2024年度 会報誌
「絆」
-KIZUNA-
第2号/通算433号
2024年度 会報誌
「絆」
-KIZUNA-
第2号/通算433号
目 次
富山青年会議所シニア会
2024年度 会長
ゆうどう よしのり
遊道 義則
歴史と伝統のあるこのシニア会 会長を拝命し、身の引き締まる思いでおります。大変な年明けになってしまいましたが、令和六年能登半島地震においてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。過日、富山青年会議所現役会員による支援活動について報告を受け、その対応の速さと効率的な効果的な支援状況に感服いたしました。現段階においても支援の長期化が予想されるとのことで、シニア会としてもできる限りの後方支援を行うことを約束し、引き続きの情報交換について確認しあったところでございます。関係各位におかれましては、今後もご協力の程をお願い申し上げます。
さて、時の経つのは本当に早いもので、2019年全国会員大会が開催されて間もなく5年の月日が経たんとしております。それ以降、富山のまちがどう変化したか、富山の人がどう変化したか、今年はその検証の年だそうで、8月には会合を開催する予定となっております。現役会員が中心になって行うそうですが、当時は現役で今はシニアという方も多くあります。シニア会としてもこれまたしっかりとサポートをしていく所存です。
かつては私たちシニアも、まちづくり、ひとづくりの事業にそれぞれに携わった経験をもっていますが、「誰のために、何のために。」に必要以上に時間と労力をかけたことを私も懐かしく思いながらも、当時の自分の青臭さだけが妙に沸き上がってきては苦笑を浮かべております。まちを変えることは出来ずとも、ひとを変えることは出来ずとも、たった一つだけ間違いなく変えることが出来た。私は間違いなく富山青年会議所で自分を変えることが出来たと思っております。
大好きな富山のまちを想う気持ちは今でも膨らんでいます。そして何よりも様々な出会いの機会をいただき、多くの方にお世話になり、そのご恩返しというと烏滸がましいですが、可能な限りの貢献を…仕事で、業界で、地域でさせていただいています。申し上げるまでもありません、1000名を超えるシニアの中には、とんでもないくらいに社会に貢献していらっしゃる方々がうじゃうじゃにいらっしゃいます。このことこそが、富山青年会議所の最大の財産だと私は思っています。
現役諸兄には、更に研鑽を積み、友情を深め、仕事に、JC活動に真剣に取り組んでいただき、益々繁栄されますことを祈念し、シニアの皆さまには温かく見守りつつ、必要に応じてはしっかりと後押しをしていただきながら現役との絆を深め、今まで以上に素敵な富山のまちのためにご理解とご協力をお願い申し上げます。
Profile
㈱ユニオン・ランチ
代表取締役社長
1965年10月28日生(58歳)
2005年度 第54代理事長
1995年7月 入会
2005年度 卒業
JC歴
1995年 アカデミー特別委員会(後期) 委員
1996年 総務委員会 委員
1997年 日本JC関係委員会 委員
1998年 地域国際委員会 幹事
1999年 総務委員会 委員長
2000年 魅力あるまちづくり委員会 委員長
2001年 副理事長
2002年 監事
2003年 副理事長
2004年 アカデミー特別委員会 委員長
2005年 理事長
2006年 直前理事長
出向歴
1996年 富山ブロック協議会 ASPAC支援委員会 委員
1997年 日本JC セクレタリーグループ セクレタリー
2002年 富山ブロック協議会 副会長
2004年 富山ブロック協議会 アカデミー委員長会議 委員
大井山理事長:
まず震災対応について、1月1日に発災してから、1月2日に氷見、1月3日に能登の方に物資の配達を行っており、スピード感をもって支援を行うことができたことを誇りに思っております。
震災はこれまでにもありましたが、日本青年会議所は災害対応のノウハウをかなり吸収していまして、今回組織的な動きをかなり重要視して行っています。支援をしてくださる方は大勢おられますがその分管理をする人手が大変になってしまいます。
そのためには組織的な動きが必要で、実際にそれができたことに対してもすごく誇りに思っております。内容としては、支援物資の仕分け、ボランティアセンターの立ち上げ、余剰物資のハブ地として、富山、高岡の市場を提供しています。また依頼のあった民家から倒壊した家具を運び出す活動を行っています。今後はより長期的な支援のため、富山・石川が中心となって北陸信越地区のLOMから日々現地に支援者を送り込んでいます。
