20240615_御池岳

こんにちは。6/15に個人山行で御池岳に行ってきました!

メンバー:Tざわ、hま、Iとう、直Iの4名です。

5:00 ルネ前集合

上回生は2人そろって10分弱遅刻。1回生を少々待たせることになってしまった。

hまさんの到着を待っていると、Boxの方から藤m、Kぞう、N川の3者がぞろぞろとやってきた。皆大変眠そうな顔をしている。朝5時まで麻雀に明け暮れていたという。自分も参加したかったくらいであったが、ここで藤mの口から衝撃の一言。「直Iも朝まで拘束しちゃって申し訳ないw」 頼みますよ…

5:30 出発

御池岳はそのヒルの生息数の多さで名高い。その恐怖は未知数だったので、先日購入した「ヤマビルファイター」を登山靴、パンツ、シャツの裾など、ヒルが侵入してきそうなあらゆる箇所に塗布した。一同車に乗り込みいざ出発という時になって、Tざわが家に財布を忘れたことに気づいた。hまさんに家まで運転してもらい、財布をピックアップ。

いざ出発!

8:00 鞍掛峠駐車場「到着」

行きはコンビニに寄りつつ、下道を使った。国道一号は山あり川あり田んぼありで、道沿いには古い屋敷が並び、かつての街道の名残が感じられ運転していて楽しかった。後部座席に目をやると、直Iは気絶でもしているのではないかという表情で爆睡していた。8:00に鞍掛峠駐車場に「到着」した。車が非常に少ないので、いささか不吉な予感がした。hま、Tざわの2人で登山口に行ってみると、1本のトラロープが張ってある(工事のため立入禁止らしい)。ここでhまが「やったー!」と心の声を駄々洩れにしたのを鮮明に記憶している。思わぬハプニングに見舞われげんなりしていたが、トンネルの反対側にも登山口があるため、そちらから入山することにした。幸いにして、多くの人が駐車していて入山可能だった。

8:20 入山

出だしから踏んだり蹴ったりだったが、無事入山。初めのうちはヒルを恐れてか、一同足元を注視して進んでいた。出発してしばらくして、先頭を歩くTざわが大声を上げた。頭の中がヒル一色になっていたので、小さなヘビが巨大ヒルに見えたのである。「ヒバカリ」という種類のヘビだった。無毒なればすなわち無害なり。

8:57-9:03 レスト

鞍掛峠を過ぎると、見晴らしのよい稜線上に出た。進行方向には鈴北岳、左手には麓の集落や水田が見渡せた。空は青く澄み渡り、稜線を吹き抜ける風もとても気持ち良かった。そこそこ急登が続いていたので、レストを取ることにした。Iとうは爽やかな笑みを浮かべ、「最高ですね」と言っていた。hまも満足げな表情をしていた。嬉しい限り。一方の直Iは疲労のため無表情といったところか。山に行く時はしっかり体調整えておきましょう!

9:15-9:21 レスト

しばらく快適な稜線が続いたが、途中で直Iから「レストが欲しい」とのがあった。後ろを振り返ると渋い顔をしている。どうやら左足が靴擦れを起こしているらしい… 先日のpart1でも靴擦れしていたので、靴のサイズが合っているのかが心配になった。とりあえずの応急処置として絆創膏を張り、中で余裕のできないように靴紐をきつく結んだ。次回からはあらかじめテーピングなどを張っておくのも手かもしれない。ここからの登りは気持ちペースを落とすことにした。

9:37-9:45 鈴北岳山頂

山頂までの稜線上では、hまから読図技術を教わるなどした。ややザレた道をしばらくの間登ると、今回の山行の1つ目のピーク、鈴北岳に到着した。頂上からの展望はかなり良かった。

山頂を出発してまもなく、大きな窪みがいくつも現れ始めた。カルスト地形のお出迎えだ。地形図上でも窪みの記号が数多くみられる。窪みに水が溜まり、多くの池が形成されているのも特徴である。なお、御池岳山頂一帯はテーブルランドと呼ばれる平坦な台地が広がっている。さらに、踏み跡を見つけるのが難しい。そのため、ここから先は読図難易度が一気に上がり、わずかなアップダウンや大きな窪み、遠くに見える御池岳との位置関係などを参考にした。また、逐次YAMAPと照らし合わせ

10:40 天狗鼻

当山行のささやかな楽しみであった天狗鼻に到着した。その名のように、大きな岩が空に突き出ている。

天狗鼻から先は木がまばらとなり、ゴツゴツとした石灰岩がたくさん転がっていた。また、天狗鼻から見渡す景色は、低山ながらもスケールの大きなもので圧倒された。この頃から、踏み跡は比較的わかりやすくなった。

11:24-11:35 レスト

レストなしでかなりの距離歩いており、気温も上がってきたため、「東ボタンブチ」を過ぎたあたりの木陰で長めのレストを取ることにした。そこら中にシカのブツが転がっていたので、注意深く腰を下ろした。

テーブルランドから御池岳にかけての登りは、CTを巻こうと早いペースで歩いたが、今思うと靴擦れしている直Iに申し訳ないことをしたなと思う。もっと他のメンバーに気配り・目配りのできるSLになろう。

12:05 御池岳山頂

樹林帯をしばらく登ると人の話し声が聞こえてきた。御池岳山頂に到着した。

「御池岳」多くない??

12:45-12:55 レスト@天ヶ平

御池岳山頂からは急な下りがしばらく続いた。滑りやすい箇所もあったので、急ぎつつも慎重に歩いた。テーブルランド付近ではあれほど見たシカも影を潜め、あたり一帯はとても静かだった。しばらくして天ヶ平に到着した。かなり広々としていたので、ここで長めのレストを取ることにした。


13:34 下山(コグルミ谷登山口)

天ヶ平からも急な下りが続いた。変わったことといえば登山道わきの谷を沢が流れ始めたことくらいか。途中、珍客にお目にかかることができた↓。標高が下がるにつれ、気温は確実に上昇していた。ほぼ無風状態だったこともあって、暑くなってきた。とはいえ、そのような下りも長くは続かず、まもなくしてコグルミ谷登山口に到着した。10分のレストを取った。

癒し系

13:58 下山

途中幾多のライダー達とすれ違いながら、鞍掛トンネル駐車場に到着。お疲れ様!

15:00 アクアイグニス

Iとうは帰省先がこの近くだということで、付近の温泉事情に精通していた。ほどなくしてワンゲル恒例のアクアイグニスに到着した。Iとうも来たことがあるという。筆者はこれが初めてである。綺麗な内装、広々とした湯舟。特に露天風呂がかなり充実していた。温度もちょうどよい。また来たいな。

大変楽しい山行でした。ペースは早めでしたが、1回生の2人は難なくついてきていて頼もしかったです。

hまさん、来ていただいて本当にありがとうございました。登山はもちろんのこと、運転中もとても心強かったです。