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ここは香川渓一郎(KAGAWA Keiichiro)のWEBページです。
You can find English page at https://k16kgw.github.io/
所属
北海道大学 電子科学研究所 附属社会創造数学研究センター 人間数理研究分野 特任助教
researchmap, ORCID, google scholar
連絡先
E-mail: kkagawa_あっと_es.hokudai.ac.jp ( _あっと_→@ )
研究内容
非線形偏微分方程式の解の適切性を研究しています。現在は合金における相分離現象であるスピノーダル分解を記述する数理モデルであるCahn–Hilliard方程式について、初期値問題・時間周期問題の適切性を Dirichlet 境界条件や動的境界条件の下で研究しています。自然現象をモデル化して導出された方程式がモデルとして数学的に適切かどうかを判断する上で、問題の適切性は最低限必要な条件です。さらに数値シミュレーション結果の妥当性を理論的に保証する基礎ともなります。
近年は境界での未知関数の時間発展を考慮した動的境界条件を課した問題について、数理解析・数値シミュレーションの研究を行っています。
キーワード
非線型偏微分方程式・非線型発展方程式・函数解析
解の適切性・初期値問題・時間周期問題・境界値問題・動的境界条件 (dynamic boundary condition)
劣微分作用素・極大単調作用素・リプシッツ連続・アスコリの定理
Cahn–Hilliard方程式・相分離現象
非線形レイリー方程式
データ分析
数値シミュレーション
資格
JDLA Deep Learning for GENERAL(短縮名称:G検定) 2020 #2 合格者(G検定について、2020年度第2回講評)
スキル(経験期間,内容)
LaTeX(2014年〜現在)
レポートや講義資料の執筆
論文執筆
講演スライドの作成
Python(2019年〜現在)
NumPyやSciPyなどのモジュールを用いた数値シミュレーション
pandasなどのモジュールを用いたデータ分析
PC内のファイルを管理する簡単なプログラム
主な成果:香川渓一郎他, "卓球の試合全体に対する3次元座標推定", 統計数理研究所共同研究リポート (2022)
Julia(2021年〜現在)
微分方程式の数値シミュレーション
主な成果:香川渓一郎, "Mathematical and Numerical Analysis of the Cahn–Hilliard Equation", 早稲田大学大学院博士論文 (2023).
C++(2023年〜現在)
微分方程式やエージェントモデルを組み合わせた数理モデルの数値シミュレーション
補助的なスキル
C言語(2015年、2023年)
数理科学演習(北海道大学・2023年後期)を担当
シェルスクリプト(2023年〜)
Linuxマシンでのプログラム実行の自動化
簡単なWebアプリ開発
wordle-analysis(サービス終了):Wordleの途中結果を入力すると、答えの候補となる単語一覧を出力する。
Octave(2018年、Coursera の Machine Learning の講義で使用した程度)
Matlab(2016年、講義で学んだ程度)
3つの天体の運動の簡単なシミュレーション
Illustrator・InDesign(2014年〜2016年、趣味で時々触る程度)
ものづくり工房でのポスター制作(MYSELF>PRIVATE>私的活動を参照)
理工展連絡会での卒業アルバム制作
Photoshop・lightroom(2014年〜2016年、2023年)
趣味で撮る写真を編集