現地に行ったメンバーは必ず「現地に行った方がいい」と言います。やはり被災した場所を見ると価値観や感覚の変化があるようで、そういった人たちがまた行かなければいけないという意識をもってやってくれていることが、ひとつの会員の成長に繋がっていると強く感じています。
遊道シニア会長:
素晴らしい。新年式典の際には映像も拝見しましたが、本当に素晴らしいなと思っています。乾杯挨拶でも申し上げた通り、本当に頭が下がる思いです。「我々シニア会も何かしなきゃいけないんじゃないか」という声もありますが、組織として動けていないのが現実です。青年会議所のようにみんなで力を合わせて支援に行くということを即座に実行に移せる団体は他にはいないだろうなと思います。しっかりと団体として機能できているのは本当にすごいなと思っております。
もし現役としてシニア会に何かしてほしいということがあれば何でもやります・・・と言いたいところですがなかなか難しい。そこは現役の皆さんからの要請があればそれに応える、といった対応をしていきたいと思います。
大井山理事長:
今年のスローガンは「心を結ぶ」をメインタイトルとしています。私は富山青年会議所に入って一番学びに繋がったなと思うのは人との関わり合いで、それが一番人を成長させると思っています。人脈を広げることで自分の引き出しが増えることもそうですが、自分が何か声をかけたときに、人が行動に移してくれるかどうかが人と人との絆の深さだと私は思っています。自己研鑽の中でも、本年度は人との関わり方をメインとしており、人との関わり合いができることによって会員の可能性を無限に広げていける。協力者を増やすことで、今までにないこと、できなかったことができるようになったり、自分にない発想を受け入れたりすることで会員が大きく成長するのではないかと思っています。中期ビジョンは「WAがひろがる地域(まち)とやま」ですが、その実現には今年で大きく力をつけて、今後の残り8年間の運動を大きく飛躍させたいと考えています。
遊道シニア会長:
(中期ビジョンは)まだ2年目というお話ですが、加速させていくのは本当に大事なことだと思います。それと、人と人との絆というのは絶対に大事なことだし、それこそが青年会議所の財産だと思っています。一人ひとりのメンバーが成長していくためにはいろんな要素が必要だと思いますが、やはり謙虚になることだと思います。「僕たちはこれからなんだ」「僕たちはまだまだなんだ」という気持ちがないと成長を妨げるような気がしますし、「今のままでいいじゃないか」という自己満足の考え方では成長しないと思っています。また人に可愛がられるということもとても大事です。別に媚を売るというわけではなく、例えば何か頼まれたら全力でそのことにあたり、達成して、お手伝いする、貢献することも人に可愛がられるためのひとつの方法です。それからコミュニケーション能力を高くすることも非常に大事だろうと思っています。どうしても今はSNSを中心に意思の疎通をしてしまうことが多いのかもしれませんが、そうではなく言葉でお互いの絆を高めるというのは、いつの時代になっても大事だろうと思います。まず謙虚になる、そしてコミュニケーション能力を高める、自分の生活や仕事がある中でも、その空いた時間に空いた力で、この人のために何ができるだろうかと考えて全力でやることが絆を広げるひとつの手法ではないかと思います。
大井山理事長:
そういった意味では本年度は例会で人間力を高めることをテーマにしています。スローガンは自分たちから相手に心を結びにいこう、人間関係を広げて絆を深める人を増やそうという想いがあるのですが、例会では相手に「この人と何かやりたい」と思ってもらえる人になってほしいという想いを込めて、本年度の例会を行います。今回2月に第1回目が開催されるのですが、その後4月、7月と、会員が少しでも魅力を高めて、より多くの仲間たちとともに行動できるような人になってくれることを期待しています。
遊道シニア会長:
青年会議所の中でもブロック、地区、全国大会などいろんな集まりがあると思いますし、また企業に戻っても様々な集まりがあると思います。そういうときに隣り合わせになったときに知らない人とどれだけ会話ができるかがすごく重要だと思っていて、そこから仕事の話が膨らんだりとか、青年会議所の活動であればお互いの関係が深まったり、というようなことがあったりします。それは繰り返しやっていかないと突然できるわけではないので絶えず心がけて意識しながら、隣の人と積極的に自分から話しかけてみる、話しかけるのはその人のことを知ろうとするからであって、積極的に自分から絆を作っていくことが大事だと思いますし、これだけ価値観が多様化している中では、やはりJCのメンバーこそ人と人とのつながりを大事にしてほしいと考えています。
