全長 約60cm
高さ 約21cm
使用紙スプーン 不明だが50は超えている
作成期間 およそ1ヶ月
2024年初頭に制作を開始した戦艦大和。今まで作らなかったジャンルで、なぜか日本の戦艦にはまっていたので代表格であるこの船を作れるのでは?と思ってやってみたのだが実物の写真がほぼなかったり、そもそも知識もなければパーツも多すぎて制作を諦めていた。2024年は紙スプーン工作を遊びでやっていて紙スプーン以外の素材も使っていたので船の土台の内側に補強のためアルミテープを貼っていた。これによりすべて紙スプーンでできていないというのは後悔が残る。結局ほぼ何もできず、10年後辺りに作れればいいなという軽い気持ちで部屋にしまっておいた。
時は移り変わり2025年7月。紙スプーン工作に火が付いている時に埃を被った白い船が目に留まった。その時ふと俺がやりたかったこと、理想とはかけ離れていたこと、やむを得ず挫折してしまったことを思い出した。「今の俺ならできる!」そう思い、ついに制作に取り掛かった!
とはいえ何から作ればいいか分からず、かなり苦しんだ。写真と今作っているもののサイズ比の不鮮明さや組み立ての難しさ、色塗りの大変さなど苦戦を強いられたが学校で設計を考え、家でひたすら作ったあの7月はとても楽しかった。いままで1日以上いや1ヶ月以上も製作期間を要するものを作ってこなかったためにじっくり紙スプーン工作に向き合う時間が増えたし、完成した際は達成感とともに寂しささえ憶えた。
かつて日本軍が水面下で用意していた最終兵器を横に終戦時は黙禱をした。戦艦大和を調べるにあたり、戦争についての理解も深まった。俺が産まれる前に先人たちが残した技術の断片をつかみ取り、それはこの大きな作品へと姿を変えたのだ。