こんにちは、今期晴れてCLになってpartyを持ちましたK浦です。Part1に選出されたのはおなじみ比良の中でも奥比良と堂満岳を縦走するルートでした。天候不良で見どころはかなり減ってしまいましたが、Part1としては十分な経験を得られました。
日時:5/31-6/1
参加者:K浦(CL)、OZK(SL)、A本(装備)、S原(食当)、M松(装補)、T山(食補)
行程
[Day1] 行動時間7:30
6:40 朽木スキー場 入山
7:48 蛇谷ヶ峰 Rest
8:29 滝谷ノ頭
9:08 横谷峠 Rest
9:54 地蔵山 Rest
10:55 Rest
11:09 イクワタ峠
11:51 釣瓶岳
12:08 Rest
12:35 細川越
14:10 八雲ヶ原 CS1
[Day2] 行動時間2:53
7:05 八雲ヶ原 CS1
7:22 北比良峠
8:06 Rest
9:10 Rest
9:58 比良とぴあ 下山
5:00 box集合
A本、M松は家が遠いため、OZKは起きれる自信がないためbox泊をしていた。CLが5分前についたときにはすでに起きていたが、あとから聞いてみるとしっかり寝れたらしい。ドライバーをしてくださったTザワがboxに着き次第荷物を積み込み出発した。CLは運転するつもりでいたが朝から眼鏡見つからず運転できず。来週までには見つかるといいが・・・
6:40 朽木スキー場 入山
スキー場に到着してすぐに荷物を降ろし、忘れ物がないか確認してから京都に帰るはずのTザワを見送った(party参照)。登山ポストに登山届を出し、登山道を示す標に従って歩き始めた。オーダーはOZK、T山、A本、M松、S原、CLとした。T山には重い6テンを持ってもらったのでこうした。ズボンの履き方は一意に定まるものと思っていたがA本が身をもって反例を示していた。
入山から30分ほど歩いた場所に読図が可能な場所があったので読図の説明をした。尾根や谷などの基本的な説明をしていたら10分弱の立ち休憩になってしまったが、非常に意義のある時間だったといえよう。
左側に小さいけどポストと標が映ってる
7:48 蛇谷ヶ峰 Rest
途中の立ち休憩込みでCTを30分ほど巻いたが皆それほどきつそうにしていなかった。北のほうからだんだんとガスが迫ってきており、今回の展望はこれで最後になってしまうのかと覚悟した。集合写真を撮ったりして10分レストを取ったのち出発した。
OZKのぬいどり
リトル比良と高島市
8:29 滝谷ノ頭
ピークがあった。それだけ。ガスは肌で感じるくらいになったが天候は耐えていた。
9:08 横谷峠 Rest
峠があった。10分レストとした。
9:54 地蔵山 Rest
ピークがあった。リトル比良が木々の隙間から見えた。10分レストとした。
10:55 Rest
イワクタ峠へ向かう途中で読図の解説をしたがこの時点で結構理解していた。イクワタ峠でレストのつもりであったが、だんだんとガスと風が強くなってきていたので手前のコルで10分レストとした。ここでA本がばててきていたのでA本とT山のオーダーを交換した。
11:09 イクワタ峠
峠なのにピーク。ガスってて何も見えなかった。風が強いのと少し雨が降ってきたのでピークを少し下りたコルで全員セパを着た。
11:51 釣瓶岳
ピークがあった。針葉樹が多くてガスがなくてもあまり景色はなかったと思う。
12:08 Rest
イクワタ峠と同様の理由で釣瓶岳を少し下りた風をしのげる場所でレストした。直前にT山が足をつっていた。あまりのどが乾かないコンディションであったが水分はしっかりととらないといけない。A本がしゃりばてのようになっていたので持っていたゼリーを飲ませた。少し時間をおいて出発したかったが、雨風があるので10分強レストして出発した。A本の装備は少しOZKに分配した。
12:35 細川越
標が設置されていたが倒れていて細川越がもう少し先にあるかのようになっていた。これに騙されて少し先に進んだが、すぐに気づきルートに戻った。
