2021年度
「5,230」
3月22日現在の河合小だより(デジタル版)の閲覧総数です。1年を通してのべ5,000回以上閲覧いただいたこと、感謝いたします。本校の教育内容をはじめ、子どもたちのがんばっている様子、学校行事の様子、家庭学習のヒントなど様々な情報をできるだけリアルタイムに近い形でお伝えしてまいりました。コロナ禍で、なかなか保護者や地域の皆様が学校に足を運んでいただけない状況でしたが、少しはお分かりいただけたのではないでしょうか。
「不易と流行」
「我々は、これからの社会の変化は、これまで我々が経験したことのない速さで、かつ大きなものとなるとの認識に立って、豊かな人間性など『時代を超えて変わらない価値のあるもの』(不易)を大切にしつつ、『時代の変化とともに変えていく必要があるもの』(流行)に的確かつ迅速に対応していくという理念の下に教育を進めていくことが重要であると考える。」
これは平成8年の中教審答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申)」の中の一文です。今、教育は大きな岐路に立たされています。「不易(時代を超えても変わらない価値があるもの)」は例えば、「生きる力」や「未来を切り開く資質や能力、豊かな人間性、健康や体力」が当てはまります。一方、「流行(時代の変化とともに変えて行く必要があるもの)」は例えば、「学ぶ内容」や「そのための教材や学習法、指導法」などが入るでしょう。
「子どもたちが幸せで、よりよい生活を送るための生きる力をつける」という教育の大目標は不易といえます。しかし、我々が「今まではこれでうまくいっていた。今までどおりが楽だ。今までのやり方で大丈夫だ。」などと挑戦しない、前例を変えようとしない、あるいはできない風土、今までやってきたことを同じようにやることで満足する姿勢は、実は20年、30年後の社会に生きる子どもたちに真の生きる力を身につけさせることができないのではないかと考えています。「前例主義の打破」、まさしくその切り口が今学校に求められているのです。
小野市の教育の基本理念を読み返すと「超スマート社会(Society5.0)を 豊かに生きる力を育む、自立して未来をひらく人づくり ―川島隆太脳科学理論に基づく夢と希望の教育―」とあります。
まさしく、「不易と流行」の重要性を土台にしたものといえるのではないでしょうか。「脳科学理論」という不易の部分と「Society5.0」という流行の部分、さらには今よく聞くことばとして「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「コロナ」「PBL(問題解決型学習)」などなど、不易と流行のバランスの取れた切り口で教育を志向していくことが私たちに求められているのかもしれません。
「アップデート」
私は最近「アップデート(update)」という言葉をよく口にします。アップデートとは更新を意味し、「今が最新、日々成長」ということです。子どもたちは学校で毎日新しいことを学びます。時には苦しいことにもぶち当たるでしょう。しかしながら、その中から、力(生きる力や学力)が身についていることに喜びを感じたり、方や困難を解決したりしながら、自身をアップデート、すなわち成長していっています。この1年で子どもたちはアップデートを繰り返してきました。来年もさらにアップデートを重ねます。私たち大人たちは時には温かく、時には厳しく見守っていければなあと思っています。
「感謝」
1年間、ありがとうございました。来年度も河合小はご家庭としっかりタッグを組んで取り組んでいく所存ですので、よろしくお願いします。
では、「令和3年度河合小丸」は春休みという<港>にメンテのためいったん帰港します。ご家庭でも次年度に向けて、物心両面での準備をよろしくお願いします。なお、春休み中に何かご相談や困ったこと等がありましたら、遠慮なく学校までお問い合わせください。
☆追伸
各学年ともこの1年のまとめの活動と次年度への引継ぎ活動を丁寧に実施しています。今までのがんばりへの成就感とともに次年度への期待感がみんなの胸にいっぱいになっています。なお、7年前の河合小の出発式の映像(Youtube)を見つけましたので、リンクを貼っておきます。7年前と同じく今年も3月23日。明日、出発式です。5年生による演奏会を予定しています。
