2024年度 高大連携室
公開シンポジウム
生徒・学生の主体的な学習態度の育成のために
デジタル端末をどう活用すべきか
2025年1月22日 作成
生徒・学生の主体的な学習態度の育成のために
デジタル端末をどう活用すべきか
主催:東京都立大学 アドミッション・センター 高大連携室
後援:東京都立大学FD委員会
2025年3月5日(水)14:00~17:00
第1部 14:05~15:10 大学からの報告
基調講演「デジタル端末と生徒の主体的な学習態度の育成」
大学教育センター 教授 永井正洋
報告「大学での研究におけるデジタル端末の活用」 大学教育センター 准教授 伏木田稚子
報告「高校での一人一台端末の状況報告(事前アンケート報告)」
大学教育センター 教授 / 高大連携室 室長 河西奈保子
~休憩(10分)~
第2部 15:20~16:05 学校からの話題提供
東京都立国立高等学校 情報科 小原 格 様
東京都立南多摩中等教育学校 統括校長 宮嶋 淳一 様
東京都立豊多摩高等学校 国語科 横堀 利明 様
~休憩(10分)~
第3部 16:05~16:50 総合討論
2020年度から始まったGIGAスクール構想で,高校でも2022年度末には一人一台が実現され,学校教育のインフラとして活用されています。
デジタル端末の活用は、情報収集、意見共有、学習の個別最適化などの利点があるほか大学では講義も研究もPC利用が前提であるため「高大接続教育」の観点では理想的です。一方で,従来の授業とのマッチングやセキュリティが課題として挙げられています。さらに学力調査などからデジタル機器使用による読解力の低下が懸念され、使用を制限する国も出ています。さらには、生徒・学生の理解力や思考力・主体性への影響に関する議論も不十分なままです。
今回のシンポジウムは、テーマ「生徒・学生の主体的な学習態度の育成のためにデジタル端末をどう活用すべきか」のもとに、基調講演、話題提供、パネル討論を通じてデジタル端末と生徒・学生の主体的な学習態度をめぐる問題を敷衍していきます。教育現場でデジタル端末がどのように機能しているのかを検証し、生徒・学生の思考と主体的な学びを深めるためのデジタル端末の活用方法を見つけることを目標とします。年度末でお忙しいことと存じますが、奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。
高大連携室長 河西奈保子