■ KRMMで欠席連絡メールが送れていないみたいだけど...
「送信先も設定したし、履歴ページに送信と表示されているのに、メールが送れていないみたい」というお話しを頂くことがあります。
そのようなときは以下のトラブルシュートをお試しください。
宛先メールアドレスを正しく入力できているかご確認ください。アットマークが全角「@」になっていませんか。半角「@」を入力する必要があります。余分なスペースが入っていたり、ピリオド「.」のはずがカンマ「,」を、半角ハイフン「-」のはずが全角ダッシュ「−」を入力しているかも知れません。
バージョン1.1.4 for iOS / バージョン1.1.4 for Androidで、宛先メールアドレスが正しい形式かどうかをチェックする機能を実装しました。
バージョン1.2.0 for iOS / バージョン1.2.0 for Androidで、QRコードをスキャンして宛先メールアドレスを読み込む機能を実装しました。
メールアプリ単独でメールを送信できるか試してみてください。メールアプリを開き、新規メールを作成します。新規メールに正しい宛先を設定して送信できるかお試しください。もしメールアプリからメールを送信できないようなら、KRMMから欠席連絡メールを送ることはできません。メールアプリからメールを送ることができるように設定してください。メールアプリの設定は、メールアプリのヘルプをご覧ください。
スマートフォンにメールアプリがインストールされていて、メール送受信可能な状態になっているかご確認ください。Androidをお使いの方は、何かしらのメールアプリが送受信可能な状態である必要があります。iOSをお使いの方は、Apple標準メールアプリがメール送受信可能な状態である必要があります。(iOSに関する記述を2025/04/26変更)
■なぜ上記のようなトラブルシュートが必要なのか?
KRMMの仕組み(仕様)により上記の確認が必要になります。少しばかりKRMMの仕組みの話にお付き合いください。
KRMMにはメールを送信する仕組みがありません。KRMMの役割は「宛先と本文をセットした新規メールを作成し、スマートフォンのメールアプリに送信を依頼すること」です。メールアプリへの依頼が成功すれば履歴ページに「送信」と表示します。
このような仕様から、スマートフォンの標準メールアプリがメール送信可能な状態に設定されている必要があります。また、メールアプリへの依頼が成功しても、宛先メールアドレスが間違っていれば送信したメールは宛先不明で戻ってきます。ただし、宛先不明でメールが戻ってきてもKRMMには「メールが戻ってきたこと」が検知できないので、KRMMの履歴ページには「送信」と表示されたままになります。
仕様上KRMMがメールを誤送信することはあり得ないのです(KRMMにはメールを送信する機能がないのですから)。欠席連絡メールが送られていないのであれば、「送信先メールアドレスに間違いがある」か「メールアプリの設定が正しく行われていない」または「ネット回線にトラブルが生じている」のいずれかの理由によるものです。
お付き合いいただきありがとうございました。