こんにちは、紆余曲折ありましたが晴れてCLになることができましたT脇です。記念すべきPart1では、四国は剣三嶺に登って参りました。幸運にも天気に恵まれ、美しい稜線歩きを楽しむことができました。
Date: 05/31~06/01
Member: T脇(CL)、M田(SL)、S竹(食当)、AKK(装備)、A山(ドライバー)
概念図・行程
Day 1
05:30 三嶺登山口(名頃)
07:11 ダケモミの丘
08:29 三嶺
09:34 カヤハゲ(東熊山)
10:34 白髪避難小屋(CS1)
Day 2
04:20 白髪避難小屋発
04:41 平和丸
06:01 高ノ瀬
06:45 丸石避難小屋
07:14 丸石
08:26 ジロウギュウ峠
09:03 剣山
09:17 頂上ヒュッテ
10:20 見ノ越登山口
Day 1 CT 5:00 ↑1219m ↓464m →7.5km
(前日)21:30 box発
当初は7人パーティになるはずだったのが、いつの間にか5人になってしまったT脇パーティ。N井は前日のバイト中に膝カックンアタックを受けて負傷したため、急遽4人で登ることに。A山さんとAKKが京都駅から車を回している間、残る3人で装点をした。この週末は4パーティがPart1に行くため、boxはギチギチ。21時発を予定していたが、配車が遅れて21時半発となった。
5:00 見ノ越駐車場着
ここへ到着するまでガスがひどく、ガードレールがない場所もあり、運転を続けるのは危険と判断したため、道幅が広くなっている場所で停車し仮眠をとるなどした。移動中、M田は熟睡、CLは浅眠、S竹とAKKは無睡。2人は移動中は眠れない体質らしい。停車している間は多少眠れたようだった。
5:30 入山 三嶺登山口(名頃)
6:00入山を予定していたが、中途半端な時間に駐車場に着いてしまったため、5:30入山とした。オーダーは、M田→S竹→AKK→CL。地図上では、看板のあるいかにもな登山口を少し西に行ったところから入山となっていたが、ルートが非常に不明瞭だったため、少し戻って看板のある登山口から入山した。実質の入山は5:40。
5:48-5:54 服脱ぎレスト
登りのペースが少し速いとのことだったので、AKKをセカンド、S竹をサードに変更。
粛々①
粛々②
6:36-6:44 レスト 1300mあたり
粛々と登っていった。奇声要員が欲しいところですね。
7:29-7:38 レスト 1544.3m三角点に伸びる尾根
入山地点から三嶺山頂まで(それ以降もだが)尾根をたどるシンプルなルートのため、あまり読図クイズを出すのに良いところがない。レストの度に皆で現在地を確認する形だった。
8:32-8:46 三嶺
S竹は初めての歩荷山行で、本人はキツイと言っていたが、歩き方やペースには特に問題はなかった。CLは前回の大峰PWで靴擦れしたことを踏まえ、絆創膏&靴下二枚履きにしていたのだが、それでも若干かかとが擦れていた。これ以降はそれほど登りがないので、そのまま歩いてしまうことにした。
稜線上は風が強いからか、樹木が少なく、笹などで覆われている。そのせいもあってか、このあたりの山はまろやかで優しい印象。大峰などとは雰囲気が違っていて面白い。
三嶺
稜線がなだらか
*天狗岩
三嶺から下っていくと、初めの鎖数本は、急斜面に親切に付けてくれている感じで、鎖を使わなくても問題ない(邪魔だと行っている人もいた)。天狗岩の鎖は鎖としての意味を成しているが、別に難しいルートではない。左手(下から見れば右手)に巻き道もあるが使わなかった。AKKとS竹はやや下りに手こずっていたよう。
下から見上げた天狗岩
上からみて左手に巻き道
ここは鎖がいる
9:46-9:55 カヤハゲ過ぎ
鎖場を過ぎてからここまで、風を遮るものがなく、かなりの強風が吹いていた。幸い天気は良かった。樹木で風が遮られるところでレストとした。
10:30 白髪避難小屋(CS1)