細川越から南に下っていく道は沢沿いで八雲ヶ原の雰囲気が強くなってきた。雰囲気のせいでCLはテン場についたような感覚になっていた。渡礁が複数ありOZKが踏み場を後続に教えていたが、靴を水につける抵抗感や恐怖からA本、T山、M松は渡るのに時間がかかっていた。T山とM松は一度ずつ失敗して膝や靴を少し濡らしていたが、けがはなくテン場が近かったのでそのまま進んだ。平常時をしらないが、少し増水していたように思える。細川越から八雲ヶ原までの区間はCT+0:30ほどとかなり押してしまった。
14:10 八雲ヶ原 CS1
到着したときは雨はやんでいたので早々にテントを立てた。CLは八雲ヶ原を歩きまわってヤモリを探していた。探すまでもなくたくさんいた。4時にはCLとSLで天気図を書く傍ら、食当他は野菜を切っていた。バカでかい予備食の箱はSLの机として活躍していた。書けた天気図とネットの天気予報を見てこの時Escape2で撤退することを決めた。武奈ヶ岳-御殿山の稜線は北西風をもろに受ける地形であることを鑑みてである。
食当の方はS原主導でカレーが作られ、CLがT山に教えながら米を炊いた。カレーは鍋がいっぱいになり、焼き鳥缶は各自の皿で混ぜることとなった。米の方は火加減を失敗し、部分的においしくないが食える程度のものができた。硬い米をよけて食べ、残った米はカレーと水を追加して煮込み、リゾット風にして食べた。食後は米を炊いたコッヘルでOZKの持ってきたレモンジンジャーティーを沸かしてきれいにした。CLはもなかを持ってきたので一緒に食べた。その後はOZKの持ってきたUNOをした。CLは途中から眠気が限界でザックによりかかりながらしていた。プラスカードを大量に浴び敗北した。悲しい。CLは翌日6時起きと伝えて先に就寝したが、他はもう少しUNOをしていたらしい。
6:00 起床
前述のとおり昨日の時点でEscape2を使用することが決定していたので、起床時間は遅めに設定した。全員よく寝れたようでよかった。S原にお湯を沸かしてもらっている間、荷物をある程度まとめさせた。朝飯はオーソドックスに食パンとスープ。ジャムはマーマレードだった。外れない。早く食べ終わったCLとS原であらかじめ空にさせておいた2テンを畳んだ。全員が食べ終わったあと6テンも畳んだ。撤退にかかった時間は1時間を数分オーバーしたが雨も降ってたことも考えると上々であろう。
7:05 出発
オーダーは昨日の出発時点に戻した。しとしとと雨が降っていたので全員セパとザックカバーを装備した。
7:22 北比良峠
予想ほどではないが風は強く吹いていた。もちろん景色はなかった。テントが1張立っていたが風は大丈夫だったのだろうか。先に少し進んだところに高度感のある幅の狭いトラバースがあったが全員危なげなく通過した。
8:06 Rest
CLが催したので広い場所を見つけて10分のレストとした。A本のザックが歪んでいるように見えたので修正を試みたがうまくいかなかった。part2入山までに見ておきたい。2分くらい進むとカモシカ台に着いて、こっちには石のベンチがあってレストにより適していた。
9:10 Rest
広い駐車場とトイレがある場所に着いたので、時間もちょうどいいし15分レストとした。トイレには紙がおいてありペットボトルの水で流すタイプ。個室は暗くてヘッテンを使わないとほとんど見えない。
9:58 比良とぴあ 下山
無事に下山完了することができた。下界は日が差すタイミングがあるくらいにはいい天気だった。それと近くの林にサルの群れがいた。比良駅までの無料送迎バスを予約してから温泉でゆったりした。比良とぴあの人はいろいろと案内してくれてとても親切。
下山後
CLが行きたい気分だったので火楓源で打ち上げをした。武奈ヶ岳などには行けず少し残念な結果になったが、話しているとみんな楽しんでくれていたようで本当に良かった。
今回の山行でいろいろとみんな成長していたように感じます。次回からそれを生かしていってほしいです。おつかれさまでした。
OZK:前の方でいろいろ指導してくれて助かります。UNOは今後も忘れずに持ってきてほしい。
A本:周りを楽しませるバッファーですね。体が欲してなくても行動食と水はよくとりましょう。
S原:今までほとんど絡みかったから知らないことだらけだった。boxにもうすこしいてくれれば...
M松:読図への理解が早くて教え甲斐がある。次回はもう少し共同装備重いから覚悟してね。
T山:6テン持ってくれてありがとう。体力は十二分にあるようでうれしいです。