研究室のメンバーの田路達也くんの卒業論文が、地域活性学会における優秀卒業論文賞を受賞しました。
学会から表彰状が授与されました。
日本建築学会での受賞に引き続き、2つめの卒業論文に関する受賞になります。
昨年度に地域活性学会の優秀卒業論文等の募集がなかったため、今年度に過去に執筆された卒業論文もまとめて審査対象になったため、応募をしました。
6月くらいに要旨と概要説明の動画と卒論の本文を準備し、応募して、全国から多くの応募があった中からそれらの内容の審査を経て、今回の受賞に至りました。おめでとうございます!
受賞した卒業論文のタイトルと説明は以下です(以前の内容の再掲になります)
「飛騨古川地域における地域らしさの構成要素の抽出とその形成プロセス -まちあるきイベントに基づく事例研究-」
この研究は、タイトルにもある通り、岐阜県の飛騨市古川地域をフィールドに実施した一連の調査とその分析結果をまとめたものです。研究室で企画運営をしていた飛騨市古川地域の「地域らしさ発見のためのまち歩きイベント」を題材にしています。
参加者の方々がまちを歩いて撮影してくださった沢山の「地域らしさ」を映した写真やイベントに対する多様なデータ・評価を丁寧に分析し、関係者へのヒアリングも交えて一つのストーリーに取りまとめることで完成したものです。
田路君自身の頑張りはもとより、イベントに参加してくださった飛騨市の地域・関係人口の皆様、またイベントの実施を支えてくださった飛騨市職員の方々の協力なくしてはなしえなかった受賞です。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
田路君の修士研究も飛騨市を対象にしていますし、研究室では飛騨の地域らしさカルタのプロジェクト・研究も進めています。
今後も、地域に還元できる成果を出すために、学生・教員ともに頑張ります!
受賞公表サイト(地域活性学会):https://chiiki-kassei-jk.com/archives/13086
【田路君より受賞に対するコメント】(後日、追加予定)