こんなに早い時間にCS1に到着するのは、Tワキ史上初めてではなかろうか。時間があり過ぎる。三嶺と空を眺めたり、昼寝、植物観察など思い思いに時間を過ごした後は、4人で大富豪。15時半ごろから食事の準備を済ませて、16時から4人で天気図。放送が終わった後からご飯を炊き始めた。夕食は、普段からスパイスカレーしか作らないという食当S竹によるこだわりのミーンモイリー。南インドの魚を使ったカレーのことを言うらしい。種々のスパイスにタマリンド、ローリエなどを使った本格的なカレーだった。S竹は、「全てが中途半端ですね」と納得していない様子だったが、とても美味しかった。夕食の後は天気図の続き。この日は低気圧、高気圧、前線が多く、なかなか難易度の高い天気図だったと思うが、初めて天気図を描くというS竹はよく描けていた。有望ですね。翌日は早く京都に帰りたいので次郎笈は巻くことにし、空が明るくなり始める4:30発と決めて、19時前には就寝。
Day 2 CT 6:00 ↑882m ↓1130m →12.7km
3:30 起床
4:20 出発
予定より早く撤収でき、空もうっすら明るくなり始めていたので、出発とした。笹に朝露はほとんど付いていないようだっため、ゲイターは履かなかった。この時点では曇っていて、晴れてくれないかなーと思っていた。
寂寥感
何かが降臨しそう
5:10-5:22 レスト 1732mを巻いたあたり
M田のお腹の調子が良くないらしく、ピークを巻いているところでレストを取った。レスト後は、調子が回復したみたい。
6:04-6:10 小レスト 高ノ瀬
歩いている途中からだんだん太陽が顔を出してきて、高ノ瀬に付く頃にはすっかり晴れていた。最高ですね。ルートは稜線をなだらかに登り下りするので、特にペースが落ちることもなく順調に進んだ。
6:46-6:54 レスト 丸石避難小屋
やはり風が強い。登山歴7年目(CLより先輩)のワンちゃんを連れたお兄さんと話しながら、小屋の風下側でレストを取った。
7:38-7:45 レスト 1767m手前
次郎笈も剣山もめちゃくちゃ綺麗。特に丸石からの眺めが良かった。あまりにも次郎笈が良いので、登りたくなってきた。
剣山(左)と次郎笈(右)
見事な晴天
8:29-8:38 レスト 次郎笈垰次のコル
M田とCLは次郎笈へ行くことに乗り気だったが、AKKは「このペースなら行けますが、、、」、佐竹は「キツイです」と明確に意思表示したので、巻くことにした。そこそこアップダウンありますからね。巻き道の水場からはしっかり水が出ていた。
水場とAKK
巻き道
9:08-9:13 剣山
強風のため、写真を撮ってさっさと下山。
山頂へ 奥には次郎笈
剣山山頂
9:19-9:32 頂上ヒュッテ
AKKとS竹はココアを飲み、両手で「ハッッ」と下山に向けた霊気を蓄えてから出発。
麓から剣山まではロープウェーもありアクセスしやすいとあって、人が多かった。
終わりかけ、S竹が若干靴擦れするとのこと。聞くと、丸石の下りあたりから擦れていたらしい。新品の靴だからということもあるが、次回は絆創膏&テーピングしておいた方が良いかもですね。
CLはと言えば、昨晩テーピングしておいたおかげで靴擦れの進行は抑えられている感じだった。
10:20 下山 見ノ越登山口
予定ほど1時間ほど巻いて下山。Tワキパーティのペースが速いわけではなかったので、YAMAPのペースが遅めだったのでしょう。ちょうど同じタイミングでドライバーが到着したらしく、ありがたい。A山は浮かない顔をしており、いろいろあったが(省略)温泉で汗を流し、ご飯を食べ、百万遍に帰ってからまた夕食を食べて解散。
Part 1をつつがなく終えることができホッとしております。これからもよろしくお願い致します。
M田:非常に正確に読図してくれていたと思います。ペース配分も丁度良かったのではないでしょうか。
AKK:パッキング改良の余地ありです。今度一緒にパッキングしましょう。ペースはあまり上げられないとのことですが、一定のペースで歩けていて良かったです。ドライバーありがとうございました。
S竹:自分ではキツイと言っていたけれど、よく歩けていたと思います。読図は、実際の地形と地図から読み取った地形を一致させることに慣れが必要な感じ。天気図はどんどん描いてください。ミーンモイリー、ごちそうさまでした。
N井:はよ一緒に登りませう。