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KumamotoJyoAfter3EQ
地震後3年の熊本城
2019年6月
熊本城天守閣の大天守は外観がほぼ復旧.2019年2月末には真新しくよみがえった姿が報道陣に公開された.下図は熊本放送RKKが提供している熊本市内のライブ画像である.現在(地震3年後),地震2年後,地震前の大天守の映像を以下に示したので比較してみてほしい.外観上は地震前の姿を取り戻している.
最近のRKKライブ画像(2019年6月28日午前11時19分)
地震後2年頃のRKKライブ画像(2018年3月29日午前11時頃,工事中)
地震前のRKKライブ映像(2016年1月25日午前8時頃,雪化粧)
2019年6月24日,熊本城の復旧状況を見るため,地震後初めて加藤神社へ参拝に行った,天守閣,小天守を間近(直線距離100メートル以内)に見ることができるのは加藤神社境内しかないからでもある.加藤神社へは最短距離の行幸坂が通行止め(赤☓)のため,二の丸広場経由(赤矢印)で行くしかない.すべての写真はそのルート上の地点で撮影した画像である.
二の丸広場(地図では左端の下部)から撮影,左から宇土櫓,小天守(仮設テント内),大天守,中心ぼ塀は西出丸長塀
次の写真は手前の宇土櫓が大天守と小天守の間に位置するように見える地点(地図では左側上部)から撮影した画像である.西出丸長塀は戌亥櫓側30mくらい崩落している(次図).
報道によると,小天守がいまの耐震診断基準を満たしていないおそれがあるとして,最上階の4階部分を解体し,新たに造り直す工事を進めている.瓦に塗るしっくいは雨にぬれると固まりにくくなることから,24日小天守を仮設テントで覆う工事が行われたとのことである.
熊本城天守閣の大天守(地上6階、地下1階)の外観復旧は地震後3年目の時点でほぼ完了したとのことである.
大天守で、土台部分の石垣の積み直し工事は昨年末に終わり,2018年12月27日に報道陣に公開された.石垣は高さ約5メートルで,地震で2割以上に当たる約790個が崩れた.亀裂などで使えなくなった石が約120個あり,職人が新しい石から作り直した.
宇土櫓(二の丸公園側から撮影)
宇土櫓(加藤神社境内から撮影)
西出丸長塀,左側に戌亥櫓がある.
戌亥櫓(一本足で立っている状況は右の写真あるいは参考資料を参照)
戌亥櫓(キロクマフリー画像)
小天守(テント設置後,加藤神社境内より撮影)
小天守(テント設置後)の拡大図
仮設テントの下に小天守の屋根の一部が見える.
昨年秋の新聞報道によると,大天守は19年10月5日までに外観の修復を完了し,同14日まで連日,現在は立ち入り禁止となっている天守閣前広場から見学できるようにする.それ以降は原則として日曜・祝日限定で公開.20年春には土曜、平日も公開される.大天守内部と小天守の復旧工事の完了は21年春を目指しているとのことである.
資料
戌亥櫓(もう一つの角石一本櫓)
~熊本城復興への道~ 2018総括
記事の中で,「2018年9月には大天守の外観修理は終わりに近づき,小天守の上階部分の解体修復が始まった」と写真入りで記述されている.
熊本城 西出丸長塀 戌亥櫓
(2019/6/29)
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