ゲストの声

畑佐一味先生

パデュー大学 米国

へえ!と驚いたものもありましたし、皆さんの努力と練習の姿が感じられて、楽しかったです。同じ演目でも、演者が違うと印象も変わると感じられました。そして、ここまで連れてくるまでの先生方の努力も想像できました。また、和服が着たいという気持ちを今持っている物でいろいろ工夫して見せているのもおもしろかったです。これは、発表会という人に見せる場が与えられた効果ですね。それから、発音は大切な部分ですね。初めてその噺を聞く日本人がわかれば合格ですが、もし、発音のせいでわかってもらえなかったら、もう少し練習しましょう。

林家ぼたん師匠

落語家

 プロの落語家が「こうやってやるんですよ」と教えたら、このような豊かな発想で落語(小噺)を演じることができなかったでしょう。年長者の皆さんは演技が上手な方が多かったです。年少者の皆さんは、「落語」「日本文化」というものに囚われず「読む」「話す」「飛ぶ」身近な動きを上手に表現できました。発表者皆さんの工夫が随所に見られとても素晴らしかったです。」

マルコ・ディフランチェスコさん

オックスフォード大学博士課程

「日本語で小話が1つできたというのは、すごく嬉しい気持ちになると思います。そして同じように寄席に行って、日本人のプロの噺家さんが語る話を理解できた時、ちょっと違う嬉しさが待っていると思います。これからも是非日本語も小噺も落語も楽しんでください。もう数えられないほど楽しい物語が待っています。」

高橋和也さん

JFロンドン日本文化センター副所長

「座布団や扇子をつかい、はっぴや着物を着て、皆が自分自身の個性ある小噺を発表していて、とても楽しかったです。あとジェスチャーがみんな上手ですね。」

森田衛先生

JFジャカルタ日本文化センター

小噺は最初から最後まですべて一人でしなければならないので、難しさもありますがでも自分の判断でさまざまな工夫をすることもできます。今日もたくさんの工夫を見ました。ぜひこれからも小噺に親しんで、レパートリーを増やしていってください。

林敏夫先生

JFブダペスト日本文化センター

コロナ禍で、「笑い」というもので国を越えて繋がることができる。これは本当に素晴らしいことだなぁと私は感じました。」

藤光由子先生

JFロンドン日本文化センター

(当時)

「日本語教育の歴史の中で、オンラインで 8 カ国、 小さいお子さんから小学生、中学生、高校生、大学生、そして社会人の方まで、90 名を超えるこれだけ様々な方々が集まって、オンラインで小噺を披露する。このような会は聞いたことがありません。たぶん世界で初めてでしょう。本当にすごい...すごいことですね。日本語教育の歴史の中に大きな新しいページができたなというふうに思いました。」