11月16日、30日、12月7日の計3日のゼミの時間にかけて、10月から新しく仮配属された3回生のために、GISの基本操作や仕組みについて学ぶGISレクチャーが行われました。
GISとは、Geographical Information Systemの総称で、地図などの空間に関する情報(空間データ)を管理・加工し、視覚的に表示することができるシステムのことです。
都市計画学研究室では、定量的に都市空間や都市現象の分析を行うことを柱にしており、学生の卒業研究の中でもGISを活用して分析を行うことがしばしばあります。そこで、毎年この時期に、新しく仮配属された3回生に向けて実際にGISやデータを操作しながら学ぶ演習形式のレクチャーが開催されています。
今年で、一昨年、去年に続いて3年目の開催となり、伝統行事の一つになってきました。
レクチャーでは、先生からGISの基本操作やデータの仕組み、扱い方に関する講義が行われ、その後実際にGISを使いながらデータの集計や結合といった加工を演習形式で行います。
3回生の皆は、初めてのことで慣れない操作に苦戦しながらも、実際にGISを動かしてみることで、GISの使い方や特徴について理解してくれたと思います。
(筆者 :山原)
写真:GISレクチャーの様子