大井山理事長:
今年は全国大会5周年の節目の年ということで、振り返りの機会となります。あれから地域(まち)はどう変わったかというとコロナ禍もあって少し人と人との繋がりは縮小してしまった部分がどうしてもあります。ただ、そんな中でもハード面は意外とアップデートされていると思っています。例えば、我々がMACHI-MEGURIで使ったブールバールエリアという駅の北口は綺麗に整備され、行政も少しずつイベントを増やしていますし、また呉羽山フットパスは連絡橋で繋がりました。市内にはAIカメラも設置されて、行政はこのAIカメラを交通量の調査に利用するだけでなく、民間の人たちが自分たちの会社の何らかの検証に役立てて、会社が活性化することを目的に利用してほしいと考えていますし、イベントも行政だけで企画するわけではなく、民間企業や我々のような団体が、より一層人が楽しめる、地域(まち)を賑やかにできる質の高いものをどんどん発信してほしいという話があります。地域(まち)は変わってないようでも、そこに住み暮らす人たちがハードに合わせて成長していると私は思っています。
遊道シニア会長:
今年の京都会議で話が出たのですが、全国大会富山大会のときに、城址公園の一角で屋台を夜遅くまで出していたそうですね。
大井山理事長:
「いいがになっとっちゃ横丁」ですね。
遊道シニア会長:
あれはすごく良かったと聞きました。懇親会が終わって二次会に行って、でもまだちょっと飲みたりない食べたりないときに、戻ってきたら相変わらずお店をやってくれていて良かった、とおっしゃる声がありました。
何の根拠もない肌感覚で言うと、あの後、城址公園で飲食を伴うイベントは結構開催されているように思います。全国大会の後すぐにコロナが直撃しているので、全国大会が終わってからの5年間といったらコロナと戦ってきた5年間という気がしてしまいます。地域(まち)がどう変わったかはわかりませんが、間違いなく青年会議所の現役の皆さんは大きく成長されたのだろうなと思います。
限られた人数、限られた予算の中でいろんな事業をやっておられますが、本当にすごいマンパワーだなと思っていて、これは全国大会を経験した皆さんの力、成長の度合いなんだろうな、と感じています。当時、我々はもうシニアという立場でしたので、5年前の全国大会に直接携わるようなお手伝いはしていないのですが、さらにその前の全国大会を経験された先輩方は、大変だったけど一人ひとりがすごくいい勉強になったとおっしゃっておられました。
5年前の全国大会を迎えた現役会員は、もう卒業された方もあるかもしれませんが、間違いなく貴重な経験をされたんだろうなと思いますし、同じ全国大会に携わった人たちの絆はずっと残り続けるんだろうなと感じています。
大井山理事長:
特にこの今回全国大会5周年記念式典が行われることで、当時の繋がりがこれを期に復活してくると思います。コロナ禍のおとなしくしていた期間はありますが、今年その機会を得て、先輩たちに作っていただいた関係を、さらに自分たちの追い風にして今後の運動活動を発展させていきたいと思っています。
遊道シニア会長:
素晴らしい。本当に全国の仲間と絆ができるっていうのは非常に重要な話で、人によってはお仕事の役に立てていらっしゃる方もありますし、もちろん仕事以外の友人として付き合いをJCの中でもっていらっしゃる方もいらっしゃるので、非常に良いことだと思います。
大井山理事長:
(全国大会5周年記念式典は)8月20日です。シニア会の多くの皆さまの参加を楽しみにしております。
大井山理事長:
私も一度整理して自分なりに考えてきたのですが、やはりまずはシニア会員と交流を増やしていけたらいいなと思っていて、現役会員は先輩方に敬意を払っている分、どうしても緊張してしまうところがあります。しかしこの青年会議所の良さは、先輩方が距離感なく接してくれること、これがひとつの大切な部分だと思っていて、我々が考えている以上に先輩方は怖い存在ではなく、フレンドリーな先輩が多いというのは私もコミュニケーションを取って分かったところがあります。理事長として歴代理事長へ挨拶廻りをさせていただいた際に、過去の話がすごく面白くて、当時の話を聞くのはすごく大事なことだし、この(気軽に話せる)距離感は財産だと思いました。やはりまずは交流の機会を増やして、お互いに信頼関係を築いて気軽に話せる仲になれれば、そこから始まるまちづくり、富山のためになることもたくさんあるのではないかと考えています。
