先進機器を活用した

ニューロリハビリテーション治療戦略

近年、中枢神経障害に対するリハビリテーション手法として、多くのロボティクスや物理療法機器が開発され、実臨床に浸透されてきているかと思います。

それらの機器個別に有効性を示すエビデンスが示されており、機器を使用したリハビリテーションが「Evidence Based Medicine」や「ニューロリハビリテーション」と称されることも少なくありません。

しかし、ニューロリハビリテーションとは、神経科学の知見を基盤として行われるリハビリテーションの総称であり、その実践のためには機器利用により示された有効性だけでなく、機器が生体に与える反応はどのように引き起こされるのか、どのような神経作用機序を持って改善に至るのか、などの礎となる知識を押さえておく必要があります。

本セミナーを通して、取り扱う機器の有無に限らず、皆様がニューロリハビリテーションを実践する上での一助になるよう尽力いたします。

対象となる先進医療機器

オンラインセミナーにて、これらの機器のエビデンスについて解説を行い、現地にて実機の体験・ディスカッションが可能です。

オンラインセミナーでは、各機器・治療法が持つ作用機序の要素を理解することで、神経原理を理解した上でのリハビリテーション(ニューロリハビリテーション)の実践に役立てることを目指します。


*体験の可否は当日の状況や機器により異なります。

開催方法      オンラインセミナー3回(アーカイブ配信あり)

        +対面でのハンズオン、ディスカッション

定員                 ハンズオン・ディスカッションは上限20名程度

参加費用       7500円


開催日・内容


  [1回目] 2025/3/11(火)19:00〜、60-90分


  ニューロリハに関わる神経可塑性原理について

  &痙縮へのアプローチ(神経筋電気刺激・体外衝撃波)


  [2回目] 2025/3/25(火)19:00〜、60-90分


  上肢麻痺に対するアプローチ(BMI, IVES, NIBS)


  [3回目] 2025/4/15(火)19:00〜、60-90分


  歩行に対するアプローチ(BWSTT, ロボット, NIBS)


オンラインセミナーのトピックスはこちら


  [希望者] ハンズオン&ディスカッション

  4/19(土)13:00-14:00

  4/30(水)18:30-19:30

  5/13(火)18:30-19:30


  いずれか1日を選択。定員あり。応相談。

講師

川上 途行, MD

慶應義塾大学医学部  准教授

博士(医学)

経歴・業績の詳細

奥山 航平, PT

博士(医学)

経歴・業績の詳細

守屋 耕平, PT

認定理学療法士(脳卒中)

認知神経リハビリテーション士

道願 正歩, OT

修士(作業療法学)

公認心理師