あけおめこんにちわぁF澤です。我がpartyはアイゼン講習として鈴鹿最北端の霊仙山に行ってきました。新たな学びがたくさんあり、サラサラのパウダーも楽しめて最高でした!夏山もいいけど雪山もいいなあ(o^―^o)ニコ
日程:2025年1月11日(土)
メンバー:FSW(CL/医療/記録)、NGW(SL/気象)、OZK(装補)、YMD(装備)、SKK(装補)
行動時間5h09m(うちレスト0h55m) ↑865m ↓854m →9.2㎞
9:05 出発
9:07 今畑登山口
9:56 笹峠
11:00 近江展望台
11:55 霊仙山最高点
13:40 汗ふき峠
14:17 今畑登山口 下山
5:30 集合~5:45 出発
久しぶりのparty山行。CLがSKKと同時にBOXに到着したときにはNGWが着いていて、OZKとYMDが寝ていた。装備点検をして出発。道中ラ・ムーに寄り食料調達。安すぎて怪しい。金曜~土曜朝にかけて新たな積雪があり、登山口に近づくにつれて雪がどんどん増えていった。幸い凍結はしていなかったのでNGWの運転で頑張ってもらった。彼は大好きなバスの運転免許を取るために教習所に通ってめちゃくちゃ運転しているらしい。そして早朝からうちのpartyは騒がしい。
8:40 今畑登山口到着~9:05 出発
雪の影響でGoogle Mapsの予測より時間がかかってしまった。駐車場が満車だったので登山口付近に路駐。天気は曇っていて微妙だったが、新雪を楽しみに来た登山客でにぎわっている模様。ツボ足歩行も体験しておきたかったので、とりあえずゲイターだけつけて出発。CLとSL以外はアイゼンだけでなくゲイターをつけるのも初めてだったらしく、装着のしかたもしっかり確認。ゲイターはアイゼンの爪で破らないように注意!(フラグ)
9:07 今畑登山口
登山口からすでに脛くらいの積雪。新雪どパウダーでうきうきわくわく。CLはテンションが上がりすぎてどうにかなりそうだった。YMDは正真正銘初めての雪山で新鮮そうだった。
9:57~10:15 笹峠 R
ここまでは特徴的な地形を地図で確認しながら歩く。ここでアイゼンを装着。我がパーティーメンバーは持っているアイゼンがそれぞれ6本爪軽アイゼン×2、コンパクト8本爪軽アイゼン、ハーネス式12本爪アイゼン、セミワンタッチ式12本爪アイゼンと様々。それぞれ装着方法が違うので要確認。
いざ入山!
おふおふ
11:03~11:15 近江展望台 R
植生が変わって霊仙山に特徴的なカルスト地形が広がりはじめたところで、超急登。ズボらないようトレースに忠実に歩いていく。雪の量も増えてきて、踏み固められているところで膝くらい~ズボると太ももくらい。NGWは慣れた様子で急登に爪をざくざく効かせて進む。OZKはアイゼンがコンパクト8本爪という珍しいもので、このアイゼン、爪が8本あるものの、土踏まずに小さい爪が集中しているため、急登で爪がうまく決まらず少し歩くのに苦労していた。念のためとFSWが持ってきていたストックを貸して歩いてもらった。SKKと、「もう雪要らんでぇ」としきりに騒ぐYMDは順調に歩を進めていたものの、一番上に着ていたフリースに雪がついていて濡れそうだったので、セパを着るように言った。雪山は夏山と比べて「濡れ」に相当シビアになる必要があることを覚えておきましょう。途中雪庇も見た。「遠くから見ると危ないが、近くで見ると歩けそうな感じがしてしまう」とOZK。
11:55 霊仙山最高点
稜線に出たもののガスで展望は全くきかず、少しだけ風も出てきた。霊仙山は「霊仙山」と「霊仙山最高点」の二つのピークからなり(本当になぜ)、こちらは少しだけ標高が高い霊仙山最高点。晴れていたら大雪原が見られるはずだったが今回は展望お預け。かなしい。エーーン!!!ほかの登山者に集合写真を撮ってもらった。
急登たのしい!キャ~///
