こんにちは、K浦partyは白根三山に行ってきました。全員元気に下山できて一安心でした。
日時:8/3-8/6
参加者:K浦(CL)、OZK(SL)、M松(食補)、T山(装備、不参加)、S原(装補)、A本(食当)、Y田(客人)
行程
[Day1] 行動時間5:18
8:53 奈良田温泉 入山
9:19 奈良田第一発電所
10:05 奈良田第一発電所(再出発)
10:46 大門沢登山道入り口 Rest
11:48 Rest
12:54 Rest
14:06 大門沢小屋 CS1
[Day2] 行動時間7:35
4:10 大門沢小屋 CS1
4:54 Rest
5:49 Rest
6:36 Rest
7:37 Rest
8:24 大門沢下降点 Rest
9:23 農鳥岳 Rest
9:52 Rest
10:36 西農鳥岳 Rest
11:35 農鳥小屋 CS2
[Day3]
農鳥小屋沈
[Day4] 行動時間6:32
9:19 農鳥小屋 CS2
9:51 西農鳥岳
10:28 農鳥岳 Rest
11:51 Rest
12:46 大門沢小屋 Rest
14:10 Rest
15:51 奈良多温泉 下山
8:53 奈良田温泉 入山
CL以外はそれぞれ静岡にきてN川のありがたい送迎により奈良田へ、CLは甲府の快活で一泊したのちJRとバスで奈良田に行きメンバーと合流した。CLが30分ほどおくれて到着したが装備分配は先にしておいてもらったのでCLが持つ分だけもらって出発した。
9:19 奈良田第一発電所
ここまでは完全な下道歩き。蝉がうるさかった。発電所に到着したところでT山が頭痛があり歩くのがつらいとのことだったのでT山以外で入山することにした。共同装備をT山のザックから取り出して、CLと2人で入山地点に引き返し、T山はそのままバスで帰った。
10:05 奈良田第一発電所(再出発)
T山が抜けてしまい、時間も少し遅くなってしまったが残った6人で出発した。ここからもまだ舗装路を登っていく道で、暑さに文句をたれながら進んだ。
10:46 大門沢登山道入り口 Rest
9分レストした。このポイントの少し前から舗装路が終わり土の道が始まった。
11:48 Rest
8分レストした。ここに来るまでも何度か渡渉があり、そのまま突っ切ったり、少し不安定な丸太が渡してあったりするもので少し怖い感じだった。
12:54 Rest
8分レストした。大門沢小屋まではちょくちょく渡渉をしつつ、ひたすら上っていく道だった。
14:06 大門沢小屋 CS1
遅くなってしまったが無事に到着した。受付をしてテントを張ってからそれぞれ自由にした。CLは例のごとく睡眠していたので他が何をしていたかは知らない。大門沢小屋のテン場は小屋周辺にいくつか分かれて散らばっていた。水場は水道タイプでとても便利。さてCLが起床すると17時でジンギスカンがおいしく焼かれていた。雨が降っていたが小屋の方にテント(イベントとかで使うみたいなやつ)の下で炊事していいよと言われありがたかった。大門沢小屋は電波がなく、さらにラジオが悪かったのかラジオ電波も弱かったのかわからないが気象通報も聞けなかったようで、この日は翌日の天気がわからないままだった。下山時に気づいたのだが、大門沢小屋にはWi-Fiが設置されていた。今後行くpartyは気を付けてほしい。
3:00 起床
何事もなく起床。定番のパンスープを今日はジャムではなくゆでウインナーとケチャップで食べた。とてもおいしかった。昨日の雨もありテントはかなり濡れていて嫌だった。トイレと給水を済ませてから出発した。空は満点の星空で今日の景色に期待してしまう。
4:10 出発
昨日と同じような道をリヒトで歩いていく。迷うようなところはない。
4:54 Rest
しばらく来たので10分レストした。だんだんと明るくなってここでヘッテンは消した。このレストのあと少しすると、右側が大きな沢になり開けて景色がよくなった。
5:49 Rest
CLの腹痛により場所はあまりよくなかったが時間は1時間くらいなので緊急でレストした。15分くらいして出発した。
6:36 Rest
10分レストした。また尾根に入って景色はない。そして傾斜がずっときつい。わかっていたことだけれども。
7:37 Rest
広くて岩の陰になったとてもいいレストポイントがあった。かなり標高も上がってハイマツ帯に入り景色もいい。富士山がでかい。
8:24 大門沢下降点 Rest
ようやく、ようやく大門沢下降点にたどり着いた。最後のほうはガレた斜面をつづら折りで登っていく道だった。ここまでくれば完全に森林限界を超えている。9分レスとした。電波が入ったので翌日以降の天気を確認しておいた。
9:23 農鳥岳 Rest
とても景色の良い稜線歩きだった。南アルプスはもちろん八ヶ岳や奥秩父なんかも見えた。写真を撮ったりして15分ほどレストした。
9:52 Rest
農鳥岳を過ぎたころからCLがばてて律速になってきた。この時CLは濡れた2テンと6テンを両方持っていたため完全に持ちすぎであった。とても反省している。6分レストし、すぐに出せる水2Lと医療箱を渡した。
10:36 西農鳥岳 Rest
荷物を持ってもらってからはCLも少しは持ち直した。農鳥岳から西農鳥岳へは稜線の少し西側を巻きながら岩場を進んでいく。ところどころ段差が大きい場所もあったが、苦戦するようなところはなかった。
11:35 農鳥小屋 CS2
