2025
09.25-26
福島県浜通りで環境放射線の現地調査を実施
大熊町の農地で、環境放射線の現地調査を実施しました。浜地域農業再生研究センター・京大・農研機構・大熊町役場の方々に協力していただき、研究室で開発した深度分布測定機構試作3号機の性能評価を行いました。
09.08-13
浜通り環境放射線研修に参加
全国の大学から文理問わず多様な学生が福島に集まり、6日間に渡って環境放射線や地域復興について学びました。百田研からは学部4年の学生3名が参加し、飯舘・大熊・双葉の3つの地域で活動しました。(下の写真は、双葉町のある地区で放射能測定のために土壌や植物を採取している様子)
08.02-03
オープンキャンパスで研究室活動をPR
8月2日から二日間にわたって開催されたオープンキャンパスで、研究室活動、特に環境放射線に関する内容を、来訪者にPRしました。
08.01
深度分布測定機構試作3号機の稼働開始
土壌中の放射性物質の深度分布を簡単・迅速に測定できる試作3号機が完成し、試験運転を開始しました。携帯性を高めるために、サイズを小さく(写真左3号機/右2号機)しました。この装置は、「特定復興再生拠点区域等の円滑な営農再開に向けた技術実証」の支援を受け、研究室のメンバーと開発した装置です。
07.09
屋外活動(環境放射線測定と環境サンプル採取)の実施
9月の浜通り研修に参加する学生3名が、地元の方の協力をいただき、環境放射線測定・サンプル(土壌と植物)採取を実施しました。採取したサンプルを大学に持ち帰り、Ge半導体検出器で放射能測定を実施する予定です。
07.07
浜通りで採取した土壌の断層画像の測定
3月25日に福島県浜通りで採取した土壌の断層画像の測定を実施しました。生命情報専攻の大井先生に協力いただき、新しく導入されたCTスキャン装置を使わせていただきました。土壌の性質が、採取場所や深さによって変化する様子を解析する予定です。
06.25
「理工学のフロンティア」での望月博士の講演
望月優子博士(理化学研究所・雪氷宇宙科学研究室 室長)をお呼びし、「南極の氷からひもとく地球と宇宙とのつながり」の題目で学内の学生・教職員向けに講演していただきました。
05.30
理化学研究所RIBF施設での実験参加
新同位体を探索(発見)することを目的とした実験に、百田が参加しました。未確定ですが、今回の実験で新同位体が何個か見つかったようです。確定するために、今後の解析が待たれます。
04.09
2025年度の研究活動の開始
2025年度の研究活動を開始しました。イオンビームのSiC基板への照射と、福島県浜通りで採取した土壌サンプルの放射能測定を実施しました。
03.24-25
福島県浜通りでの調査活動
福島県大熊町の調査圃場で、福島第一原発事故の影響を受けた農地の現状把握のための調査活動(特定復興再生拠点区域等の円滑な営農再開に向けた技術実証)を浜地域農業再生研の方と実施しました。研究室から、百田と学生2名(中西,山崎)が参加し、土壌採取や開発中の装置を用いて放射能測定を行いました。
03.18
令和6年度卒業式・学位授与式
晴天の中、2024年度の卒業式・学位授与式が、キャンパスグリーン(屋外)で執り行われました。大学全体での式の後、学群・コースに分かれ、学群長から1人ずつ卒業証書・修了証書が授与されました。
02.21
卒業研究論文および修士課程論文審査会
2024年度の卒業研究論文と修士課程論文の発表会が開催されました。本研究室からは、学部生3名と修士学生2名が発表しました。
学部(02.19-20)
大田 O3+ビーム生成のためのイオン源の運転条件の最適化
田口 土壌中の自然放射性同位体の濃度とその深度分布
中西 温度変化がCsI検出器のエネルギースペクトルに及ぼす影響
修士(02.17-18)
岡田 農地における放射性セシウムの簡易深度分布測定法の開発
片山 福島県の農地における除染と耕耘作業がCs-137の深さ分布に及ぼす影響
2024
12.26
The 31th ECRIS small meeting(SMT)
国内でECRイオン源の開発や利用に携わっている研究・開発者や学生を対象に、遠隔で研究会が開催されました。修士1年の大川くんが、以下のタイトルで発表しました。
”Oイオンビームを用いた4H-SiCの隆起現象に関する研究”
12.19-20
第538回生存圏シンポジウム 福島県への支援取り組み及び放射線マッピング研究会2024
京都リサーチパーク(京都)で開催された研究会に参加し、修士2年の岡田くんが以下のタイトルで土壌中の放射性セシウムの深度分布を簡易に測定できる装置について発表しました。
”水田土壌中の放射性セシウム深度分布とその推定技術;現状報告”
12.06-08
RIBFにおける新同位元素探索実験
理化学研究所のRIBF施設で行われた新同位元素探索実験(課題番号:MS-EXP24-09)に百田が参加しました。
これまでの成果
11.29, 12.04
修士課程中間審査会
修士課程中間審査会で、修士1年の大川くんが以下のタイトルで研究の進捗状況を発表しました。
”照射イオン種が4H-SiCの隆起現象に及ぼす影響”
11.20-21
藤村氏(東北農業研究センター)来校
東北農業研究センター の藤村恵人さんが来校し、大学院生も交えて福島県における環境放射線測定に関する打合せをしました。大学院科目「放射線と地域環境」で、(1) 原発事故が農業に及ぼした影響と、(2) 営農活動の復興に向けた取組について、講師として講義をしていただきました。
11.13-16
福島研修
大学院科目「放射線と地域環境」で学んだ知識をより深く理解するために、福島県浜通りを中心とする福島研修を実施しました。研修先は以下の4か所。
1) 日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル工学研究所の視察
2) 原子力災害の影響を受けた地域での営農再開講義(講師;平山さん 浜地域農業細線研究センター)
3) とみおかアーカイブミュージアムの見学
4) 福島第一原子力発電所の視察