教員ニュース
秋野

2015.9.17 発売中!

東海大学出版 「アリの社会」 が発売されます。小さなコラムを一つ書いています。

北大の東正剛先生を中心とする国内有数のアリ研究者による本です。興味ある人はぜひ手に取ってください。

2015.9 生協虹の旗で対談が掲載されました

3者対談でした

2015.7.21 海南高校1年生対象に授業をしまし

和歌山県海南高校の1年生32名を対象に、化学生態学入門の授業をしました。授業終了後は、カイコの飼育現場を見学し、カイコに触れてもらいました


2015.7.16 高槻高校にて授業をしまし

「化学生態学への誘い」というタイトルで、生物間相互作用を調べる楽しさを伝えてきました

2015.7.13 向陽小学校にてアリの不思議を語ってきました

1年生にアリの面白さを伝えてきました

2015.6.15 2015年Zoological Science Awardに選ばれました!

“Double-Trick” Visual and Chemical Mimicry by the Juvenile Orchid Mantis Hymenopus coronatus used in Predation of the Oriental Honeybee Apis cerana

Takafumi Mizuno, Susumu Yamaguchi, Ichiro Yamamoto, Ryohei Yamaoka and Toshiharu Akino

Zoological Science


これは、ハナカマキリという極めて興味深い進化を遂げた昆虫の持つ驚くべき特徴を解明した研究でした。本種の幼虫がランの花に擬態することはよく知られていますが、本研究では、本種がその外見をランの花弁に似せるだけでなく、化学物質(3HOA, 10HDA)を放出してミツバチを正面に誘導し、捕食していることを明らかにすることに成功しました。


これが2015年Zoological Science Awardに選ばれました!

2015.6.5 TV局からの問合せをうけました

2015.6.5 某テレビ局から電話で「擬態」に関する問合せがありました。「擬態」は、やっぱり、興味が惹かれる面白い現象なようです。


2015.3.26 NEWTONに掲載されました

積水プロジェクトでの研究概要が、NEWTON最新号に掲載されます!

2015.3.15 ダーウィンが来た!に出演しました

ハナカマキリの謎にせまった回のおさらい・・3月15日のダーウィンが来た!にちょこっと出演しました

2015.3.14 積水自然に学ぶものづくり研究助成シンポジウムin広島に参加してきました

プログラムが一部改訂されました。

2015.1.14 RFIDジャーナルに極小ICタグを付けたアリ研究の記事が掲載されました

SKエレクトロニクスとの共同研究で行っている極小ICタグを用いたアリ研究がRFIDジャーナルに紹介されました。

詳細はこちら

実際の実験は、研究室の修士学生 籔下くんが担当してくれています。細かな操作は全て彼の技術力に依存しているのが実際。おもしろく、かつ可能性のある技術として現在も検証を続けています。

