノ山は初冠雪を記録した。
反省
本山行は、撤退の主原因たる装備忘れ以外にも、時間への意識の低さ、道間違えなど、追及すべき点が複数あった。
・セパ、ヘッドライト、地形図、熊スプレーなど、すぐに取り出せる装備は目視で確認する。
・決められた時間の中で行動する。その上で余裕をもって行動できるようにする。
少なくとも上記2点は今後の山行で意識したい。