お知らせ
(Informations & NEWS)
新型コロナウイルス感染症にともなう措置(第19次)
2023年3月14日
教区の皆様
大司教 前田万葉
+主の平和
四旬節に入り、聖なる復活祭に向けての歩みが始まりました。ともに歩んでまいりましょう。
さて、新型コロナウイルス感染症の第8波は、ようやく収まりはじめ、政府等行政による指示も徐々に緩和の状況となっています。それに合わせて、教会活動も可能な限り通常の形態に戻っていくことができればと願っています。そこで、改めまして以下のような措置を発表いたします。
以下の措置はあくまで基本的な事項ですので、各現場での適用にあたってはそこの状況を考慮し、検討の上決定してください。
1.小教区での主日ミサについて
a.基本事項
①消毒:希望者が消毒することができるよう、入り口付近に消毒剤を置くことは継続。聖体を授与する司祭や奉仕者が授与の前に、あるいは信者が聖体拝領前に消毒をすることや、ミサ終了後の座席の消毒などは原則不要。
②マスク着用:原則として任意。ある程度の換気ができ、定員以内の人数で座れる場合で、祈りを唱えるなど通常の会話程度の声量であればマスクの着用は任意。全員で聖歌を歌う場合は、当面はマスクの着用を勧めます。司式司祭や司会者、朗読者はマスクをする必要はありません。
③聖堂入り口に聖水を置いてもかまいません。
b.主日と定められたミサにあずかる義務(教会の五つのおきて第一)の免除は停止。ただし、これまでもそうであったように、病気や止むを得ない事情でミサにあずかることができない場合には出席の義務はありません。
2.ミサ以外の秘跡(洗礼、堅信、ゆるしの秘跡、病者の塗油)や結婚式、通夜葬儀においては、上記1に準じて判断してください。
ミサ以外の教会での集まり(集会、勉強会、バザー、音楽会など)については、上記1に準じてください。飲食をともなう場合も同様です。
小教区以外の修道院や施設でのミサ、またミサ以外の集まりにおいては、上記1にのっとり、それぞれの責任者が判断してください。
職業上や家庭の事情、健康状況や体質によって、マスクを着用できる人も着用できない人もおられます。感染予防に留意することを原因とする批判や差別がくれぐれもないよう、一人ひとりの事情を理解し、配慮してください。
祈りと節制と愛徳の業に努めて四旬節を過ごし、喜びのうちに復活祭を迎えることができるよう、ともに歩んでまいりましょう。
【英語 English】 【韓国語 한국어】 【中国語 汉语】
新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り
いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、
医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、
尽きることのない安らぎに満たされますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、
支援の手が差し伸べられますように。
希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
希望と慰めのよりどころである聖マリア、
苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。
(2020年4月3日 日本カトリック司教協議会認可)