キッズクラブ

(運動能力開発)

運動神経の良し悪しは生まれつきじゃない!?

■運動神経は3回発達する

人の運動神経は、成人するまで3回発達する時期があるといわれています。具体的には第1期(1~6歳)、第2期(10~12歳)、第3期(16歳~22歳)です。もちろんこの年齢以外でも運動神経は伸びますし、技術的なレベルは第3期以後も発達はしますが集中的に伸びるのはこの3回です。


■世界チャンピオンは第2期で決まる

中でも第2期は、運動神経が最も発達する年齢です。世界の一流といわれる選手は例外なくこの時期に正しい訓練を行っています。言い換えれば、いかに素晴らしい素質を持った選手でも、この時期に良い指導者にめぐり合わなければ大成できません。


■運動神経は6歳までに決まる

そこで素質ですが、科学的には運動神経は遺伝しないともいわれています。個人差はあるにしても運動神経の大半は後天的なものということです。それでは、なぜ運動の得意な子と苦手な子ができるのでしょうか。それは6歳までにどういう訓練をしたかによって決まります。この時期に、あまり運動をしてなかった子は、身体を動かくコツがわからないまま成長してしまいます。そして運動神経が爆発的に開花する第2期を有効に過ごすことができず結果として運動オンチになってしまうのです。


■運動神経を発達させる要素

運動オンチをなくすには、6歳までに「走る」「跳ぶ」「転がる」「投げる」「つかむ」などの基本的な運動を繰り返し行うことが大切です。決して数多くやる必要はありません。要は運動神経を目覚めさせてあげれば良いのです。


■運動能力の開発について

このクラスは空手だけでなく、アメリカで開発されたSAQトレーニングベースに敏捷(びんしょう)性、柔軟性、持久力、筋力などの発達を重点的に行います。そのため本クラスの対象者は小学1年生までとします。新学期に2年生となる生徒は、4月をもって初級クラスへ異動することになります。

なお身体能力の高い生徒は2年生になる前でも初級クラスへ進級する場合があります。