《テーマ》

栗原産のしいたけの軸を原料にしたラグーソースを使ってアレンジレシピを開発しよう！

《開催日》

　2023年9月～12月

《コラボレーション》

　菜園料理家　藤田承紀シェフ、合同会社くりはらファーマーズラボ、農事組合法人水鳥

《実施内容》

菜園料理家 藤田承紀シェフがレシピ監修して開発した栗原産しいたけの軸を原料にしたラグーソースを使って、アレンジレシピの開発を行いました。

栗原市は、宮城県最大の菌床しいたけの産地。

しいたけは、傘の部分も軸の部分も丸ごと食べられるのですが、軸はパッキングの工程でカットされ、廃棄されていました。

「旨味があって美味しいのに捨てられている椎茸の軸を有効活用しよう」と、（同）くりはらファーマーズラボでは、菜園料理家の藤田シェフのレシピ監修で、しいたけ軸を使った加工品開発に取り組み、植物性食材100％のしいた軸のラグー（※）を開発しました。

※ラグーはイタリアの煮込み料理。一般的には、お肉を煮込んだ「ミートソース」として供される事が多い。

このしいたけ軸のラグーを使って、消費者の人が手軽に作れるアレンジレシピの開発に取り組んだのは、仙台農業テックカフェパティシエ専門学校の2年生の学生たち。

フィールドワークとして、原料となるしいたけを栽培する農事組合法人水鳥の見学を行い、生産現場を見て、食材や栗原のことへの理解を深めた後、藤田シェフの講義で、アレンジレシピを検討していきました。

成果発表会として、アレンジレシピコンテストを開催。手軽に作れるパスタなど麺料理、子供と作っても楽しいポテトボール、本格的な麻婆豆腐アレンジなど、栗原産の食材を使ったり、軸の食感や美味しいさを活かしたメニューが考案されました。

上位3名のレシピは、しいたけ軸のラグーの商品化に合わせて、くりはらファーマーズラボのCOOKPADページに掲載予定です！