お弁当づくり(1年生)
中学校説明会(5年生)
登校旗引継(町班長)
【神戸新聞NEXT】小中一貫教育へ 河合小5年生出発式 小野市(2015/3/23)
本校では文科省通知(2022.2.4.Fri.)「オミクロン株に対応した学校における新型コロナウイルス感染症対策の徹底について」に基づいて、感染症対策(具体的にはマスク・手洗い・消毒・換気の徹底、リモートでの集会等の開催など)を徹底し、学びを止めないための工夫をとおして教育活動の継続に取り組んでいるところです。しかし、残念ながら本県の「まん延防止重点措置」が21日(月)まで延長となりました。
繰り返しになりますが、小野市の学校のコロナ対応への基本方針は、「学校におきましては、感染症予防対策を講じ、子供たちや教職員の新型コロナウイルス感染症の感染リスクをできる限り低減することに努めているところですが、教育活動を実施するにあたっては、感染リスクはゼロにはならないことを前提として、今後も持続的な対策が必要になります。したがいまして、『誰もが新型コロナウイルス感染症の当事者になり得る』という意識の下で、感染者や濃厚接触者等に対する差別や偏見が生じないように、十分な配慮をお願いいたします。」(令和2年8月7日付「学校園関係者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合の対応について」より)としています。
そこで、第6波の感染状況に際し、4日(金)の朝会で、「STOP!コロナいじめ」と題して子どもたちにコロナに係る差別や中傷へ注意喚起のお話しをしました。「どんな話だったの?」など、お子様に一度お話し願えれば幸いです。なお、お話しの中で、参考にしたサイトを2つ紹介しておきます。
(1)「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」(日本赤十字HPより)
(2)「シトラスリボンプロジェクト」 from ehime
コロナに負けるな!①
コロナに負けるな!②
ありがとう集会①
ありがとう集会②
睡眠は学力のみならず、心身の成長にとても重要です。現代社会はどちらかというと「夜型」の生活の傾向にあるようですが、「日本人全体が寝不足」とまでいわれているようです。いずれにせよ、睡眠をとることは人が健康かつ元気に生活していく上でとても重要で、特に子どもの発達段階においては最重要です。睡眠について言えることとして…
(1)睡眠は脳や体の疲れをとる
(2)睡眠は体の修復や回復のために重要である
(3)睡眠の3大原則は、「量・質・生活習慣」である
(4)睡眠不足は「学力や心の安定」に悪影響を与え、「体の免疫低下」を招く
(5)コロナから自分や家族を守る第一歩は「いい睡眠」
「睡眠の重要性」については小野市教育行政顧問の川島隆太先生監修のYoutubeチャンネル『川島隆太先生の夢と希望をかなえる脳科学 Short Seminar』に詳しく説明されています。一度視聴いただければ幸いです。全部で4本あります。
【PS】小野警察署(おのけいさつ)からも広報紙が依頼されましたので、アップしておきます。
睡眠の大切さを知り、夢と希望をかなえよう! 〈File9〉
早く寝る習慣で、夢と希望をかなえよう!〈File13〉
睡眠リズムを整えて、夢と希望をかなえよう! 〈File 17〉
適度な睡眠時間を大切に、夢と希望をかなえよう! 〈File41〉
「おのけいさつ」から周知してほしいとの依頼がありましたので、アップします。子どもたちが交通ルール、マナーをしっかり守って、生活できるよう声かけ願います。
4がつらかわいしょうににゅうがくするおともだちに「おのけいさつ」からのおしらせをおつたえします。おうちのまわりのみち、とうげこう。じつはきけんがいっぱいです。しっかりルールをまもってね。
令和3年度もあと2か月
