2月に2つの講演会を行いました.
小金井市子ども家庭支援センターゆりかご ボランティア研修&交流会 (2025/2/18)
「動きが育つ環境の秘密:乳幼児の発達を支えるヒトとモノ 」
今年度の9月より,小金井市の子ども家庭支援センターで行われている乳幼児(10ヶ月~1歳2か月)の運動遊びの指導を目的としたカルガモ教室にて,講師として参加しています.この講師活動に続き,ボランティア研修での話題提供を引き受けました.
乳幼児を対象とした研究活動はまだ実施しておりませんが,今後研究テーマの一つとして実施したいと考えている分野でもあります.
講演を通して聴講いただいた方々からも新鮮なコメントなども受け取ることができ,とても充実した講演会でした.
第4回発達科学と小児リハビリテーション研究会 (2025/2/22)
「自閉スペクトラム症を有する子どもにおける知覚-運動協応の困難さ」
畿央大学の信迫先生からお声がけいただいた発達科学と小児リハビリテーション研究会にて講演を行いました.
研究会の前半では,福島県立医科大学 倉澤茂樹先生から「これからの神経発達症領域におけるリハビリテーションの展開を考える」というテーマで,特別支援教育と作業療法の関わりの変遷についてのご発表がありました.
理学療法士や言語聴覚士への期待や提言は,とても刺激的な内容で神経発達症に対する支援の広がりを感じる内容でした.
研究会後半は,自身と畿央大学大学院 橋添健也さんからのASDとDCDの運動制御に関しての話題提供を行いました.
自身はCortexに掲載された自身の博士研究の論文をメインテーマとして,以下の内容でお話をさせていただきました.
自閉スペクトラム症児の運動障害が着目されている理由
自閉スペクトラム症児に見られる知覚運動協応の困難さ
内部モデルを用いたASDの運動障害の考察
信迫悟志先生,福島県立医科大学 倉澤茂樹先生,畿央大学大学院 橋添健也さん,そして聴講いただいた方々と実りのあるディスカッションを行うことができ,ASDとDCDの運動制御の共通点と相違点について改めて概観することができる機会になりました.
こういった講演機会がいただけるよう,地道に研究活動を続けていきたいと思います.
2つの講演の機会をいただきまして,本当にありがとうございました.