10月23日の研究室ゼミに山口大学の杉野先生がゲストにいらしてくださいました。杉野先生は、人間と環境が生む相互浸透作用に着目する環境心理学や人間環境学をベースに、地域耕起や地域将来像の共創などについての研究・教育・地域活動に尽力されています。
研究室の担当教員の関口が共同研究を数年させていただいています。今回は、ちょうどこの週末に京都で観光情報学会という学会が開催されていて、そちらで関口と一緒に研究発表を行い、週明けの本日に京都府立大学を訪れてくださったので、研究室のゼミへの参加を依頼・ご快諾いただきました。
ゼミ冒頭で、30分程度の話題提供をしていただきました。杉野先生の自己紹介、さらにこれまでの研究にかけてこられた想いや研究事例等について、ご紹介いただきました。質疑では、これまでの研究における経験や苦労について、研究室メンバーから質問がなされました。
聴講者の興味を引くスライドや話し方、途中で聴講者に問いかけていく発表のスタイル、非常に勉強になりました。
その後も、引き続きゼミにご参加いただき、研究室メンバーの進捗報告に対して、示唆に富むコメントを頂戴いただくことができました。
外部の方にゼミにご参加いただくというのは、ゼミの雰囲気も良い感じで引き締まったり、研究室メンバーにとって、新しい発見や刺激を得ることにも繋がるので、折に触れてこの様な機会があるとよい、と感じました。
(筆者:関口)