早いもので令和3年度も残り2か月になりました。ここ2年、新型コロナウィルスに振り回されました。今年は1人1台のChromebookの導入があり、本校では朝の健康観察・日々の学習場面での活用が当たり前になってきました。特に3学期に入ってから、オミクロン株の急激な拡大の影響からオンラインでの取り組み(生活場面、学習場面、家庭との連絡、始業式、集会、児童会活動、そろばん大会など)も日常の姿になりました。でも、対面・オンラインに関わらず子どもたちはしっかりつながっています。いずれにせよ、子どもたちはしっかり成長しています。
いよいよ、河合小は4月から新一年生を迎え(本日入学説明会です)、5年生は中学校舎で学ぶことになります。1~4年生は次の学年に進みます。子どもたち一人一人に新しいステージが待っているのです。頑張ってほしいと願っています。
『先生からの贈り物』~書籍紹介コーナー~ その3
今回で最後です。今まで紹介した書籍をお読みになりましたか。まだの方は、一度図書室に出向いて手に取ってみてはいかかでしょうか。
青い海と少年
(池田 大作著、 ブライアン・ワイルドスミス イラスト)
ろばのウインドミル
(マイケル・ボンド著、 トニー・カッタネオ イラスト、しろた のぼる翻訳)
100かいだてのいえ
(いわい としみ著)
むしのおんがくがっこう
(青山邦彦作・絵)
なまえのないねこ
(竹下 文子著)
冬の宇宙への旅
(あらい しのぶ著、 ほっしー えいじ 監修、しらいし えり イラスト)
3年生算盤大会
1月28日(金)3年生はリモートで小野市小学校3年生全員が集まり、珠算大会と交流会をしました。
児童会選挙
1月27日(木)河合小では次年度の児童会役員を決める演説会と選挙をリモートで行いました。
第22回「校長室から」で懸念していた新型コロナウィルスの感染の爆発的な拡大が現実のものになってしまいました。今週にも兵庫県下に「まん延防止等重点措置」が発出されそうです。今一度、基本的な感染症対策を再確認の上、徹底を心がけたいものです。
【基本的感染症対策】
(1)3密回避(ソーシャルディスタンス)
(2)手指消毒・手洗い・マスク
(3)定期的な換気・共有物の消毒徹底
(4)黙食
(5)規則正しい生活で丈夫な体づくり
『先生からの贈り物』~書籍紹介コーナー~ その2
前回に続いて、子どもたちに読んでほしい書籍の紹介コーナーです。2月1日の参観日に保護者の皆様にも紹介文を見ていただきたかったのですが、コロナのため参観日が開催できませんので、校内掲示物を見ていただけないのが残念です。
ぼくのニセモノをつくるには
(ヨシタケ シンスケ著)
あらしのよるに
(木村裕一著)
しあわせのバケツ
(キャロル・マックラウド著)
ざんねんないきもの事典
(今泉 忠明著)
理科の散歩道
(栗岡誠司著)
ツキを呼ぶ魔法の言葉~魔法使いのプレゼント~
(五日市剛原話・ほしのひかり文)
南の島フィジーの脱力幸福論
(永崎裕麻著・やまぐちかおり画)
ぼく モグラ キツネ 馬
(チャーリー・マッケジー著)
あけましておめでとうございます
令和4年がスタートしました。2022年という新しい年が、お子様にとって、また保護者の皆様にとって 幸せと笑顔 がたくさんの年になりますよう、お祈り申し上げます。
さて、年が明けてから、新型コロナウィルスの拡大(第6波?)が急激に広がっていること、またオミクロン株は感染力が強いがために、ブレイクスルー感染や子どもたちへの感染拡大などが懸念されているようです。いずれにせよ、私たちはマスク、手洗い、手指消毒など基本的感染症対策の徹底をしていきたいものです。
『先生からの贈り物』~書籍紹介コーナー~ その1
昨年末から、校舎内の廊下に『先生からの贈り物』~書籍紹介コーナー~を設置しました。学校図書館や小野の図書館などにありますので、親子で探して読んでみてはいかがでしょうか。どんなおはなしか、どの先生が紹介したか、など参観日などで来られた際に廊下展示物を見ていただければ幸いです。
『すてきな三にんぐみ』
(トミー・アンゲラー著)
『ちいさな ちいさな めにみえない びせいぶつのせかい』
(二コラ・デイビス著)
『ちか100かいだてのいえ』
(いわい としお著)
『すごすぎる天気の図鑑』
(荒木健太郎著)