“紫斑病と言う病気は「名前は知っているけど・・」「知らない」と言う方が多いと思います。 

私がこの病気を知っているのは、身内に子供の頃に発症した人がいます。

まだまだ、子供の頃の話であまりよく覚えていませんが、「悪くすれば死ぬよ」といわれたそうです。

 

そもそも紫斑病はどのような病気でしょうか?

紫斑病(しはんびょう)は、血小板や血液の凝固機能に異常があるため、出血が起こりやすくなる病気です。

具体的には、血小板の数が減少することで、皮膚や粘膜に紫色の斑点(紫斑)ができることが特徴です。

また、出血が長期間続くことがあり、重症化する場合もあります。

 

“紫斑病”には4種類あります。

“ヘンショーライン紫斑病”“クリオ紫斑病”“皮膚紫斑病”“血管性紫斑病”となります。

 

紫斑病(ITP)

ヘンショーライン紫斑病。

血管に炎症が起こる病気で、特に子供に多く見られます。

症状として、皮膚に紫色の斑点(紫斑)、腹痛、関節痛、そして時には腎臓の問題が現れます。

免疫系が異常に反応することで引き起こされると考えられています。

 

クリオ紫斑病

皮膚や粘膜に紫色の斑点が現れる病気です。

通常は軽度で、自己治癒することが多いです。

 

皮膚紫斑病

皮膚に紫色の斑点が現れる病気で、通常は軽度ですが、場合によっては皮膚の壊死を引き起こすことがあります。

 

血管性紫斑病

血管に影響を与える病気で、皮膚や粘膜に紫色の斑点が現れることがあります。

この病気は、他の血管疾患と関連していることが多いです。

 

これらの紫斑病は、それぞれ異なる原因と症状を持っていますが、一般的には皮膚や粘膜に紫色の斑点が現れることが特徴です。

 

特に子供がかかりやすいのが“ヘンショーライン紫斑病”と言われるものです。

今日は“ヘンショーライン紫斑病”についてお話しさせていただきますね。