KuMA

KuMAとは

VR関係の楽しいものを開発しよう!というサークルです。

正式名称は「Kumamoto university Metaverse Architect」となっています。由来はニューヨークの現代美術館MoMA」からです。

活動は2018年度より行っていますが、2021年度より熊本大学工学部公認サークルとして承認されています。

毎年の Interverse Virtual Reality Callenge (IVRC) での入賞を目指していますが、他にも日本VR学会での Open Virtual Exhibition で発表を行ったりヒーローズリーグで制作物のプレゼンテーションを行ったりしています。知識や経験はなくて大丈夫です!これからみんなで学習していきましょう!

これまでの制作物

200km/hキャッチャー体験

人が投げることのできる球速を大幅に超える、200km/hのボールをVRで体験できるゲームです。もしキャッチに失敗しても、体に当たって怪我をすることはありません。

プレイヤーは「60~160km/h」と「200km/h」の2種類の球速を選択することができ、前者は範囲内のランダムな速度で投球が行われ、その値は右の写真のようにスクリーンに出力されます。

動体視力に自信のあるそこのアナタ!是非その実力をお見せください:)

空中お絵描き

KuMAが制作した初のAR作品で、右手の親指と人差し指の指先をくっつけて動かすことで、空中に絵を描くことができます。

描いた作品は、上からも横からも、さらには内部からも観察することができ、全く新しい視点でアートを楽しめる体験を提供します。 

VR花火 ~打ち上げ花火下から見るか中から見るか~

花火の色や模様を指定して打ち上げることができるVRコンテンツです。VR空間を前後左右はもちろん、上下も含めて自由に移動して好きな視点から花火を眺めることができます。

花火に合わせて椅子が振動することでよりリアルに体験できます。

熊本大学のイベント「夢科学探検2022」で展示し、「化血研大賞」を受賞した作品のひとつです。

幽霊退治

教室で授業を受けていると、幽霊がノートを汚したり、クイズを出したりと授業の邪魔をしてきました。平穏な学校生活を取り戻すために、幽霊の退治を目指す作品です。

臨場感のある教室を再現しているため、没入感の高いVR体験ができます。

マルウェアシミュレーター

コンピュータウイルスの動きをVRで体験できる作品です。

VR空間で自分がウイルスとなって、コンピュータに侵入することができます。さらに、情報セキュリティにまつわるクイズも楽しめます。

Seek & Hack

家の中に仕掛けられた爆弾を音だけを頼りに探し出す作品です。偽物の爆弾も紛れ込んでいるので、慎重に本物の音を聞き分けて、爆発を阻止してください。


あなたの聴力と判断力が試されるこの緊張感あふれる挑戦に、ぜひ挑んでみてください。 

VRで粉じん爆発

大迫力の「粉じん爆発」をVRで安全に楽しむゲームです。

前半パートでは実験室で科学の学習ができ、後半パートでは体育館のフロアで大規模な実験を行います。

熊本大学のイベント「夢科学探検2022」で展示し、「化血研大賞」を受賞した作品のひとつです。

象の歯磨き粉

ヨウ化カリウムを水槽に入れ、過酸化水素水と反応させることでモクモクと上がる泡を発生させるゲームです。

ハンドトラッキングを活用し、コントローラ無しで道具を動かすことができます。

熊本大学のイベント「夢科学探検2022」で展示し、「化血研大賞」を受賞し作品のひとつです。

夢のもふもふ

コロナ禍においても家で動物と触れ合うことができるシステムを開発し、癒しの提供とストレスの解消を目指しました。

トランポリンやバランスボール・毛布によってパンダの身体のもふもふ感を再現し、HMDでかわいいパンダのVR映像が流すことによって「もふもふ」と触れ合うことができます。

IVRC 2021」に応募し、「LEAP STAGE」に進出しました。
当時のIVRCはコロナ禍のため特別に無条件でLEAP STAGE進出

炎上ノ消防隊

SNS上の炎上した投稿を消火していくVRシューティングゲームです。ペルチェ素子を使うことで炎の熱さや水の冷たさを合わせて体験できます

ヒーローズ・リーグ 2021」に応募し、「ショッカソン賞」を受賞しました。

Dosukoi

2018年度及び2019年度にて作成した相撲体験装置です.体験者はヘッドマウントディスプレイ (HMD) と安全用ハーネスを装着してトランポリンベースの足場に立ち,対面にはパンチングミットを装着したインストラクターが立ちます.実験者とHMD に表示されている力士 (Unity-chan) の映像が連動しており,インストラクターがパンチングミットで体験者の胸部に衝撃を与えることで体験者は力士にツッパリを受けたように感じます.また,同時に後ろから引っ張ることで体験者の重心移動を引き起こします.それに加え映像による錯覚も用いて体験者の体勢を崩すことで,あたかもツッパられたことで体勢を崩したかのように錯覚させます.これにより力士の力強いツッパリ感を表現しています.

Boundary-Mask

Virtual Reality (VR) 空間上の映像に対する現実感を高めることを目的とし,顔面への温度提示デバイスを開発しました. 使用する機器は視覚情報提示用の HMD,温冷覚提示装置の2つで.HMD は海の中や砂漠にいるような視覚情報を提示します. 温冷覚提示装置の基本的な仕組みは用意した冷水をポンプによって顔を覆っているチューブ内を循環させることで冷覚を提示します.HMD からマイコンに信号を送り,その信号に応じてマイコンから電子バルブを制御することでユーザの位置や映像と同期した水流の制御を可能にしました.また,冷水が通るチューブの膨らみにより,圧力の提示も可能です.圧力と温度を同時に提示することでバーチャル世界の境界面の表現を狙いました.温覚はペルチェ素子を用いて提示しています.また,ペルチェ素子は冷覚を提示することも可能であり,ペルチェ素子による冷覚と冷水による冷覚を同時に提示することでユーザが感じる冷覚を増強させることもできます