KSC書道部は現在OB 40名、現役4名の44名が在籍しカレッジでの活動の他に、師範資格を持つOBが老人福祉施設やディサービス施設で「書道教室」の開催・指導をしています。
(1)普段の活動はカレッジ内ではなく主に「しあわせの村研修館大会議室」において月3回の例会(13時~16時)を開催しています。部員は全員、自動的に書道研究誌『心龍』の会員となります。KSC書道部は心龍会の神戸支部でもあります。
(2)練習は、毎月配布される会誌に掲載される競書課題を手本としますが、講師が書写して提示する場合もあります。習作の練習・作成は基本的に自宅にて各自が行います。例会のうち2回(原則月曜日)は持ち寄った習作について師範の講師陣による添削指導を受けます。月半ばの1回は各自が作成した作品の提出日になります。これらをまとめて心龍会本部に提出し昇級可否の審査を受けます。審査結果は翌月の会誌に掲載されます。
(3)課題は、太筆使用の漢字(楷書、行書、草書、臨書):半紙サイズ、細筆使用のかな(半紙サイズ)、書簡(漢字かな混じり)、細字(漢字;千字文)(以上1/2半紙サイズ)、ボールペン使用の硬筆(葉書、俳句)があり、有段者には条幅サイズの漢字、かな があります。各自は条幅以外のすべてあるいは一部について作品を提出することが出来ます。
(4)上記のそれぞれの手本について、約10名の師範資格を持つOBが講師として分担して添削・指導にあたりますので、マンツーマンできめ細かい具体的な指導が受けられます。このようにして書に対する取組みのモチベーションの維持・向上を図っています。例会時間を16時までとしていますので、在校生は放課後であっても指導が受けられます。
(5)10月の学園祭に参加し、在校生による作品のパネル展示を行います。
漢字の添削風景
漢字の添削例
学園祭における作品展示
福祉施設に入所しておられる方やディサービスを利用されておられる方の精神面及び身体面の機能向上を目的とし、「生きがいとしての楽しい書道」のお手伝いをしています。
このボランティア活動「書道教室」は、各施設から大変喜ばれており、OB部員を中心に、現在では神戸市内の11施設を手分けして訪問し、毎月延べ約200人の方に指導を行っています。
また、この市内福祉施設でのボランティア活動(書道教室)の状況を広く一般市民の方に披露するため、KSC以外の公共展示ホール(しあわせの村内ギャラリー等)で、生徒さん(約100名)の作品展示と合わせ、現役・OB合同の「KSC書道部書道展」(2月)を開催しています。
生徒さんの中には90歳台の方も数名おられ、毎年年齢を感じさせない力強い作品を披露していただいております。
ボランティア先での書道教室(OB担当)
入部申込書
入部申込書はこちらご覧になれます。
代表 :堀池 尚美 (美工30期)
会員数 : 43人
例会日 : 月3回(原則月曜日)堀池
会費 : 月会費1,300円(月刊誌750円込み)入会金はなし
連絡先 :堀池 尚美 mimama-nao@ezweb.ne.jp