こんにちは。本冊子の編集を担当しました岡本です。
いつの間にか穏やかな季節が過ぎ、地獄のような暑さが目前に迫っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな状況ですので、私はおとなしく家に引きこもり、積んだまま放置していたゲームやマンガを消化する毎日を送っております。怠惰が過ぎるので、そろそろきっちりしないとな、と思ったり思わなかったり。
突然ですが、皆さんは夏と冬どちらが好きですか。私は概念としては夏が好きですね。ぬるい風、風鈴の音、甘いかき氷、蝉の声、輝く海、遠くの花火の音。いいですよねぇ。今にも物語が生まれそうです。そうして、日常の一部分からいくらでも物語が広がる夏って、なんだか特別な気がしますね。
あ、気候としてはどっちも嫌いです。やっぱり過ごしやすいし桜が綺麗な春が一番ですよ。
今回の澪標ですが、とてもいい作品が揃ったのではないでしょうか。編集作業の間にいくつか目を通したのですが、個人的にとても好きな作品に出会えました。早く多くの人に読んでもらいたい気持ちで一杯です。
では最後に、編集作業を助けていただいた皆様に感謝の言葉を。
そして、ここまで読んでいただいた貴方にも。またお目にかかれる日を楽しみにしております。
二〇二一年六月九日
岡本彩希