リュックサック
日帰りハイキングなら20~30㍑の容量があれば十分だと思います。普段使っているデイバッグなどが あれば取りあえずそれが使えないか考えてみてはどうでしょうか。(15㍑でもOK)
購入するときは、実際に背負ってみて自分の身体に合ったホールド性の良いものを選びましょう。
荷物がふらつかないようにウエストベルトの付いている物を選んでください。
シューズ
ハイキングでは、何と云っても自分の足だけが頼りです。湖畔や湿原など、高低差の無い道が整備されている所では、底のしっかりしたスポーツシューズでも代用できると思いますが、低山でも山に登るような時は、トレッキングシューズなどしっかりした物を購入して下さい。
その際、必ずくるぶしが隠れるハイカットのものを選びましょう。岩や倒木など、足元の悪いところでの怪我や捻挫などの危険を少なくすることが出来ると思います。
サイズ合わせの時には、ハイキングに行く時に使う厚めの靴下を履いて選ぶのを忘れないようして下さい。
また少し歩いてみてフィットするかどうか慎重にサイズ選びをしてください。
雨 具
ベストな選択は、防水性と透湿性を併せ持ったゴアテックス素材等の物が良いのですが、価格が30,000円程度と高いのがネックとなってしまいます。
日帰りハイキングでは、雨が降ってしまえば中止、又は延期にしてしまう事が多いと思いますので、取り敢えず価格と相談してセパレートタイプ物を選んでおきましょう。
又、林道やバス停、駅までの道を歩く事も考えて、折りたたみ傘も持って行くと便利です。
水 筒
割合重量があるのが水筒です、軽量タイプの物を購入するか、もしも、お湯が要らなければ水はペットボトルで持って行くのが良いと思います。
飲んでしまった後が軽い事と、夏の暑い時などは一本凍らせて持って行くと便利です。
ストック
絶対必要という物ではありませんが、一本持っているとなかなか便利です、特に、下り道などで足への負担がかなり軽減します。
ダブルストックは慣れが必要なので、上がT字型のステッキタイプの物を一本使うのが良いかと思います。
服 装
とにかく動きやすい服装が一番です、ジーンズは思いのほか動きづらいのと、万一濡れてしまった時に、乾きにくいのでやめましょう。又、帽子は必ずかぶってください。
夏場、汗をかきやすい時は着替えを持って行くと良いのと、標高の高い所や渓谷沿いなどに行く時は、涼しい事もあるのでサマーセーターなどを1枚入れておくと良いでしょう。
また冬場は、厚手のものを1枚着るよりも、薄手の物を重ね着した方が温かいうえに脱ぎ着することで温度調整が出来るので良いと思います。
山歩きのマナー
登山者に会ったら挨拶しましょう。
山の中の人は皆、友達です、簡単な挨拶言葉をかけましょう。
登山道は登り優先です。
すれ違う場合は、下り坂の方は原則的には道を譲つて下さい。しかし状況により
下りの方が先に降りた方が良い場合もありますので、声を掛け合って決めてください。
道を譲る際は山側の安全な場所で待ちましょう。
前の人を追い抜く時は声を掛けましょう。
「すいません横を通ります」等と声を掛け、出来れば谷側から抜きましょう。
登山道近辺の踏み荒らしはやめましょう。
貴重な高山植物等が有りますし、間違った道造りにもなります。
休憩は他の登山者の邪魔にならない場所を選びましょう。
落石には注意しましょう。
石を落とさない様に細心の注意をして下さい、もし落とした場合は「落石!」または 「ラーク!」と大きな声で叫んで下さい。
ゴミはすべて持ち帰りましょう。
民家の近くでは静かに歩きましょう。
ストックの使い方に注意しましょう。
ストックは後ろに跳ね上げない様にし、植生にダメージを与えないよう先端に ゴムキャップを付けましょう。
途中で山を自分一人で下りる際は、必ずリーダーに断つて下さい。
役に立つアプリ
動画 未経験・初心者向け「山登りの始め方」
包帯と三角巾の使い方について 中高年の登山教室より(画像をクリックしてください、youtubeが開きます)