こんにちは、CLのK浦です。今回は北アルプスのマイナー山域である烏帽子岳~船窪岳に行ってきました。最終日は非常に良い天気に恵まれました。
日時:9/22-24
参加者:K浦(CL)、Nちか(SL)
行程
[Day1] 行動時間6:35
6:43 高瀬ダム 入山
8:10 権太落シ Rest
9:11 Rest
9:40 三角点
10:41 烏帽子小屋 CS1
11:55 ニセ烏帽子岳
12:19 烏帽子岳 Rest
13:07 ニセ烏帽子岳
13:19 烏帽子小屋 CS1
[Day2] 行動時間7:14
5:01 烏帽子小屋 CS1
5:14 ニセ烏帽子岳
6:09 南沢岳 Rest
7:26 Rest
7:55 不動岳
9:02 Rest
10:04 船窪岳第2ピーク Rest
11:21 船窪岳 Rest
12:15 船窪小屋テント場 CS2
[Day3] 行動時間3:22
6:09 船窪小屋テント場 CS2
6:21 七倉岳
7:15 Rest
9:31 七倉山荘 下山
入山前
松本駅で合流し、信濃大町のカプセルホテルで前泊。温泉付き。信濃大町駅に登山届ポストがあった。入山日は裏銀座登山バスの始発で七倉山荘まで。七倉山荘から高瀬ダムまではタクシー。ほぼ専用みたいなのが待機しているので予約不要。4人乗りが2600円、8人乗りが4200円。基本相乗りなので少人数でも安く済む。タクシーの相乗り待ちの時間に運転手さんから濁沢の丸太橋が流されたとの情報を得た。通行している人は結構いるらしいが見てみるまでわからない。
6:43 高瀬ダム 入山
歩くと大変な道も車なら一瞬。待ち時間に入山準備は済ませておいたのですぐに入山する。
濁沢の登山道を歩いていると、丸太橋が架かっていたであろう場所に到着した。その場所では渡渉は厳しいのでマシな場所を探して30分ほどさまよった。結局ほかの登山者が渡っていた写真の場所で渡渉。奥から手前に真ん中の石を経由してジャンプ。
8:10 権太落シ Rest
ブナ立尾根をいいスピードで登っていく。最初に急階段を上る場所があり、恐ろしさを感じた。しかしそれ以降は通常の範囲での急登で安心した。権太落シまで上がってレストした。
9:11 Rest
いい感じの時間の時にいい感じの場所があったのでレストした。傾斜はだんだんと緩くなってきている気がする。
9:40 三角点
特に何もなかった。レストしている人が結構いた。だんだんと木が低くなり烏帽子岳や南沢乗越が見えてきた。さすがに疲労もたまってきていて、CLは二日前に攣った場所が攣りそうになっていた。
10:41 烏帽子小屋 CS1
小屋まで標高100mを過ぎたころついに足が攣った。結構がっつりいってしまい、5分ほど格闘してようやく治った。もう攣らないように気を付けながらペースを落としていった。小屋についてたら受付をしてテントを建てる。結構なテントがあった。そういえば翌日は文化の日らしい。レストとすこし靴ずれしたらしいNちかの治療もして11:30頃出発した。
11:55 ニセ烏帽子岳
サブザックなので足取りはとても軽い。しかしガスが結構出てきて雲行きが怪しい。烏帽子岳は見えない。
12:19 烏帽子岳 Rest
すぐ下に来るまで位置すらわからないほどのガスだった。烏帽子岳の岩場は短く足場も鎖もあるので難易度は高くない。山頂はある程度広い場所と、二人ほどしかいられない本当の山頂があった。ガスは時折よく晴れたが立山方面は終始ガスだった。
立山はガスの奥
ぬいどりNちかと水晶、薬師など
13:07 ニセ烏帽子岳
行よりましな天気で烏帽子岳の姿が拝めた。
13:19 烏帽子小屋 CS1
それぞれダラダラ時間をつぶす。16時前からそれぞれCLは炊事を、Nちかは天気図を始めた。夕飯のガパオライスは結構な出来だったが、炊飯は完全に失敗し食えないレベルの生米が残っていた。ガスヘッドが最後まで回っていなかったので多分それが原因である。CLが責任もっておかゆにして食べた。三島のゆかりが役に立つ。夕飯を終えた後水の残量を確認し、二人で5L買った。雨水を強めの塩素消毒しているらしく、結構おいしくない。Nちかは生じゃ飲めなかった。CLは飲んでいたが煮沸推奨。
5:01 烏帽子小屋 CS1
朝からは結構冷え込む。朝露でぬれたテントが冷たかった。ガスは昨日に比べるとだいぶ少なかったが全然ある。
三ッ岳
5:14 ニセ烏帽子岳
烏帽子岳には薄くガスが掛かっていたが、いい感じの景色。南沢岳までは池が点在していたりして、なかなか雰囲気のいい道。
6:09 南沢岳 Rest
だんだんとガスは晴れてきて、烏帽子岳の後ろ姿などいろいろ見えた。レストした。南沢岳を超えた後はザレた危険地帯が続く。写真のように崖が近くロープもない場所があった。距離を開けて慎重に進まないといけない場所が多く通過に時間がかかる。
7:26 Rest
通過に予想以上の時間がかかり、山頂につかないまま一度レストにした。黒部峡谷と立山が見えていい景色である。
7:55 不動岳
ザレて白いピーク。全方位の山が見えた。船窪岳付近の斜面の白さが半端ではない。ここ以降は時折槍穂高連峰も望めて気分が上がった。
9:02 Rest
狭い道が続きなかなかレストができない中ようやく場所を見つけられた。
10:04 船窪岳第2ピーク Rest
登り返しがきつかった。山頂で七倉方面から上がってきた日帰りで周回する人達に会った。今日は5組ほどとすれ違った。ここからの下りは険しく、所によってはロープなしでは下れないほどだった。
11:21 船窪岳 Rest
船窪岳から気を抜けないところが続き、時間もかかってかなり疲弊した。手前のナイフリッジは、すぐ下が森林ということもあってそれほど怖くなかった。
船窪岳と第2ピーク間のコルから。
ナイフリッジ
12:15 船窪小屋テント場 CS2
道は歩きやすくなったがシンプルに標高を上げるのがつらかった。ついたらテントを立て荷物を中に入れてから小屋に向かう。15分くらい。小屋で受付を済ませた後はラーメンを頂いた。戻ってからは昨日と同じようにそれぞれ時間をつぶして炊事と天気図をした。炊飯は昨日の反省を生かして上手にできた。明日は昼過ぎのバスに乗ることにして、早起きする必要はないので5時起きとした。
6:09 船窪小屋テント場 CS2
今日は急ぐ必要もないのでこの時間の行動開始。テン場からは槍や薬師が見える。
6:21 七倉岳
5分ほど寄り道したところにある七倉岳に登る。今日はしっかりと晴れていて、北アルプスの山々はもちろん八ヶ岳や富士山も見えた。
7:15 Rest
景色のいい場所でレストした。
9:31 七倉山荘 下山
水分補給だけ定期的にしつつ下った。間に合う予定のなかった9:36のバスに間に合ってしまった。わざわざ4時間待つのもおかしいので乗って帰った。
下山後
松本の温泉に入った。その日のうちに鈍行で京都に帰った。
Nちか:いい山行ができてよかったです。来期はCL頑張ってね。