全国ひきこもり家族会連合会 横浜支部

KHJ横浜ばらの会


  ようこそ

  家族会へ

横浜ばらの会は、ひきこもりの人(不登校・不就労などの社会的ひきこもりも含む)の個性や希望に添った形での社会復帰を図ることを目的に、自助活動する家族会です。会員同士がたがいに支え合い、情報を収集・共有し提供していきます(2016年5月11日発足)。

一人で抱え込んでつらい思いをしていませんか。サポートし合える繋がりを持つことが大切です。家族が元気になって、本人も家族も自らの意思で自分らしい人生を歩んでいくことができるように、共に学び、寄り添い、前に進んでいきましょう。

横浜ばらの会への参加をお待ちしております。

<目的>

  • ひきこもりの人の個性や希望に添った形での社会復帰を図ることを後押しします。

  • 家族が孤立しないように、学習会茶話会等を通して共に学び、視野を広め、共感や気付きによって、ひきこもりの人の良き理解者となるよう努めます。

  • ひきこもりの理解促進と、誰もが希望を持てる社会の実現のため、社会や行政に発信していきます。

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KHJ(Kazoku Hikikomori Japan)は、ひきこもり状態の方を抱えたご家族、ご本人が社会的に孤立しないよう、 全国の家族会(39都道府県55支部)と連携し、行政に働きかけながら、誰もが希望を持てる社会の実現を目指している、日本で唯一の全国組織の家族会(当事者団体)です。

「特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会」https://www.khj-h.com/

☆お知らせ☆

令和4年度は(公財)キリン福祉財団 令和4年度「キリン・地域のちから応援事業」の助成を受け開催いたします。

参加費無料です!


たくさんの方々のご参加、お待ちしております。


学習会のページ

☆予告☆

2022年9月10日(土)開催

神奈川県不登校・ひきこもり等関係団体による

フリ・フリ・フェスタ2022

フリフェス2022チラシ.pdf

KHJ横浜ばらの会チラシ

<会の成り立ち>

「ばらの会」は、2015年4月から家族会立ち上げのための準備を始め、2016年1月に「横浜ばらの会」として活動を始めました。5月11日には、KHJ本部より承認を受け、KHJ横浜支部となりました。

この家族会は、「NPO法人教育研究所でカウンセリングを受けていた不登校・ひきこもり本人や家族が、当事者が希望する社会的復帰を後押しするためには、個々の努力のみならず家族会の力が必要と感じ、立ち上げたものです。

家族会立ち上げを御指南くださったNPO法人教育研究所所長の牟田武生先生には、心より感謝し、御礼申し上げます。

家族会と当事者会の必要性 ~小手先の支援だけでは限界に~(2016/03/01, 教研通信121号より)

NPO法人教育研究所 理事長・教育コンサルタント 牟田武生 ※タップ(クリック)して表示ください

「不登校・ひきこもりから回復するための土台になるものは何ですか」と質問されることが多い。心因的な理由で、そのような状態に陥ってしまった多くの人たちは、対人不信や自信喪失から自尊感情や自己有用感が持てない。さらに、これ以上、自分自身が傷ついてしまうと自己が崩壊するのではないかという、生存の危機に近いような感情に襲われる。

それを回避するために、生理的な自己統制として、うつ病的な症状が現れ、生存機能を維持していくことが自然と起るのではないかと考えられる。なかには、その統制がうまくいかず、初期の段階でうつ病を悪化させ、自死に至る人もいる。


戦前の日本社会や海外では、不登校やひきこもりの症状が散見できず、生物学的な捉え方だけでは証明できない壁に突きあたる。では、何に問題があるのか、阪神・淡路大震災の時、震災直後は不登校やひきこもりの数が減少した。被害者や地域に対して、様々な生きるための支援が入り、ライフラインと社会インフラが整備され、ほっと一息が付き、生活が再建されると、再び、爆発的に不登校・ひきこもりが増えた。

それらの心理的な症状は以前にも増して深刻だった。肉親や血縁者、友人を亡くした喪失感、大震災のトラウマが一気に被災者を襲い、その症状はさらに重くなっていた。

東日本大震災から5年、人々の暮らしは、まだ充分に改善していないが、落ち着きを取り戻しつつある。起って欲しくないが、阪神・淡路大震災のように、そのような被害者が増加したら、この仮説は成立してしまう。

人類は生存が一定程度保障され、安心感が生まれると、次に求めるのは、愛情や信頼感である。これが、家族や廻りの人から感じられなくなると、孤独や不安に襲われる。それらが充分にないと、ストレスを誘発させ、それが引き金になり、体調不良の原因になる自律神経の失調の状態になるのではないか、不登校・ひきこもりが長期化するのは、人とひとの絆が感じられなくなるからだと考えると、土台となるものは、人間関係においての愛情や信頼感等の“絆”ではないだろうか。


核家族化の中で、効率と利益優先でライフワークバランス考えがない企業経営者のもとで働く人たちは忙しい。長時間労働はあたり前、年間で欧米の2倍近く働くと、自ずと家族での会話少なくなり、子どもとの情緒的つながりや信頼関係は薄くなっていく。

そんな家族の中ではじまるのが、子どもの孤食、たとえ、家族一緒での食事があっても心が通い合わない。さらには、地域社会で、人とひとの結びつきの脆弱化を大人達は、爽やかさっぱりでストレスを感じなくてよいとする。


ひと回避社会の成立の中では、子どもや若者のコミュニケーション能力、対人関係能力、社会性が育たないばかりか、人間として機能しなくなり、子どもや若者は、それを満たしてくれる現実逃避した生き方としてのオタク化やネット依存が進行するのは、やむえない。

子育てはお前に任せてあるという無責任な父親。

個性的であれ、成績もよくと掛け声をかける母親。

集団に迎合しないと成績が良くならない集団化一斉詰込みの学校教育という矛盾に気が付かず、子どもを激励する親たちによって、子どもの心は切り裂かれていく。

さらには、長期化した不登校やひきこもりの子を抱えても、その意味がよくわからず、高校や大学に進学すれば問題は解決したと思いこんでしまう。

ひきこもりやニートの若者を抱え、働けば、就職さえすれば、解決と考える親たちも同じ思考の人達である。しかし、そんな子どもや若者が学校で、職場で、歯を食いしばって頑張っても、長続きはしない。

親子の信頼関係や愛情としての情緒的な交流が自然とあり、愛情豊かな還れる家があって、不登校・ひきこもりの子どもや若者は、学校に職場に行ける。また、外で嫌なことやストレスを抱えても、傷ついても、家に帰り、癒される親を含め家族がいれば、明日また学校に職場にいける。

しかし、長年、自分なりに努力しても、10年、20年、30年とひきこもりが長期化してくると親も若者といえなくなった当事者も、孤立が深まっていくそんな、家族や当事者のためにできることから始めるとしたら家族再生である。


当事者の人として生きる意味の獲得、新たな情報の交換、参加者の相互信頼感の獲得、生きる新たな価値観を生み出す努力、そして、当事者らしい生き方を通しての自立への支援等の根本問題を一緒に考えて行く時である。

そこに、家族の会と当事者の会の本当の意味がある。