KIT学部生の皆さんへ

応用生物学といえども、基礎をないがしろにしての応用は成り立ちません。

「基礎的なこと」の理解なくして、「役立つ応用」研究はできないのです

資源昆虫学研究室は,100万種を超える昆虫が環境に適応した多様な特性を示している背景を理解することで,ヒトによる持続的な環境利用がはかれるように応用可能な能力を発掘していくことを目指しています。

私達の研究室に興味ある人は、研究室宛、もしくは各教員に連絡をいれてください。
 <>内をクリックするとメール送信画面が立ち上がるはずです。

  研究室宛メールは <こちら>(2名の教員に配信されます)
  個別に連絡を取る場合はこちら   <秋野宛>  <長岡宛>  

研究対象として 
(1)生物(主として昆虫や植物)の生態や行動,
(2)生物が生産する有用成分の構造と機能に取り組んでいます。
自然生態系、および農生態系での生物間相互作用を明らかにすることは
・自然界において生物多様性を維持するメカニズムの解明
・農生態系および住環境における総合的害虫防除法の開発
・生物由来の物質素材の基本性能の解明とその応用
に繋がります。そのような視点からの研究に取り組んでみませんか?

秋野

2. 基本的な研究スタンスを細胞から分子レベルの生物学においています。

研究対象として
(3) カイコガを中心にした昆虫オス精液の生殖制御,特に精子成熟機構に係わる機能を解明
  します。そして,その知見を元に精子の冷凍保存や人工授精による昆虫資源の維持・管
  理(害虫等の防除)技術開発へと繋げていきます。
(4) カイコガ組織・細胞抽出液を使って,安価,短時間。多種類の試験管内タンパク質合成
  を可能にする無細胞合成系を構築することで,医薬品生産への活用などに取り組んでい
  きます。

今一度,先人たちが培ってきた「養蚕学」に真剣に向き合い,そこに我々の新しい技術や知識を導入することで「新しいカイコガの生物学」と「新蚕業の創出」を目指しませんか?

長岡

生物の生理・生化学・行動・生態などに興味を持ち、

積極的にその秘密を解き明かしたいという皆さんを待っています。


興味ある人は随時スタッフまで連絡して

研究室を訪ねてきてください。