遊道シニア会長:
現役には何をしたらいいというアドバイスもあんまりなくていいような気がしています。それは、現役が地域(まち)に住む青年としてこれからの富山を考えてやっていく事業というのは、現役のものであっていいと思うので、我々にこれからの富山のことを考えるというのはちょっと世代的にも違ってくると思います。しかし、さっきの中期ビジョンの話にも関係するところかもしれませんが、PTAを例にすると、PTAの役員の中にJCのメンバーが何人かいるパターンが非常に多いと思います。それはやはり会をまとめる力があるからで、その力というのはJCにいたからこそ育まれたのだと思います。だから、そのためにもコミュニケーション能力を上げていかなければいけないし、この人のためにこの地域(まち)のために何ができるかを考えて行動できる人間になっていくために自己啓発をしていくことがすごく重要だと思っています。現役会員はこれからどんどん自己研鑽を積んでいくことになりますが、シニア会は現役時代の活動はもう終えているわけですから、今度は自分の仕事や業界のために何ができるかということを考えてやっていくことがすごく大事だろうなと思います。地域(まち)のためにシニア会員と現役会員は今後どう協力していくべきかという問いに対しては、自身が誇りと自覚をしっかりもって、自分たちのそれぞれの活動の場で地域(まち)の1人、住民の1人としてどう関わっていくかがとても重要だと思っています。
大井山理事長:
確かに、まちづくりを通して自己成長してそれを卒業した後に役立たせるというのはすごく納得していて、地域(まち)を発展させることと自分を発展させることは同じなんですよね。まちづくりというと大それて聞こえてしまいますが、自分の家族のために何かする、自分の会社のために何かする、それも立派なまちづくりだと思います。そういう意味では青年会議所を通して、成長し、(それぞれの活動の場で)活躍していくっていう、一つのストーリーは青年会自体が富山のまちづくりに強く根付いている理由のひとつだと私も感じるところです。
遊道シニア会長:
課題をしっかりと認識するとか、会をまとめていくとか、そういう力はJC出身者の方が頼りになる場合が多い。ぜひそういう団体であり続けてほしいと思っています。こういった話も含めて1人でも多くのシニア会員と現役会員とが話す時間があれば、もっと輪が広がるだろうなという気がします。そのためには、やっぱりゴルフも1つのツールかもしれません。飲食を伴うイベントっていうのもその一つかもしれませんね。
大井山理事長:
今年度は会員拡大の目標として50人を掲げています。
例年、20人~30人という状況で会員拡大はなかなか難航しており、会員数は減ってきているのが現状です。
なぜ50人という目標を掲げたかというと、やはり会員が多ければ多いほどいいという考えをもっていまして、一度このベースを上げたいと思っているんです。例年20人だから、毎年20人集めれば何とか例年通りだしいいや、では拡大に対して全力を出し切れてないのかなと個人的には思うんです。
委員会の考えでは、拡大ダービーレースみたいなものとか、あとは3月に拡大のみの例会を開催して、会員の拡大意識を高めることに重きを置いているところです。他には例年にない取り組みとして、候補者をお呼びして、セミナーから懇親会を行うことで、学びの場とJCの雰囲気を候補者に実際に体験してもらうというのを年に何度か計画しています。
シニア会の方にお願いなのですが、拡大の候補者がいればいるほど我々はアプローチができるんですが、なかなか現役会員だけだと煮詰まっているところも正直ありまして…少し頭の片隅に置いておいていただいて、うってつけの人材がいらっしゃればぜひとも現役会員に共有していただき、もしできるのであれば、一緒に訪問できたらいいなと思っています。
遊道シニア会長:
我々が現役のとき、もう20年以上前ですけれども、当時も会員拡大は大きな課題でした。
1人が1人連れてきたら(会員数は)倍になるとよく言われますがなかなかそうならないのが現実です。その中でどうやって拡大していくかっていうことになると、まずは現役の皆さんがどうやってその自分たちと同じ世代の人に良い影響を与えられるかということがすごく重要だと思います。
