Goo天気のホームページに「過去の50年分の天気をお届け!」というページがある.1961年から昨日までの過去データが掲載されているので,今年の気候と比較してみてほしい.
今年8月になってからの熊本の最高気温と最低気温を見ると,その異常な暑さに驚かされる.台風8号が通過した8月6日を除き異常な気温である.過去20年間に二度だけ,8月末に同様な傾向を示す年(2018, 2016年)もある,最高温度が35℃を超えた日数は2018年は24日,2016年は22日である.類似のパターンが最近の数年間のうちに三度も存在する事実は温暖化の確実な進行を示していると言えるのではないだろうか.今年のように暑さに慣れないうちに37℃超えが続くと体に応えるのは確実である.
以下の画像をクリックすると「過去の50年分の天気をお届け!」のホームページに繋がる.
下図は2016年8月の気温である.37℃超えが8日存在する.
以下は気象庁の資料である.
このような現象は盆地である熊本の特徴かと思ったがそうではないらしい.参考資料の2)には東京について長期間解析し,可視化した結果が掲載されている.掲載されている図が連続性に富み,非常に説得力があるので資料として使わせてもらった.オリジナルデータを掲載しているホームページにアクセスして確かめてほしい.
(2019.8.11)