class>コンピュータ・リテラシー
- 授業のテーマ
情報基盤社会に必須である情報リテラシーの習得
- 授業の概要
到来するSociety5.0の世界ではコンピュータリテラシーを初めとした情報リテラシーは「読み、書き、計算」と同様に、習得しておくべき基礎・基本の知識・技能である。本授業ではPC(パソコン)やeメール、Google Classroom、B-netなどの本学環境に関する知識と操作を習得すると共に、情報ツールを十分に活用した情報検索、文書作成、プレゼンテーション資料作成、表計算、図表作成などの方法を学び、基礎的な情報処理能力と応用力を養う。
- 授業の目的・ねらい
大学で学習を効果的に進める上で、また就職後の知識基盤社会、Society5.0で必須となる情報リテラシーを習得し、基礎的な情報処理能力と応用力を身に付ける。
- 毎回の授業のテーマ・内容
オリエンテーション、本学における情報機器の環境、パスワードの管理方法、メール(情報リテラシーの意義、学習の方法、パスワードの意義と管理、Webメールの仕組みとその利用方法など)
情報収集の基本(情報の検索と保存、クラウドの利用など)(第I章)
Society5.0で実現する社会(IoT、AI、ビッグデータ分析、それらの発展による社会の変化)、パソコンおよびやネットの基本知識(機器の特徴と性能、OS、ファイルなど)(第Ⅱ章) <課題1:情報検索とメール>
パソコンの操作の基本(マウスやキーボードのキーの役割と使い方)(第Ⅲ章)
ドキュメント作成の基本1(文字入力・変換・保存、ページ設定、辞書機能等の利用、文章の校正・整形等など)(第Ⅳ章)
ドキュメント作成の基本2(表・画像・オブジェクトの挿入・加工など)(第Ⅴ章) <課題2:情報検索とドキュメント>
表計算の基本1(文字と数値の違い、オートフィルの意味と機能、基本的な計算など) (第Ⅵ章)
表計算の基本2(割合、絶対参照、関数基礎(オートSUM・平均)、表示形式、表の飾り) (第Ⅵ章)
表計算の基本3(グラフ化の意義、グラフ作成と編集など)(第Ⅶ章)
表計算の基本4(基本の確認、関数の利用、簡単なデータベースの利用)(第Ⅹ章)<課題3:表計算とグラフ>
プレゼンテーション作成の基本1(プレゼンテーションの意義、スライド作成、文字入力など)(第VⅢ章)
プレゼンテーション作成の基本2(アニメーションの設定、リンク・オブジェクトの利用、スライドショーなど)(第VⅢ章)
セキュリティと権利(第Ⅸ章)
情報ツール総合活用への基礎1(各アプリ・機能連携、応用的な利用)(第Ⅹ章から第XⅡ章)
情報ツール総合活用への基礎2(総合演習)<課題4:プレゼンテーション>
■ 到達目標
本学の情報環境を把握し、情報機器が利用できるようになる。
PCを用いて文献等の検索、文書作成、プレゼンテーション資料の作成、表計算、図表作成ができ、それらのソフトを組み合わせて活用することにより、大学授業での課題作成や論文作成に応用できるようになる。
PC利用における基本的な情報モラルおよびセキュリティ対策を実践できるようになる。
Society5.0で実現される社会について説明できるようになる。
OSやアプリ、デバイスの変化に柔軟に対応できるようになる。
■ 授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
講義前にテキストの該当箇所を読み、できれば操作も行いながら予習を行い講義に望み、講義ではより深い理解を目指すこと。PC(パソコン)の操作に不慣れな場合、十分な学習効果が望めなくなるため、予め十分に操作練習をしておくこと。特にキーボードからの文章入力には慣れておくこと。
■ 受講にあたっての留意事項
本講義は大学共通科目であり2単位の科目である。知識・実習を積み上げて学習していく科目である。どの回の授業も欠席するとその技能が理解できないだけでなく、その後の学習に大きな支障になるため、欠席・遅刻しないこと。なお、受講生の習熟度により、進度、内容、課題を調整する。
授業時間内は、教室設置のパソコンを用いる。