もちろんそのきっかけ作りに、我々シニア会としても候補者の情報を提供していくのはとても重要だと思います。個別には情報が提供されているとは思いますが、窓口ができてないということはひとつ(課題として)あるかもしれません。窓口を整備するのは現役とシニアが協力してやっていくべきことのひとつかもしれませんね。
あとは、良い活動している団体、ぜひ入りたいって思われるような団体になる必要があると思います。卒業してから我々シニアも、若いときJCやってましたと言ったら、なるほどそうですよね、だからですねって言われるような立ち振る舞いをしていかないといけないと思います。
大井山理事長:
(JCは)いい勉強の場なのですが、なかなかお金と時間を使えないということもあって、会社的に体力がないとなかなか難しい時代的なのかなと思います。絶対に成長できる団体っていうのは我々も思っているのですが、ただ難しいのが、JCの良さを本当に語れるのは誰か、と考えたときに、やはりやり遂げたあとに話ができる先輩方からお伝えいただくのが一番説得力があると感じています。現役会員も当然自分たちの熱意を伝えることはできるのですが、協力して(拡大を)やっていく体制が確立できればそれは大きな武器となると私は考えています。
遊道シニア会長:
会社でいろんな研修を頼んだり、コンサルタントが入ったりしたら、費用は桁一つ違ってくるんだから、JCほど良い勉強はないだろうと思いますけどね(笑)
大井山理事長:
拡大は、今後やはり会を存続させるというよりは、地域(まち)の発展のために青年会議所に入った人が、自社を発展させることはまちづくりであるという話をさせてもらったんですが、(会員が)多ければ多いほど、富山の地域(まち)が発展していくと私は信じています。そういった意味でもみんなが協力して会員を増やしていくことが明るい豊かな社会に繋がるということをしっかり自信をもって言えるようになれば、人は自ずと増えていくと思います。
遊道シニア会長:
大きな会社組織だけでなく小さな会社組織、サラリーマン、問わず掘り起こして行くことが重要ではないかと思います。
大井山理事長:
人が成長できる団体というのは本当でそれを伝えられれば、研修費から比べれば(会費なんて)全然安いと言うことですね。
遊道シニア会長:
そう。しかも楽しいし、いや楽しいだけじゃないけど・・・つらい時もあった。いや、つらくないな。つらくはないが・・・でも勉強になりました本当に・・・(思い出にふける様子)
大井山理事長:
そこを全面に出して仲間を増やしていきたいと思います。
遊道シニア会長:
我々も使っていた入会候補者リストは今でも脈々とブラッシュアップされて続いている?
大井山理事長:
今も使っています。個人情報の関係でデータの共有まではなかなか難しいですが。お見せしたりすることはできると思います。
遊道シニア会長:
何かそういう機会を作る必要がある気がする。(この候補者なら自分から)また入会するよう言っとくちゃ、みたいな。そういうアプローチができる方はたくさんいらっしゃるんじゃないかな。
大井山理事長:
それに関連して、今年は10月に現役会員とシニア会員の皆さまが交流できる例会を計画していますので、ぜひともご参加をいただければと思います。
遊道シニア会長:
シニア会員は、集まるチャンスがあればいくらでも集まれるはずなので、ぜひそんな会合を楽しみにしています。
大井山理事長:
それでは本日はお忙しい中、お時間を作っていただいてありがとうございました。
今日の対談を糧に、しっかり現役会員は邁進していきますので。よろしくお願いします。
遊道シニア会長:
こちらこそありがとうございました。
JCに対する思いはありますので、ぜひ現役の皆さんのためにも、シニア会員に何ができるかまたみんなで考えながらやっていきたいと思っております。震災のこともあって少し大変だと思いますが、それはそれ、これはこれ、LOMの事業はしっかりと事業として、やってかなければいけないと思うし、そうなれば一人ひとりの負担がまた増えるわけですけれども、絶対にいい財産になると思っていますので、みんなで力合わせて、ぜひ地域(まち)のために、そして何よりも自分自身のために頑張りましょう。
1月27日(土)
場所:ホテルグランテラス富山
1月27日(土)ホテルグランテラス富山にて理事⾧就任式が開催されました。
はじめに 2023 年度理事⾧新田洋太朗君から理事⾧挨拶があり、会員への感謝と自身がリーダーとして活動してきたこと、これからの現役会員に対しての想いを述べられました。
