データについて
データについて
看板製作におけるデータ入稿では、正確なデータ作成と適切な入稿方法を守ることが、仕上がりの品質を左右する大切なポイントです。ルールに沿った入稿を行うことで、製作工程がスムーズに進み、イメージ通りの美しい仕上がりが期待できます。以下に、データ入稿時に特にご注意いただきたいポイントをまとめました。
データについて | About data
1. 推奨ファイル形式について
入稿データの推奨ファイル形式について看板の製作には、拡大・縮小しても画質が荒れない「ベクターデータ」が最適です。綺麗な看板に仕上げるために、以下の形式での入稿をお願いいたします。
◾ AI形式(Adobe Illustrator)【推奨】
看板印刷に最も適した一般的な形式です。拡大しても輪郭がボケず、非常に高品質な看板に仕上がります。文字のセット(アウトライン化)をご確認の上ご入稿ください。
◾ PDF形式
Illustratorなどで作成した「編集機能付きPDF」での入稿も広く受け付けております。
◾ EPS形式
AI形式の代わりとして、デザイン業界で広く使われている互換性の高い形式です。
◾ PSD形式 / 高解像度JPG
写真やイラストなどの画像データがメインの場合に、一部対応しております。ただし、解像度が低いと粗く印刷されてしまうためご注意ください。
2. 画像解像度について
看板に写真やイラストなどの画像データを使用する場合は、大判印刷でも画質が劣化しないよう、実寸サイズで200dpi〜300dpiの高解像度データ(デジタルカメラで撮影したオリジナルのデータなど)をご用意ください。
ホームページやSNSからダウンロードしたWeb用画像(72dpiなど)は、画面上できれいに見えても看板印刷には解像度が低すぎるため、そのまま拡大して印刷すると輪郭がボケたりモザイクのように粗くなってしまいますのでご注意ください。
3. カラーモードについて
モニター(RGB)は印刷(CMYK)に比べ色域が広いため、RGBデータのまま入稿されると、自動変換時に鮮やかな蛍光色や高彩度な色味がCMYKの範囲内に強制的に置き換わります。その結果、全体的な彩度の低下(色沈み)や意図しない色味の変化を引き起こす原因となります。予期せぬ色化けを防ぎ意図通りの仕上がりを維持するため、制作開始時からのCMYKモード設定と、プロセスカラーへの正確な変換をお願いいたします。
4. 書体のアウトライン化について
デザインデータ内にテキスト(文字)が含まれている場合は、ご入稿前に必ずアウトライン化(文字を図形化する作業)をお願いいたします。未アウトラインの状態でデータをご入稿いただくと、弊社の制作環境にお客様と同じフォントがない場合、別のフォントへ自動的に置き換えられ、文字の形状や配置が変わる、枠からはみ出すなどのレイアウト崩れが発生し、意図通りの看板製作ができなくなる恐れがあります。デザインを正確に再現するためにも、必ずアウトライン化を行った上でご入稿ください。
◾ Illustratorでの操作手順
1.データ内のすべてのオブジェクト(文字)を選択します。
2.上部メニューの [文字] > [アウトラインを作成]をクリックします。
5. 塗り足しとトンボについて
看板を仕上がりサイズに裁断(カット)する際、印刷や裁断の工程でどうしてもわずかな「ズレ」が生じる場合があります。このズレによって看板の端に不自然な白地(余白)が出るのを防ぐため、必ず3mmの「塗り足し」を設定し、裁断位置の目印となる「トンボ(トリムマーク)」を配置してください。
◾ サイズ設定の具体例(A4サイズの場合)
仕上がりサイズが 210mm × 297mm の場合、上下左右に3mmずつの塗り足しを足すため、データ全体のサイズは 216mm × 303mm に設定します。
6. 画像のリンクと埋め込みについて
Illustratorデータ内に写真などの画像ファイルを配置している場合、そのままでは画像が「リンク(参照)」状態になっており、データ単体を入稿されると弊社側で画像が表示されない「リンク切れ」が起きてしまいます。これを防ぐため、必ず以下のいずれかのご対応をお願いいたします。
1.画像をデータに「埋め込み」する
Illustrator上で画像をデータそのものに一体化させる方法です。
【埋め込み方法】メニューの [ウィンドウ] > [リンク] からリンクパネルを開き、配置している画像を選択して、パネル右上(メニュー)の [画像を埋め込み] をクリックしてください。
2.画像ファイルを一緒に送る
画像の埋め込みが難しい場合は、Illustratorデータ(.ai)と一緒に、配置しているすべての画像ファイル(JPG、PNG、PSD、EPSなど)を同じフォルダにまとめてご入稿ください。
7. 透明効果やレイヤーについて
デザインデータ内でドロップシャドウやぼかし、不透明度の変更などの「透明効果」を使用している場合、印刷時に予期せぬエラー(効果が反映されない、周囲に白い四角が出るなど)が発生する原因となります。印刷トラブルを防ぎ、スムーズに製作を進めるため、ご入稿前に以下のデータ処理と整理をお願いいたします。
◾透明効果の分割(フラット化)
透明効果が含まれるオブジェクトは、入稿前に必ず「分割」処理を行ってください。【設定方法】上部メニューの [オブジェクト] > [透明色を分割・統合] を選択し、プリセットで「高解像度」を指定して処理を行うか、[ファイル] > [書き出し](PDF保存時など)の際に「高解像度で透明効果を分割」する設定を行ってください。
また、不要なレイヤーや隠れたオブジェクトを削除して、データを整理しておくと弊社での確認がスムーズです。
8. サイズと縮尺について
看板のデザインデータは、実際の仕上がりサイズ(実寸)で作成していただくか、データ容量が大きすぎる場合は「1/2」や「1/10」などの縮尺(スケール)で作成してください。特にポスターや大型看板などの大判印刷では、パソコンの動作や入稿時のトラブルを防ぐため、縮尺データで作成することが一般的です。縮尺データでご入稿される際は、弊社での誤印刷を防ぐため、以下の2点に必ずご協力をお願いいたします。
1.縮尺(スケール)を明確に明記する
入稿ファイルのテキスト内、または注文時の備考欄などに「1/10スケールで作成」のように、何分の1のサイズで作られているかを必ず明記してください。
2.縮尺に合わせた画像解像度の確保
データ自体を1/10サイズで作る場合、配置する写真などの画像解像度は、実寸サイズに引き伸ばした時点で「200dpi〜300dpi」が確保できるよう、データ上では「2000dpi〜3000dpi」の非常に高い数値で配置していただく必要がありますのでご注意ください。
9. 入稿方法について
データのご入稿は、お客様のご都合に合わせて以下の方法からお選びいただけます。看板印刷や大判印刷のデータは容量が非常に大きくなるため、「クラウドストレージ」または「ファイル転送サービス」を利用したご入稿が一般的で、最もスムーズです。
◾ ファイル転送サービス
大容量ファイル転送サービスにデータをアップロードし、発行されたダウンロードURLを弊社宛にお送りください。
◾ クラウドストレージでの共有
GoogleドライブやDropbox等にデータを保存し、弊社宛に共有リンク(URL)をお知らせください。※アクセス権限の共有設定を「リンクを知っている全員」に設定をお願いいたします。
◾ メール入稿
データ容量が小さい(数MB程度)場合に限り、メールへの直接添付によるご入稿も可能です。
◾ メディアの持ち込み・郵送
USBメモリやDVDなどにデータを保存し、店頭へ直接お持ち込みいただくか、郵送にてご送付ください。
私たちの仕事 | Our works #007
施工年度 2024年
御依頼主 埼玉セントラル病院
工事内容 屋上サイン工事