一般社団法人日本国際看護学会 第10回学術集会 開催にあたって
このたび、一般社団法人日本国際看護学会第10回学術集会を岡山大学にて開催させていただく運びとなりました。記念すべき第10回の大会長を拝命し、身の引き締まる思いでおります。
今回のテーマは、「ダイバーシティ時代の共生を支える国際看護教育」です。現代社会は、国籍、言語、文化、宗教、ジェンダー、ライフスタイルなど、多様な背景をもつ人々が共に暮らす「ダイバーシティ社会」へと大きく変化しています。看護の現場においても、この多様性は日々顕在化しており、異なる価値観を尊重し、誰一人取り残さないケアを提供できる看護職の育成が、ますます重要となっています。
国際看護教育は、単に海外で活躍できる人材を育成するにとどまらず、多文化共生社会において看護職が持つべき視点や姿勢を養う、極めて重要な教育基盤となっています。その意義は今後さらに高まることでしょう。本学術集会では、国内外における実践・研究・教育の知見を持ち寄り、多様な立場の方々と活発に意見を交わしながら、共生社会を支える看護のあり方について深く探究してまいります。
また、第10回という節目を迎える今回は、これまでの国際看護の歩みを振り返るとともに、今後の時代を見据えた教育・実践のあり方について、参加される皆さまと共に議論を深める機会としたいと考えております。多様な視点をもつ研究者・実践者が一堂に会し、互いに学び合うことで、国際看護のさらなる発展につながる場となることを心より願っております。
最後になりましたが、本学術集会の開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。また、ご参加いただく皆さまにとって、本学術集会が実り多い学びと交流の場となりますことを祈念し、開催のご挨拶とさせていただきます。
多くの皆さまと、この記念すべき節目を共にできることを、心より楽しみにしております。
一般社団法人日本国際看護学会第10回学術集会長