そして 2023 年度理事⾧の新田洋太朗君から2024 年度理事⾧の大井山靖征君へプレジデンシャルリースが継承されました。
プレジデンシャルリースを身に着けた大井山理事⾧からは、 2024 年度のスローガンである「心を結ぶ~地域(まち)によりそい Happy の連鎖を~」にかけた強い覚悟が述べられました。そして2023 年度理事⾧新田洋太朗君へ大井山理事⾧から感謝状と記念品を贈呈し、理事⾧就任式は無事に執り行われました。
最後に、新入会員バッジ授与式が執り行われ、大井山理事長からの激励とともに手渡されたバッジを身に着けた新入会員に大きな拍手が送られました。
総務委員会
委員長 福島 慎治
1月27日(土)
場所:ホテルグランテラス富山
1月27日(土)にホテルグランテラス富山にてご来賓・来訪JC・シニア会員の皆さまにご出席いただき新年式典を開催いたしました。
富山県知事 新田八朗様、富山市長 藤井裕久様、富山青年会議所2024年度シニア会 会長 遊道義則先輩、公益社団法人日本青年会議所2024年度副会頭 佐々木隆浩君、JCI太平山理事長 梁 楽平君よりご祝辞を賜りました。
大井山理事長より本年度のスローガン「心を結ぶ ~地域(まち)によりそいHappyの連鎖を」を基に行われる運動・活動にかける熱い想いと覚悟が述べられ、最後は2024年度正副メンバーによる餅つきパフォーマンスが披露されました。
つきましては新年式典に多くのシニア会員の皆さまのご参加を賜り、誠にありがとうございました。
交流委員会
副委員長 末吉 正道
2月20日(火)
場所:教育文化会館
はじめに、2月度公開例会において多くのシニア会員の方にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。
2月度公開例会では「コミュニケーション力」をテーマに、講師にアンジャッシュの渡部氏をお招きし講演していただきました。
誰にでもわかりやすいコミュニケーションというテーマですが、芸能界で様々な人物を見てきた渡部さんだからこその講演内容になりました。
皆さまからも具体的でわかりやすかったとご好評をいただきました。一般の方からの反応もよく、質疑応答でも盛んに質問がでておりまして、大変うれしく思いました。
例会2部においては、松浦弘将君の結婚者報告と新入会員1分間スピーチが行われました。
松浦君は幸せいっぱいの様子を伝えてくれましたし、新入会員は緊張しながらも自身のことを知ってもらうために精一杯スピーチを行ってくれました。
例会委員会では残り2回、4月、7月と人間力向上をテーマに事業を構築していきます。皆さまの信頼に応えられるよう、気を引き締めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。
例会委員会
委員長 土地 章豊
2月10日(土)
場所:富山電気ビルディング
富山ブロック協議会第1回全体会議では、「つながりから共感を生み出し豊かさと笑顔あふれる富山の創造」をスローガンに出向者を一堂に介し年間目標及び意気込みを来賓も含めた参加者全体に示されました。また、各LOMの理事長所信からはLOMの目指すべきビジョンが各LOMにも共有されました。4年ぶりの新年交流会では、各テーブルに富山県内のLOMが均等に配置され、LOMの垣根を越えて交流が図られました。
2月24日(土)~25日(日)
神通峡春日温泉 ゆーとりあ越中
2月24日(土)~25日(日)の2日間で2024年度前期新入会員一泊研修を開催いたしました。
富山版VMV、セレモニーの練習、ビジネスマナー、プレゼンテーションなどいくつかのモジュールに分け研修を実施し、青年会議所の価値観、目的、目指すべき未来、社会人、JAYCEEとしてマナー、効果的なプレゼンテーションの方法等を学びました。
1日目終了かと思いきや…毎年恒例の翌日朝までに自分たちで事業を計画し発表する課題が与えられました。
自分たちが抱えている課題と現状、事業を行う目的を整理するところからのスタートとなりましたが、ほぼ全員が徹夜に近い状況となりながらも最後まで真剣に課題に向き合い、翌朝には堂々とした発表を行うことができました。
苦労を共にした新入会員同士の絆もより強くなった一泊研修となりました。
アカデミー委員会
副委員長 澤田 稔
1月27日(土)~
七尾市
本年度北陸信越地区協議会では、1月27日から始まった七尾市災害ボランティアセンターの運営支援を行っております。
