活動への想い

森は海の恋人

 海の漁師さんが、魚やカキ、貝類などの変化に悩んでいたところ、森の様子の変化に気づいた方がいました。漁師さんたちへ呼び掛けて、川上の森に木を植え、森づくりを始めたのです。漁師さんが山の仕事、とはつながりにくいかもしれませんが、森が豊かになってくると、海の生き物の生態系もバランスが戻り、おいしい魚介類が、たくさん採れるようになったということで「森は海の恋人」というキャッチフレーズが、あちこちで聞かれる合言葉になっています。

 森・海の生き物が喜ぶといいなー。そしておいしい海のいただき物を食べたいなー。

みつばちとリンゴ畑のお話

 長野県のリンゴ農家さんを訪れた時のことです。リンゴ畑にハチの巣箱があちこちに置いてありました。「ハチが来ないとりんごもできないのさ」とのこと。花が咲き、受粉し、実を付ける。その受粉をハチが担ってくれているのです。

 同じように、野菜農家さんもミツバチを大事にします。ハチがいなくなると私たちの食べるものはどうなるのでしょう。私たちの生活とハチは繋がっているのです。でも今農薬の使用の影響でハチの数が減ってきています。生き物との共存、環境に配慮した農法でお米を育てます。