7月16日、「3Rをはじめよう」をテーマに、さいたま市環境局資源循環推進部から2名の講師を迎え講座を開催しました。
ごみの排出量は減少傾向にある一方で、プラスチックごみの増加によりCO2排出量は減少していません。ごみ処理には年間169億円ものコストもかかっています。
昨年10月1日からプラスチックごみの回収を拡大し、資源物1類の排出袋を透明袋のみに限定しました。透明袋にすることにより、リチウムイオン電池や注射針の混入を防止しています。
透明袋の目安は、ごみ袋とごみを10cm離して、ごみに書いてある文字が読める程度とし、透明で中のごみが確認できれば使用可とのことです。
最後に自転車のリユースは、さいたま市は年間1万台以上、月100台をリユース業者へ、衣類のリユースはリサイクル(ウエス)として活用しています。
リデュースのポイントは、コンビニ・スーパーでお弁当の箸・スプーンは断る、マイバッグを使用する、必要な物しか購入しないこと。
リユースのポイントは、シャンプー・洗剤のボトル等は繰り返し使用する。
プラスチックの分別や食品ロス削減等、私たちの日々の工夫がごみの焼却量を減らし、CO2やコストの削減につながります。一人一人の行動が、ひいては脱炭素社会への大きな一歩となることを感じました。