2023年10月28日(土)~10月29日(日)に電気通信大学で行われた、第32回地理情報システム学会研究発表大会が開催されました。当研究室からも、教員の関口と4回生の田路君の2名が参加してきました。
以下、田路君の感想も交えた参加報告です。
【田路君より学会参加報告】
電気通信大学で行われた第32回地理情報システム学会研究発表大会に関口先生と4回生の田路二名で参加してきました。
私達が発表したセッションは二日目の昼から行われたポスター発表セッションです。
私の卒論テーマでもあり、研究室のプロジェクトとしても実施している飛騨市の研究について、『フィールド調査アプリを活用した「地域らしさ」の構成要素の発掘とその特徴分析- 飛騨古川地域でのまちあるきイベントを事例として -』というタイトルで発表をしました(発表に用いたポスターはこちら)。
初めての学会発表で自分の研究を参加者の方に端的に説明する方法や質問にどう答えたら良いのか分からず、とても緊張しましたが、今後の研究につながる良い経験ができたと思います。
学会後少し時間があったので一人で開催場所の調布にある天神通りや新宿の思い出横丁など東京の町を見てきました。とても派手で活発な都市開発をしていて賑わいのある町もあれば、古くからの町の雰囲気を大切にしている町もあり、様々な町を見ることができていい旅行になりました。
(筆者:田路)
【以下、教員より補足】
日本国内にも非常に多様で多くの学会があります。研究分野により、主とする学会が異なりますが、当研究室は都市計画学会、建築学会、地理情報システム学会、都市住宅学会などを主な参加先の候補となる学会として考えています。
通常、学会参加は卒業論文を既に完成させていたり、研究がある程度進んできた修士課程の学生が参加することが多いですが、今回の田路君は卒論の分析を精力的に進め、学会論文原稿の執筆も頑張ってくれたことで、4回生で学会デビューができました。
初めての経験で戸惑ったこともあるかと思いますが、社会に出てからもこういう場慣れをしておくことは非常に重要かと思います。他の学生さんの研究に触れたりできたことも刺激になったでしょうか。ひとまず、お疲れ様でした!
(筆者:関口)