20191026 金毘羅

どうもSMMRです。10月26日にFsakiの自由メニューをこなすために金毘羅に行ってきました。ついでに新入生の80川さんのメニューも消化しました。メンバーはFsaki、クララ、下村(W木、T邊、80川、バーボン)()内は80川の金毘羅メインのメンバー、CLはW木、顧問はバーボンです。

 

バスを降りてみるとW木が居なかった。クララが連絡したところ、今起きた、とのこと。しばらく江文神社でくつろいでいると、いつもの風体でW木が現れた。W木は80川のためのヘルメットとハーネスを忘れていたために、予備のヘルメットと自分のハーネスを貸す羽目になった。「あー、スリング出してあげようと思ったけど腰についてなかったわw」などと煽っていたら、あっという間にY懸についた。80川はスムーズに登れていた。Y懸尾根では詰まるところもあったが、周りが心ない屈強な面々だったことを考えると、80川は優秀だと思った。特にハーネスを貸すときに、落ち度があるW木が妙にすっきりした顔をしているのに対し、80川が申し訳なさそうにしていたのが、彼女の徳の高さを感じさせ、こちらとしても申し訳なかった。あとT邊が麻雀牌で歩荷をしていたのが印象的であった。昼頃縦走メンは瓢箪崩れ山に向かい、バーボンも下山した。

その後、クララをTopにビビルで懸垂下降を行った。Fsakiが結構ビビっていた。自分はもう恐怖感が麻痺してしまっているが、よく考えたらビビルって高度感があって怖いかもしれない。

続いてマルチピッチ懸垂、ここでもクララをTopにして懸垂したが、よく見たら支点が死んでいた。自分もぼんやりしていて気づかなかったが、クララはこういう恐れを知らないミスをするので恐ろしい。支点を取り直して、FsakiをTopに懸垂下降した。

その後縦走メンの自由メニューの文言を拡大解釈して、ピラミッドを登りに行った。全員トップロープで登ったが、雨の翌日ということもあって、コンディションが悪く、全員敗退した。自分としては敗退したが、納得のいくところまで登れたので良かった。特に新しい岩に挑戦して、久しぶりに一回生の頃の気持ちに戻れた。言い換えれば何も考えずにただ登る感じを味わえたのが最高だった。やはり金毘羅のメニューの文言はある程度修正が必要だろうと思う。こんな楽しいことが大っぴらにできないなんて間違ってる。

最後にマルチピッチのランビレを行った。クララは最初にセカンドをやってもらい、自分がトップで登り、2ピッチ目で交代して釣瓶で登った。釣瓶が優秀なことは改めて実感したけれど、自分たちが不器用なせいで、ザイルであやとりをしてしまった。クララはザイルワークをこの一回でほぼマスターし、Fsakiもランビレを大体把握したようで、やった甲斐があった。

この頃には日も落ち始めていた。いつもせかせかしていてまともに見れていなかった夕暮れの大原の景色を今日はゆっくり見ることができた。いつもここに来るときはうんざりしていることが多いが、やはり大原も含め、金毘羅は良い。