ようこそ「こども日本語学習クラブ」へ
こども日本語学習クラブのあらましをご紹介します。
こども日本語学習クラブとは
近年、外国からやってきた日本語を母語としない子どもたちが増えています。「こども日本語学習クラブ」(以下クラブ)は言葉も習慣も違う中で学校生活を送る子どもたちのために、
日本語学習の支援
教科学習のサポート
楽しく集う場所づくり
児童生徒の支援活動に関わるボランティア育成を目的に平成16年5月に設立されました。
クラブは、富士見市内の公共施設使用料(みずほ台コミュニティセンター)免除団体として認められています。
子どもたち
クラブには、富士見市内、その近隣の小中学校に通う子どもたちが来ています。子どもたちは滞日期間も、日本語の習熟度もさまざまです。自由に日本語を使いこなす子、話す日本語は流暢だけれど、読み書きは苦手な子、来日したばかりで日本語の勉強を始めたばかりの子どももいます。日本語の習熟度はさまざまですが、学校の勉強は待ったなしで進んでいき、という状況に置かれています。高校受験を控えている子どももいます。
ボランティア
クラブには、富士見市内外からのボランティアが参加しています。小中学校内での個別指導※で子どもに日本語を教えている日本語指導員、日本語指導や子どもの教育に関心を持つ学生・社会人、母語話者が参加しています。
日本語指導員として活動しているボランティアは、専門的な日本語指導の他、さまざまな事情を抱えた子どもへの対処まで、豊富な経験と広い視野でクラブの活動を支えています。
母語話者は子どもが自分の母語で気持ちや考えを語ることができる相手です。クラブでは日本語による日本語の指導を行っていますが、子どもの心のケアという面でも母語を尊重することを大切にしています。
学生ボランティアは、子どもたちと年齢が近いお兄さん、お姉さんのような親しみやすい存在として、子どもと一緒に勉強に取り組んでいます。
それぞれの立場のボランティアが自分のできることを持ち寄ってクラブを支えています。
※校内個別指導:日本語指導が必要な生徒に対し、授業時間中、特別に別教室で日本語指導を行うことです。取り出し授業とも呼ばれています。
タイム・スケジュール
場所:みずほ台コミュニティセンター
東武東上線みずほ台駅 西口 徒歩2分
(1階美術室 または 2階和室)
16:45 スタート(準備 ボランティア学習会など)
17:00 学習開始
18:50 学習終了 生徒帰宅
報告・反省会
会則(抜粋)
クラブでは、円滑な運営、また子ども・ボランティ
アが安全に学習できるように会則を設けています。
ここでは、抜粋して紹介します。
抜粋内容の確認
生徒およびボランティアに政治、宗教の勧誘
またその他クラブの目的に沿わない勧誘はしない。
また、子ども・ボランティアの個人情報の取り扱い
にも注意しています。
2024年度役員
代表: 森田信子 (富士見市)
副代表: 岡田栄子
会計: 岡田栄子
コーディネータ
研修担当 日本語指導責任者:松尾恭子
(公益社団法人・国際日本語普及協会)