毎日全国から10~40名程度のJCメンバーが集まり、一般ボランティアの送迎や、軽トラや2t車を運転して各ご家庭からの災害ごみの搬出を行うといった作業をしています。道の状況も決して良くはなく、また断水も解消されていません。
そんな中、全国から時間をかけてこれほど多くのメンバーが支援に来て頂けることに、JCの力強さと当事者意識の高さを実感しています。
お陰様で当初15名程度だった一般ボランティアの受入れも今では80名規模となり石川県内でも一番大きいボラセンに育て上げることができました。
今後、他の地域にも支援の手を広げていくことになりますが、シニア会員・現役会員の皆様には引き続きのご支援を賜れますと幸いです。
北陸信越地区協議会
事務局長 辻 博亮
1月27日(土)
場所:ホテルグランテラス富山
1月27日(土)ホテルグランテラス富山にて富山青年会議所シニア会2024年度定時総会が開催されました。
多くのシニア会員が集まり、昨年度の事業報告並びに収支予算、本年度の事業計画がそれぞれ審議・可決承認されました。
本年度のシニア会長であられる遊道会長からは富山青年会議所による各種事業・全国大会富山大会開催5周年事業への支援が呼びかけられました。
また、現役代表として大井山理事長より本年度にかける意気込みを多くのシニア会員の皆さまへお伝えいただくことができました。
2024 年度のシニア会の活動は、1 月の定時総会に始まり、交流事業としてゴルフコンペと 11 月の臨時総会を予定しています。
その他には現役会員からの要望により、各種事業の支援など、臨時活動を行う予定です。
また、全国各地で開催される日本 JC シニア・クラブの事業にも参加を予定しています。
富山青年会議所シニア会 2024年度 事業計画(案)
(1)定時総会並びに新年祝賀会 1月27日(土) ホテルグランテラス富山
(2)シニア会ゴルフコンペ 9月26日(木) 呉羽カントリークラブ
(3)臨時総会 11月(予定) 場所(未定)
◎その他の活動予定
【日本JCシニア・クラブ】
・京都会議 1月19日(金) ANAクラウンプラザホテル京都
・第89回会員総会 4月12日(金) 東京プリンスホテル(東京都)
・北陸信越地区大会 長岡大会 6月28日(金) 新潟県長岡市内会場 ※場所未定
・サマコン会議 7月19日(金) 横浜市内会場 ※場所未定
・福岡全国大会、第90回臨時総会 10月4日(金) ホテルニューオータニ博多(福岡県)
今年度は以上の前期11名の新入会員を迎え、111名での活動スタートとなりました。
本年度は、ななななんと50名の拡大目標を掲げております。
現役会員はもちろん、シニア会員の皆さまにも引き続き
候補者のご紹介を何卒よろしくお願いいたします。
3月は会員拡大の重要性を理解するための対内例会を開催し、会員拡大の動きを加速させていきます!!
候補者のご紹介やご説明をご希望の方は、アンケートにご記入いただくか、お電話・Eメールにて広報・拡大委員会までご連絡ください。
広報・拡大委員会
委員長 森口 新悟
会員拡大に関するお問い合わせ先
運営幹事
政二 大蔵(まさに だいぞう)
TEL:090-2833-1433
Eメール:masani_daizo@daishin-sangyou.co.jp
ライダーズクラブ新年会開催!!
富山JCライダーズクラブの犬島です。
シニア1年目、もう原稿を書くことはないだろうと思っていたら愛弟子である「絆」担当の総務副委員長の小林くんから熱いラブコールがあり書かせていただけることになりました。うれしいです。
去る2024年1月31日に毎年恒例の富山JCライダーズクラブの新年会が梨花苑にて開催されました。
今年も多くの現役メンバーに参加していただきました。倉川副理事長ならびに例会委員会、総務委員会の皆さまありがとうございました!
2月度公開例会のキャラバン、会報誌「絆」のPRなどをしていただくと共に懇親会にも参加していただき、シニア会員も現役と話が出来てすごく楽しかったと言っていました。
ライダーズクラブではBBQやツーリングなどの例会を定期的に開催しています。現役が少なくなっているので今回のようにどんな同好会なのかぜひ一度見にきてください。
安心してください、めちゃくちゃ熱い先輩達がアットホームな感じで迎え入れてくれますよ!
ご参加お待ちしています!
(現役会員の中川聡くんがこの機会に早速入会してくれました!)
犬島 基晶
入会希望の方はキャプテン:川岸 寛(090-6278-9605)までご連絡ください
バスケ同好会・・・始動!!
