2024年10月26日(土)、27日(日)に地理情報システム学会 第33回学術研究発表大会が京都大学宇治キャンパスにて開催されました。
当研究室からはM2の森君と4回生の中村さんがそれぞれ修士研究・卒業研究で扱っている研究テーマで発表を行いました。森君は口頭発表、中村さんはポスター発表に参加しました。
森君は、宇治市と連携して行っている研究で、どんな地域・建物が空き家になりやすいか、また、管理不全空き家と呼ばれる周辺に被害を及ぼす可能性もある空き家が発生しやすい要因についてといったことを、空間データやアンケートデータを用いて統計的に分析して得られた結果としてまとめ、発表を行いました。
中村さんは、人々にとって関わりのある地域への移住意欲/可否を決める生活環境要因は何か、というテーマで、アンケート調査の結果を統計的に分析して得られた結果を発表しました。
会場では、現状の結果の解釈や分析方法、今後の研究の発展につながる有益な質問・コメント等をいただきました。お二人とも、堂々と受け答えをしていて立派でした。お疲れ様でした!
◎発表題目
・森崇太,関口達也 「京都府宇治市における空き家の発生要因・プロセスに関する研究 ― 地域環境・建物・所有者の特性に注目して― 」
・中村静香, 関口達也「若年層に着目した関わりのある地域への移住意欲・可能性と生活環境評価の関係性 」