2014.12.17 城陽市久世小学校の6年生にアリ世界の面白さを伝えてきました


2014.12.17 城陽市久世小学校におじゃまして、6年生4クラスに、一クラスづつ、アリのお話をしてきました。

日本のアリ、世界のアリ、アリとシロアリの違い、触角の秘密・・などなど・・・元気いっぱいの小学生たちでした

2014.12.11 大阪大手門高校の生徒さんが訪ねてきてくれました

2014.12.11 大阪大手門高校の生徒さんにアリの生態と研究について講義しました。

毎年、120分近く話し込んでしまっていた事を深く反省して、今年はきちんと時間に収めることに挑戦。

60分講義の予定だったのですが、ついついあれこれ話し込んでしまって、結局90分近く喋ってしまいました。

アリの世界、虫の世界、フェロモンなどの化学交信や化学戦術の世界・・まだまだ話したい・伝えたいことは一杯アリます・・・・


講義後は、アリの分類に挑戦してもらいました。普通種を検索表に従って分けていくのですが、初めての人にとっては結構大変な作業。

でも頑張って挑戦してくれました。

2014.11.20 京都府乙訓高校でアリを語ってきました

2014.11.20 京都府乙訓高校の生徒さんに虫の研究、アリの研究の楽しさを伝えてきました。

2014.11.12 浜松開誠館高校の生徒にアリを語ってきました

2014.11.12 静岡県からKITを訪れていた浜松開誠館高校の生徒さんに、アリの社会とコミュニケーションの面白さを伝えてきました。

2014.11.8 沖縄県の高校生にアリを語ってきました


2014.11.08 沖縄県からKITふくめ関西の大学を訪れに来た高校生に、アリの世界の面白さを伝えました。

2014.10.26 学びフォーラム@同志社大学でアリの世界の楽しさを伝えてきました

2014.10.26 高校生対象のイベント学びフォーラム@同志社大学で、アリを中心とした昆虫研究の重要性と楽しさを伝えてきました。

2014.9.25 舞鶴市 高野小学校でアリについて語ってきました

舞鶴市にある高野小学校におじゃまして、児童対象に、アリの世界の楽しさを伝えてきました。

2014.11.20 学会誌の表紙を飾りました

最新号のZoological Scienceの表紙にハナカマキリの写真が使われました!

Mizuno et al. “Double-trick” visual and chemical mimicry by the juvenile Orchid Mantis Hymenopus coronatus for capturing the Oriental Honeybee Apis cerana" Zoological Science 31: 795-801.


2014.11.13 アリたちとの大冒険 出版されました

翻訳に追われ続けた苦心の作。とにかく、面白いです。一言で言うならば、AMAZING! ぜひご一読を!

http://www.kagakudojin.co.jp/book/b146277.html

2013.11.1 福知山市 修斉小学校でのありんこセミナーを開催しました

福知山市にある修斉小学校の3年生、4年生の子供たちに会いにいってきました。

ありんこセミナー。知っているようで知らないアリんこのヒミツを少し公開してきました。楽しんでもらえたでしょうか・・・

2013.10.26 新北島中学校 理科クラブ アリの勉強会を開きました

10月26日、大阪市立新北島中学校で、アリの勉強会をおこなってきました。

新北島中学校がある地域では、侵略性外来種のアルゼンチンアリが繁殖していて、在来のアリの姿をほとんどみることができません。

外来種の防除がどうして必要なのか、アリって悪者なのか、どんな生活をしているのか

そんなお話をしてきました。


企画 環境省近畿事務局


2013.9.27 有機エレクトロニクス研究会 生物に学ぶ で講演しました

エレクトロニクス研究会、異分野の人たちを相手に、アリの社会の特徴について講演しました。

2013..28 日本蟻類研究会大会が終わりました


次年度の大会は 新潟県で開催予定です。アリに興味のある人、アリをめぐる生物や自然に興味がある人、日本蟻類研究会に入りませんか?

アットホームな雰囲気のある勉強会です。 

当研究室のリンクをたどると、蟻類研究会のウェブサイトにたどり着けます。会誌の「蟻」は内容の濃い楽しいものです。ぜひどうぞ!

2013..24 日本蟻類研究会56回大会開催イベント 講演会のお知らせ

アリをめぐる演題ふたつ、わかりやすく解説します。
講演  秋野順治 (京都工芸繊維大学)

     大河原恭祐 (金沢大学)
興味あるかたは、是非足をお運びください!