本年度、第1回目の練習会が2月24日(土)にアイザック スポーツドーム にて行われました。
ス◯ダンに感化されたバスケ好きのシニア会員と現役会員12名が集まり、息切れしながらもゴールが入ると全身で喜び、外しても全身で悔しがる姿は本気で取り組んでいるからこそ。
もちろん運動不足の解消や、グラウジーズ の試合を皆で見に行きたい!という入会理由の方も大歓迎です♩
皆で汗を流して楽しくバスケしましょう!
きっと若返ること間違いなし!
例会委員会
副委員長 坂田 幸愛
入会希望の方はマネージャー:高木 亮太(080-1966-1844)までご連絡ください
「絆を強め、地域を守る」
越の国富山ブロック建設クラブ、本年度クラブ代表を務める岩崎和外です。本年度は「絆を強め、地域を守る」のスローガンを掲げ、皆様の生活インフラを整備する建設業の使命感を持ち、活動していきます!
2月26日(月)、定時総会を開催いたしました。
同クラブはシニア・現役合わせ会員210名。県内各LOMから役員を選出し、会員交流事業、研修等に励みます!建設部会の綱領(一部抜粋)には「我々建設部会は、ビジネスを中心とした会員の交流を通して個人の資質向上と会員企業の成長を図ること」とあります。
シニアと現役の熱い交流が図ることが出来ますので、是非一度参加してみて下さい!
越の国富山ブロック建設クラブ
クラブ代表 岩崎 和外
入会希望の方は永山(090-2374-4802)までご連絡ください
4月13日(土)
ゴルフ大会/呉羽CC(日本海コース)
表彰式/ANAクラウンプラザホテル富山
本年度も理事長杯ゴルフ大会を開催いたします。
理事長杯ゴルフ大会はゴルフというスポーツを通じてシニア会員と現役会員とが楽しく懇親を深めるために、1973年より開催を積み重ねてきた歴史と伝統ある大会です。ゴルフを通じて相互の距離を縮め、結びつきをより強固にしていきたいと考えています。
つきましては、多くのシニア会員の皆様にご参加を賜り、現役会員との懇親を深める一日にしていただきたいと願っております。
公私ともにご多忙とは存じますが、何卒ご出席賜りますようご案内申し上げます。
開催日時:2024年4月 13 日(土)
ゴルフ大会/ 7:31~スタート(IN・OUT同時)※カート有、スループレーとなります。
表 彰 式/18:00~19:40(受付 17:30~)
※後日、組合せ表をお送りしますが、シニア会員と現役会員の懇親を深めるために、シニア会員 2~3 名、現役会員 1~2 名の 4 名 1 組の組合せを基本とさせていただきます。
東委員長率いる交流委員会が準備を進めています!
4月16日(火)
場所:未定
現在、人間力講座第2弾として計画を進めています!
審議可決後、改めてお知らせいたします。
土地委員長率いる例会委員会が準備を進めています!
アンケート回答にご協力をお願いいたします!
2024年度会報誌「絆」第2号をご覧いただき誠にありがとうございます。
今回はシニア会長である遊道先輩にお時間をいただき、理事長との対談を企画いたしました。文章で読むより、声や表情も見ていただきたいと思い、動画も作成しております。ぜひ御覧ください。今回の絆がシニア会員の皆さまと現役会員の双方の理解を深めるきっかけになれば幸いです。
より充実した会報誌にしていくためにご意見を賜りたく存じます。下記URLよりアンケートのご回答をお願いいたします。
前回アンケートでは次のような意見が寄せられました!
「シニアにとっては現役のメンバーの顔、活動内容を知ることのできるよい機会となりますので、楽しみにしています」
「現役メンバーに会って話す機会が少ないので、絆を通して現在の活動状況を知ることができた 」
「写真もたくさんあって、参加者の顔を見ることができたのがよかったし、参加できない活動の様子がわかりやすかった」
編集後記
2024年度会報誌「絆」第2号を配信させていただきました。配信にあたりシニア会員、現役会員を問わず多くの方々にご協力をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。次号以降も質を上げていけるよう頑張りますので、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
総務委員会 委員長 福島 慎治
お問い合わせ
公益社団法人富山青年会議所
〒930-0083 富山市総曲輪3-3-16ウィズビル2F
TEL (076) 461-6865
FAX (076) 461-6866