西農鳥岳から農鳥小屋までひたすら下る。見えているのになかなかつかずもどかしい。小屋についたら受付をしてテントを建てる。まだ午前中についたからかほかのテントはほとんどなかった。テントを立てた後、水汲みと食当に役割分担をした。自分はいかなかったが水場は往復30分くらいの距離にあったらしい。晩御飯の炊き込みご飯は成功するか心配していたが、文句なしの出来栄えだった。テン場からは鳳凰三山や富士山などが見えて、いい景色に幸福感を感じていた。
3:00 起床
夜中は少し雨が降っていたらしい。起床時点でかなり濃いガスがかかっていた。テント撤収と朝食の作成を行うのだが、うどんが普通の乾麺であった。ゆで汁をそのまま使うと辛いので何とかゆで汁を取り除こうとするがうまくいかないのでそのまま食べることにした。CLがとるときに失敗して結構がっつりこぼしてしまった。試行錯誤やこぼしたものの処理に時間を使ってしまい撤収完了したのは4:30頃だった。
4:30 出発
一応出発したのだがガスが濃く暗いのもあって視界は4,5mほどしかない。風も強く行動不可能だったので小屋付近に避難した。小屋付近で今後の動きなどを考えていると小屋の人出てきて談話室に入れさせてもらった。
9:00 再出発
天候は回復していないが、明日の天気予報が悪い方向に傾いていたので北岳山荘に向けて出発をトライしようとした。が、出発直前に北岳側からきた登山者が到着し、話を聞く限り危険だったため断念。
11:00 再々出発
すこし天候が回復したので北岳山荘に向けて出発。3分ほど行ったところで体があおられるほどの突風が頻発していることを確認し断念。今日は農鳥小屋で沈することになった。
農鳥小屋での様子としては、結構普段通りなCL、OZK、S原、メンタルがやられているY田、M松、ひたすらコタツでぬくぬくしながら寝ているA本といった感じであった。ほかの登山者の方と雑談したり、本を読んだりして過ごしていた。14:30頃から晩飯の調理を始めた。余っていた米(3,4合くらい)に、ごま油と塩と油揚げを混ぜ込んだものだったが、結構おいしかった。これだけだと少ないが、それぞれ小屋でパンやカップ麺を買っていたので予備食を出す必要はなかった。昼下がりからはガスが高くなり、小屋周辺は晴れ、風も弱まったが、稜線のほうは相変わらずのように見えた。夜中天気が良い予報なので、最速1:30出発とし、早めに就寝した。なお、OZK、Y田、M松は小屋に泊まったので、テントは6テンのみを建てて3人で使った。
起床
起床はしたもののガスも風もあり行動は断念。その後も1時間おきに外の様子を確認したがずっと天気は悪いままだった。5:15に明るくなったので起床し、テントだけを残して小屋のほうに合流した。予備食を出して朝食とし、今後の方針を話し合った。その後6:30頃にテント撤収を行った。風が強いので飛ばされないようにかなり気を使った。
9:19 出発
行動可能なタイミングをひたすら待った。全員昨日よりは元気そう。9時過ぎに大門沢小屋から上がってきた小屋の方が大門沢下降点に到着して、風は強くないという情報が小屋の無線に入ったらしい。小屋周辺も多少は天気がマシになっていたので奈良多方面に行動を開始することにした。とてもお世話になった農鳥小屋の方にお礼をして出発した。
9:51 西農鳥岳
体感ではあるが、10~20m/sほどの風が吹いていた。視界はある程度あってよかった。西農鳥岳ではレストなどできるわけもなく通過。西風だったので、西農鳥岳を超えてからは山の影に入って風はかなりマシになった。
10:28 農鳥岳 Rest
農鳥岳手前でガスが切れ、展望が広がった。岩場も抜けたので一安心といったところ。1時間以上歩いていたのでここで10分レストにした。小屋で一緒に沈していた人たちとひとまずここに無事にたどり着けたことを喜んだ。
11:51 Rest
農鳥岳からはひたすらに下っていく。大門沢下降点からは普通に晴れていた。A本の靴ずれが心配であったが酷く問題になるほどではなかったよう。1時間少し歩いたところで10分休憩とした。
12:46 大門沢小屋 Rest
ここまで降りてまた一安心である。CLとA本は靴擦れしていたので絆創膏で処置をした。時間次第ではここでもう一泊することも視野であったが、日没には下山できそうなので今日中に下山することにした。10分強レストして出発した。バスの最終時刻には間に合わない可能性が高いがその時はタクシーである。
14:10 Rest
何度か道を間違えてしまったが、すぐに復帰して進む。一時間半歩いたところで広い場所で10分レストした。
15:51 奈良多温泉 下山
無事に下山することができた。さらに55分だった最終バスに間に合った。最後の下道歩きはぎりぎりバスに間に合いそうで早歩きをした。Y田はそれがとても嫌そうだった。気持ちはとても分かる。
下山後
甲府の焼肉きんぐで打ち上げをした。ひどい目にあったので焼肉くらい食ってもいいと思う。
OZK:行動指針の意見すごくありがたいです。
A本:小屋でほかの人と打ち解けててコミュ力の高さがすごいです。あと肝が据わっているは誉め言葉です。
S原:いろんなことに動じず安心感がありますね。グアム間に合ってよかったね。
M松:今回を乗り越えて精神面強くなれたみたいでよかったです。
T山:来れなかったのは残念というべきか助かったというべきか。
Y田:わざわざ客人できたのにひどい目にあわされてかわいそうだと思います。来年リベンジですね。