後輩たちの顔険しいけどCL盛れてるから、のせるね。
えびフライのしっぽも
12:14 霊仙山ピーク
霊仙山最高点から霊仙山ピークまでは尾根がだだっ広いので視界不良のときは危険。ということで霊仙山ピークは踏まずに行こうという話になった。しかし(接続詞が多くてごめんなさい)、霊仙山最高点から経塚山に直通のトレースがなく(夏道はある)、広い稜線でガスの中新たにトレースをつけるより、今日ほかの人がつけてくれたトレースに従って霊仙山ピークまで行くほうが安全だという結論に至った。我々と逆回りに周回している人たちとすれ違ったので、トレースに従えばほぼ間違いなく下山はできる。風が少し出ていて立ち止まると寒かったので1回生には頑張って1時間半ほど歩いてもらった。
12:42~12:51 R
少しくぼんだ地形に入り風がしのげたのでレスト。この時くらいからだんだん青空が見えるようになり、霊仙山の雪原が見渡せた。最後になんとかきれいな景色を見ることができてHAPPY♬ YMDも「雪山いいですね」と言っていた。よかったどす。このあたりからトレースがいくつかに分かれ始めた。夏道とは違う道にいくつもトレースがあり、雪山は自分が歩いたところが道になる、というのを目の当たりにしたSKKは驚いていた。夏道は簡単には変わらないけど、雪道は新雪が降るたびにルートが変えられるのはおもしろいところ!CLは持ってきていたパンダの被り物が耳も隠れてちょうどよい暖かさで嬉しかった。
13:30~13:40 汗ふき峠 R
稜線から谷に降り始めたところでレスト。下りになってハイペースに。
「こんなCLは嫌だ」
どんなの?
たすけあいの心
13:51~13:57 アイゼン外しR
最後に谷に降りて渡渉を何度か。雪もだれてきて、渡渉の時に岩とアイゼンの爪が引っかかってきもちわるいのでアイゼンを外す。アイゼンを外したあとは再び谷沿いを歩き、読図クイズ。(えらい!)
14:17 落合区駐車場 下山
駐車場に下山。レスト込みでCT-40分。よいペースでしたね。CLはゲイターをいつのまにか破いてしまっていてショックだった。
①尾根の大きさ
②谷の大きさ
③谷の伸びる方角
④西の尾根の末端はどこか
で、どちらにいるか判断します
渡渉
下山後は彦根でお風呂とびくドンをきめ、NGWの安全運転で無事BOXに帰還。BOXに帰ってきて麻雀を打つ、までがセットです。
ウマ!
アイゼン講習お疲れさまでした。雪山はどうでしたか~~~???1回生には少し無理を強いてしまったかもしれませんが、みんな頑張っていてよかったと思います。以下、感想とCLのひとこと↓
NGW…先頭で少し疲れたのと途中雪の状態が不安になったこともありましたが、何とか完遂できて良かったです。さらさらした雪で楽しかったです!
→歩行能力高し。レイヤリングもきちんとしていてさすがは経験者でした。車の運転も本当にありがとう(T_T)
OZK…雪山の地形や特質、雪上での歩き方、アイゼンの着脱など、学ぶことが多い山行でした。雪も心地よく、雪山の魅力を感じることができて楽しかったです!
→来年は6本爪軽アイゼンを買ってもいいかもしれないですね。慣れない雪上歩行でしたがよくがんばりました。
YMD…想像していたよりも結構雪山で、ガスが深かったこともあり若干ビビってしまいましたが、途中で晴れていい景色が見れてよかったです。
→読図にどんどん積極的になっていていいね。part1と比べてだいぶ実力がついてきていると思います。
SKK…アイゼンの使い方を実践的に学べるいい経験になったかなと思います 無事に下山できてよかったです
→今回も読図とRFありがとうございました。ルート取りやレイヤリングなど夏山との違いを知ることができたと思います。
次はいよいよ3月の合宿、4泊5日で丹沢縦走の予定です。よい山行ができるように準備しっかりしておきましょう。ファイヤ!