川和台の災害対応と避難場所
川和台の災害対応と避難場所
1)非常時の持ち出し品について
大地震の時の「広域避難所」にはある程度の非常食等の貯蔵は有りますが、それ以外の場所が避難場所に指定された場合、原則として災害用備品の用意は有りません。
2)風水害と、事前の備え
近年の地球温暖化を遠因にして、台風などによる大雨・暴風の被害が大きくなっています。
また、その頻度も確実に増加しており、想定外の自然災害はどこにでも可能性が有ります。
ここ川和台も決して例外とはなりえません。また、行政の救助対応も限度が有ります。
皆さん一人一人がご自身の状況に応じた事前準備をしておき、いざと言う時には自分の判断で避難し、
身を守っていく必要が有ります。
一人一人の避難行動計画のためのチェックシートはこちら➤「マイ・タイムライン」
川和台は、一部が「土砂災害警戒区域」
神奈川県では2020年10月に、都筑区における「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定
に向けた調査を行った結果、対象区域は有りませんでしたが、一部について「土砂災害警戒区域」
が継続されています。
【ハザードマップで確認】
気象情報と行政からの避難情報について
避難情報その他の様々な防災情報は、市のホームページで確認できます。
➤ 横浜市防災情報ポータル
避難場所は、必ずしも後記の大地震の避難場所ではありません。
3)大地震発生時の対応と避難場所
横浜市では、大地震の発生とそれに伴う火災にかかわる市民の避難場所を指定し、そのための
体制・設備等の対応を行っています。川和台の皆さんの避難場所等の概要は次の通りです。
まずは身近な避難場所で
*自宅での安全確保
*身近な避難場所の確保
避難とは「難」を「避」けることであり、安全を確保することです。避難場所にいくことだけが
避難行動ではありません。災害時には自宅で安全を確保できる場合は、垂直避難なども含め、
まずは在宅避難に努めてください。
また、行政が開設する避難場所だけでなく、安全な親戚や友人宅等も避難場所としておくなど、
事前に避難行動や避難場所を検討しましょう。
大地震とそれに伴う火災の場合の避難場所
a)「いっとき避難場所」
自宅が安全でない場合の、まず最初の避難場所は「もみじ公園」、「うめのき公園」の2か所です。
*町内の上記2つの公園が各戸の「いっとき避難場所」です。
*地域防災拠点や広域避難場所へ避難する前に様子を見たり、避難するために集まる場所です。
*近隣同士情報交換して共助の精神で助け合う集合場所です。
*非常時には「川和台自治会防災組織(別記)」に基づいて、各公園の担当の自治会役員が
公園責任者として皆様の情報収集を担当致します。
b)「地域防災拠点」
「いっとき避難場所」の次の避難場所です。
「川和中学校体育館」に避難所が開設されます
*横浜市に震度5強以上の地震が発生したら、速やかに開設される決まりです。
川和地区では3か所指定が有りますが、川和台は川和中学校となります。
川和台のほか加賀原1丁目、加賀原2丁目の避難者が利用します。
*「川和中学校地域防災拠点運営委員会」のメンバーが拠点の開設を担当します。
メンバーは以下の構成です。
・近隣自治会の運営委員会メンバー
・行政(都筑区)のメンバー
・学校の先生方
・地区の各学校の校外担当者 など
*地域防災拠点は、情報の受伝達、防災資機材・食糧の備蓄などの機能を備えています。
常備品例は以下のとおりです。
・非常備蓄品(備蓄食材、水、など)
・非常備品(毛布、担架、発電機、大釜、テント、など)
*避難中は避難者が協力して避難所を運営する仕組みです。
c)「広域避難場所」
大火災の時の避難場所です。
川和台地区は ”川和高校” が指定されています
*広域避難場所とは、大火災が発生し延焼拡大して、その熱・火・煙から身を守る必要があるときに
避難する指定場所です。(避難用具等は有りません。)
*都筑区では7か所を指定しており、川和台に一番近い場所は「川和高校」です。事前にこれらの場所を
確認しておきましょう。
避難場所/地図
d)「福祉避難所について」
甚大災害時の要援護者のための避難所です。
川和台の近くには「加賀原地域ケアプラザ」等があります
*「福祉避難所」は災害対策基本法施行令により、避難場所の一つとして指定されています。
*甚大な災害が発生して防災拠点に避難をしたのち、「高齢・障がい・妊産婦・乳幼児」など避難生活に
支障が有る場合には、保健師や看護師の判断を受けて「福祉避難所」に避難できます。
*都筑区の協定する、川和台の近隣の主な福祉避難所
・加賀原地区ケアプラザ(加賀原1‐22-32)
・特別養護老人ホーム ハートフルガーデン川和 (川和町660)
・介護老人施設 若葉が丘 (川和町2674-1)
<ケアプラだより 第104号より>
4)川和台自治会 消火器設置場所一覧
ご自宅や屋外に拘わらずどなたでも、火災発生の時や火災の危険を感じた時は、直ちにご利用いただける
消火器です。ご家庭の周りにはどこに有るかをご確認ください。
(お気付きの事がございましたら、何時でも班長さん又は自治会、家庭防災員までご一報をお願いいたします。)
(2025年7月現在)家庭防災員