講演要旨(1) 匂いでさぐるアリの社会  秋野順治 (京都工芸繊維大学) スマートフォンにDS・・・私たち「ヒト」の社会では、眼で見ることでわかる情報や、耳できくことでわかる情報を、より簡単に手に入れることができる便利な道具が出回っています。こういった道具を通して、私たちは、社会や学校から色々な情報を受け取ったり、家族や友人らとコミュニケーションをはかっています。一方、私たちの足元をせわしなげに歩き回るアリたちは、当然のことながら、スマートフォンもDSも持っていませんし、インターネットを使うこともありません。しかも、アリの所帯は大家族です。ときに数千から数万もの姉妹が同じ屋根の下、ひしめきあって暮らしています。アリたちは、家族の中心となるお母さん(女王アリ)を守りながら、餌をさがしたり、住む場所を拡げたり、幼い妹の子守りしたりと、姉妹が力を合わせて、たくさんの仕事をこなしています。中には、つらかったり、しんどかったり、面白くないような仕事もあります。でも、どの仕事を分担するかで、互いにもめるようなことはありません。
 また、大家族が一緒に移動する時でさえも、アリたちは交通渋滞に悩まされることはありません。インターネットも携帯電話ももっていないのに、アリたちは渋滞をひきおこさないコツを知っているのです。
 これらのアリの行動の謎を解くカギは、「匂い」にあります。アリたちは「匂い」を使い分ける達人なのです。アリたちが「匂い」として語る言葉、それを私たちは「フェロモン」と呼んでいます。フェロモンをつかうことで、アリたちは、今どこで何が起こっていて、何が必要とされているかを理解し、そして、その状況に対してどのように行動したら良いのかを判断しているのです。仕事の分担についても、交通渋滞をしないようにするにも、緊急事態にたいする行動も、フェロモンをつかったコミュニケーションが問題を解決してくれているのです。 もっとも、アリたちが優れているのは、「匂い」の使い分けだけではありません。私たちヒトが聞くことのできないような音や、見ることができないような光も、アリたちは聞き分けたり、見分けたりできるのです。ちっぽけなアリンコですが、持てる能力を存分に活かして、お互いにコミュニケーションをはかって、円滑・円満な生活をしているのです。 今回は、アリたちの匂いの言葉:フェロモンの秘密について紹介しながら、アリの不思議に迫りたいと思います。

(2) 知られざるアリの世界  大河原恭祐 (金沢大学) アリを知らないという人は、まずいないのではないでしょうか。それほどアリは私たちにとって身近な昆虫です。誰でも地面を歩くアリをつまんだり、アリの巣をほじくり返してみた経験があるでしょう。しかし、そんなおなじみのアリにも私たちの知らない姿や秘密があります。今回の講演会では、そうしたアリたちの知られざる世界を、以下の3つの話題についてご紹介します。1.はたらきアリはなぜ女王のためにはたらくの? アリはたくさんのはたらきアリ(ワーカー)と女王アリとが1つの巣で一緒に生活しています。ハチやシロアリもそうですが、このように集団で生活する昆虫を社会性昆虫と呼びます。はたらきアリは餌を集めたり、卵や幼虫の世話などの仕事を一生懸命していますが、はたらきアリはどうしてそんなに女王アリにつくすのでしょうか?はたらきものなら1人で巣を作ってもよさそうなものですが・・。それには複雑な姉妹の物語があったのです。2. 悩める女王さま はたらきアリは一生懸命働いていますが、女王アリは巣の中で何をしているのでしょうか?巣の中で優雅に王宮生活を楽しんでいる・・わけでもないようです。そもそも王さまはいないのでしょうか?巣を女王にまかせてどこに行ってしまったのでしょうか?実は女王アリはあの巣を作るのに人知れず苦労をかさね、また新しい巣をつくるのにさらに苦労をかさねています。女王アリの細腕繁盛記のお話です。3. こんなアリいるの!? 本当のアリの姿や生活は実に意外なものです。次の中で実在するアリはどれしょうか? 1)畑を作って農業をするアリ2)罠をしかけて獲物を捕まえるアリ3)泳ぐアリ4)飛行するアリ5)世界侵略をすすめているアリ正解は講演会で。みなさん考えてみてください。

2012.11.28 ミニ講演会とダイコン堀り体験会開催しました

京都新聞イベント情報にも掲載されましたが、11月28日(水曜日)の午後1時半からミニ講演会とダイコン堀り体験会を開催します。


ミニ講演会のタイトルは、「智謀の雌に無謀な雄 フェロモンで見る虫の生態」です。

とある虫の雄と雌にフォーカスを当てて、その行動の謎について紹介します。

また、合わせて、嵯峨野フィールドセンターでダイコン掘り取り体験ができます。


興味ある方はご参加ください。

2012.11.20 ネイチャーインダストリーアワード@大阪

平成24年11月20日(火)10時~18時、大阪科学技術センタービル 8F で開催される大阪科学技術センター主催のネイチャー・インダストリー・アワードでアリの化学情報戦に関するポスター発表をおこないます。自然の叡智に関する36件ものシーズが一堂に集まります。興味ある方はご参加ください。

下記の大阪科学技術センター財団のホームページ上にも開催案内が掲載されています。

http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/12103102/

発表内容のポスターはこちら