実は、業務的な文章を書くことが苦手です。詩や小説なら誰に言われずとも書けるのですが、報告書やレポートにはいつも辟易とさせられます。勿論、この編集後記を書くのも中々に面倒です。廃止しても良いのではないかと思うのですが、先人たちの跡を追っている方がなんとなく気が楽なので、結局書くことにしています。

　最近は暗くなるのが早いですね。この間、四限が終わって学舎から出ると、外のほの暗くなり始めているのに驚きました。もう一日が終わってしまう感じが辺りに漂ってしまっているんですね。低木に刺さるように設置された外灯もオレンジ色の光を放っていて、学生たちの喧騒もどこか遠くの方から聞こえて来るみたいでした。冬がもう来てしまったみたいです。寒さと寂しさが身を打つ季節ですが、皆様どうぞ健康にはお気をつけて。時々寄せ鍋でもやると、身も心も温まりますよ。

二〇二四年十一月二十三日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集　西田雄太