①小学3年生から英語必修化/小学5年生から成績化
②習得単語数は600~700語
③授業内容は、「読み・聞き取り・発話」中心。中学校でメインとなる「筆記・文法」が手薄である。
①小学校で学習する英単語は、書ける(知っている)前提で授業が開始。
⇒大抵の生徒は書けない
※中学校では、新たに1600~1800語を習得します。
②小学校で学習する簡単な英文法(be動詞、一般動詞)は理解しているものとして授業が開始
⇒大抵の生徒は理解していない
③中学校では、来る高校入試に向けて「筆記とリスニング」に注力していきます。(わかりやすいのは、定期試験での解答は全て「筆記」ですよね。)
上記内容からも予測ができる通り、
小学校では、英語は楽しい、英語はテストで点が取れる教科であったのが、
中学校では、一変します。
まず、大問題なのは、十分な筆記練習を積んでこなかった分、圧倒的に単語が書けない状況が襲い掛かります。
次に、文法力の無さ(不安定さ)により、英文が「暗号」のように見えてしまいます。
このような教科、好きになれますか?
このパターンにはまってしまう生徒は全国で多発しております。
『英語は難しい』
『英語は嫌いだ』
『自分は勉強ができないんだ』
『学校なんて行きたくない』
、という状況に陥ってしまう現象を「中1ギャップ」と呼んでいます。
対策としては、なるべく早い年齢から、英語に親しみ、英語を話し、英語を聞き、英語を書くことです。
所謂、「4技能(話す、聞く、書く、読む)」をバランスよく習得していくことで、中1ギャップは回避できます。
「英語が好き」「英語は楽しい」という気持ちを持てるかどうかも大切な事となります。