松鶴図
松鶴図
京都、大覚寺の襖絵より
長寿、夫婦円満、子宝を願う
松の荒々しい大樹
繊細な丹頂鶴
二つの対比が美しい
秩序がり自然がある
規則があり自由がある
平等の元の個性
雪解け水は 木々の麓に流れ着き
春の訪れを伝えます
肩を上げ眼光を向ける猛獣
真っ直ぐに伸びた優美な竹林
それらは強く、美しく、
自然の様を
引き立て合う
ススキの中から月を眺める兎
月明かりに照らされ黄金に輝く穂
うっとりする兎の目には満月が映ります
月と竹
夜の雲間から覗く月光に照らされた竹
暗闇に美しく輝くその様は
竹取物語のかぐや姫を想わせます
威圧する静寂
その恐ろしさに 身動きができない
その美しさに 瞬きさえもできない
ただ 凛として
鳳凰は そこに在る